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こんにちは、たんぽぽ母ちゃんです。
北海道の道央地区で、趣味の家庭菜園をしています。
家庭菜園を始めたいけれど、「自分の家の庭は日当たりが悪い」 と諦めてしまっていませんか?
また、日当たりが悪いスペースでは植物が育たないからと、 庭のスペースを無駄にしてしまっていないでしょうか?
実は、家庭菜園で育つ植物の中には、 日陰でも元気に育つ植物もあるんです。
今回は、家庭菜園初心者にもおすすめの、 日当たりが悪い庭でも育つ野菜をいくつかご紹介します。
家庭菜園初心者にもおすすめ!【日当たりが悪い庭でも育つ野菜】
我が家は自宅の小さな裏庭で家庭菜園を楽しんでいますが、 我が家の庭も、周りを住宅に囲まれているため、 日当たりがあまり良くありません。
しかし狭いスペースをどうにか活用できないかと、 日当たりが悪くても野菜が育つかを実験したり、 日陰を好む野菜を調べてきました。
その中でも、 北海道では比較的簡単に育つ野菜や山菜類をいくつかご紹介します 。
◯日陰におすすめの野菜
日陰でも元気に育つ野菜には、以下のものがあります。
- ニラ
- 三つ葉
- シソ
- フキ
- 畑ワサビ
- 行者にんにく
・ニラ
![](https://tanpopokaachan.com/wp-content/uploads/2020/12/98571DC0-90AD-4939-A2CA-C053BCB7912D.jpg)
ニラは日陰でも比較的元気に育ちます。ニラは一度種を撒けば、 冬を越して毎年芽を出すため、 何年も収穫を楽しむことができます。
また、毎年こぼれ種からも増えるため、 一度植えれば放っておいても元気に育ちます。
9月頃に咲くニラの花も可愛らしく、 観賞用としても楽しむことができるでしょう。
ニラの種は、北海道なら5月か9月に撒くといいでしょう。
>>>北海道でのニラの育て方
・三つ葉
![三つ葉](https://tanpopokaachan.com/wp-content/uploads/2020/11/7ABE07CA-8936-4AD1-AB9B-B8CDE8BAF02D.jpeg)
三つ葉は日陰で育てたほうが柔らかく育ちます。
三つ葉も一度種を撒けば、 冬を越して毎年芽を出すため、 何年も収穫を楽しむことができます。
三つ葉は種を付けさせると、こぼれ種でものすごく増えます。
栽培の手間はかからないので、放置栽培におすすめです。
>>>北海道での三つ葉の育て方
・紫蘇
![紫蘇](https://tanpopokaachan.com/wp-content/uploads/2020/12/D8FC6369-2CAA-4378-A1DB-B4308AF9C5B5.jpg)
紫蘇も、日陰でも問題なく育ちます。 紫蘇は日当たりが良すぎると葉が固くなってしまうので、 むしろ日陰のほうが柔らかく育ちます。
紫蘇もこぼれ種でよく増えるため、 一度種を撒いて紫蘇エリアを作れば、 毎年紫蘇を楽しむことができるでしょう。
ただし、赤紫蘇と青紫蘇を一緒に撒くと交配してしまうため、 違う種類の紫蘇は離して撒いたほうがいいでしょう。
紫蘇は種からの栽培も簡単で、北海道なら5月頃に撒けば、 ばら撒きでも問題なく育つでしょう。
・フキ
![フキ](https://tanpopokaachan.com/wp-content/uploads/2020/12/93D4EF5E-F6F8-409F-8AF6-59FF5DE066E9.jpg)
ふきは山菜ですが、日陰を好みます。 庭の陰のスペースが余っているなら、 フキを植えておくのもおすすめです。
フキは地下茎で繁殖するため、 根を埋めれば簡単に増やすことができます。
フキの根はホームセンターなどにも売られていますが、 山のフキの根を掘り上げて埋めても簡単に増やせます。
・畑ワサビ
![畑ワサビ](https://tanpopokaachan.com/wp-content/uploads/2020/12/C4526953-1051-462F-B4BC-540716F47FE5.jpg)
ワサビを畑で育てたものを畑ワサビと呼びますが、 畑ワサビも日陰を好む植物です。
一般的なワサビはすりおろした根を食用にしますが、 畑ワサビは茎や葉を食します。
北海道では5月頃に山菜として醤油漬けなどで食べるのが一般的で 、ピリッとした辛味が大人の味でくせになります。
畑ワサビは湿潤環境を好み、直射日光を避けて栽培するため、 日が全く当たらない、湿った場所が最適です。
畑ワサビの苗は、 5月頃にホームセンターに出回ることがあります。
・行者にんにく
![行者にんにく](https://tanpopokaachan.com/wp-content/uploads/2020/12/6531CEBF-C1F6-4CBA-873E-5FBEE4309C79.jpg)
行者にんにくは、北海道ではおなじみの山菜ですが、 行者にんにくも日陰を好みます。
栽培には何年も時間を要しますが、 日陰で余ったスペースがあるのなら、 行者にんにくを植えておくことをおすすめします。
行者にんにくの苗は、 5月頃にホームセンターに出回ることがあります。
◯一般的な野菜を日陰で育てたい場合
一般的に日向を好む野菜でも、2〜 3時間ほどの日照時間があれば育つ可能性があります。
我が家でも、日照時間3時間ほどの場所で、 一般的に日照時間が必要といわれる、とうもろこしや玉ねぎ、 さつまいもを育ててみました。
結果は、収量が減ったり大きさが小さくなりはしましたが、 しっかり収穫することができました。
以下に検証記事を貼っておきますので、 日陰で日照時間の必要な作物を育てたいとお考えの方は参考にして みてください。
まとめ
日当たりが悪い庭でも、意外と野菜は育ちます。
日照時間を3時間ほど確保できるのであれば、 試しに育ててみましょう。
土を作るのが大変であれば、 まずはプランター栽培から初めてみるのも簡単でおすすめですよ。
日当たりが悪いからと諦めずに、 庭の環境に合った野菜を探して栽培実験してみるのも楽しいですよ 。
土いじりは心を癒します。
日常のストレス解消に、 ぜひ家庭菜園を初めてみてはいかがでしょうか。
その他、北海道で家庭菜園を始められる方は、我が家の防備録も参考にしてみてください。
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