畑わさび

北海道での畑ワサビ(葉わさび)の育て方

src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js">
 
こんにちは。たんぽぽ母ちゃんです。
 
北海道の道央地区で、趣味の家庭菜園をしています。
 
今回は北海道での畑ワサビの育て方をご紹介します。

北海道での畑ワサビの育て方

栽培スケジュール
  • 5月上旬 土起こし、堆肥、石灰散布、元肥
  • 5月中旬 植え付け
  • 6月上旬〜収穫
ワサビというと、根を擦って食べるイメージがありまますが、根を太く育てるには沢で育てなければなりません。
沢わさび
畑ワサビは沢ではなく土で育てたもので、根は育たず葉や茎を収穫して食べるものになります。
葉わさび
根を食べるワサビも畑ワサビも同じものです。畑ワサビの葉茎はピリッとした辛さがあり醤油付けなどにするとお酒のおつまみにも最高です。
 

①植え付け時期

畑ワサビは、北海道の場合は5月上旬頃から植え付けを行えます。
 
苗があれば、9月頃に植え付けても問題なく育ちます。
 

②植える前の準備

◯土の準備

4月下旬頃、土を20センチほどの深さまで耕し、堆肥を入れます。植え付けの1週間前に、有機石灰、肥料を入れます。
 
1平方メートルあたりの目安
  • 堆肥は20ℓ
  • 有機石灰を3掴み(150g)
  • 元肥として鶏糞などの有機肥料を2つかみ(100g)
ワサビは湿潤な環境を好みますが、粘土質などの水捌けの極端に悪い土では良く育たないため、水持ちと水捌けの良い土作りをします。
 
土質が悪い場合は、市販の培養土赤玉土に川砂を混ぜたものを使うと良いでしょう。
 
元肥には窒素分の多すぎない有機肥料を少量混ぜ込んでおきます。
 

◯ワサビの栽培に適した環境

ワサビは野草として全国に野生化しています。
わさび
ワサビは山林の湿潤な日陰と18度程度の冷涼な気候を好み、強い直射日光が苦手です。
 
そのため畑ワサビもなるべく日陰に植え付けるか、日差しの強い夏場は遮光シートなどで保護してやります。
 
また乾燥に弱いので、株元には敷きわらをたっぷり敷いて、土の乾燥を防ぐようにします。
 

◯苗の準備

ワサビは春と秋に植え付けできますが、北海道の場合、ワサビの苗は春先に売り出されることが多いようです。
 
一つの苗から数本の子株が出来ている場合は株分けして植え付けてやると良いでしょう。
 
北海道では5月上旬頃、気温が10度〜18度ほどになったら植え付けを行います。
 

③植え方

ワサビは葉が茂ってくるとフキのように大きくなります。株間は30センチほど取りましょう。
 
また植え付けたら数年は同じ場所での栽培になるため、畑の日当たりの悪い隅などを利用して植え付けると良いでしょう。
 
  1. 植え穴を掘り、たっぷりと水を染み込ませます。
  2. ポットから外し、根鉢を崩さず植え付けます。
  3. 土を寄せ、軽く押さえます。
  4. 敷きわらを敷き、株元を保護します。
  5. もう一度しっかり水をやります。
  • 土の湿度を保つため、敷きわらをする。
  • 日差しが強い場所では日除けをつけてやる。

④収穫までのお世話

◯水やり

ワサビは乾燥が苦手なため、土の表面が乾いていればたっぷり水をやります。
 

◯追肥

畑ワサビは、春と秋の二回だけ追肥を行います。
 
北海道では新芽が育ってきた5月上旬頃と、夏の暑さが過ぎた9月頃に追肥を行います。
 
一平方メートルに一握りほどの肥料をばら撒き、土にしっかり混ぜ込みます。
 
肥料は鶏糞やぼかし肥などの有機肥料を使用しましょう。
 

⑤収穫時期

畑ワサビの場合はいつでも葉茎を収穫出来ますが、5月から6月頃の新葉が育ってきた頃が一番柔らかく美味しいです
 
1年目の苗ではまだ葉も少ないため、2年目以降、出来れば3年目になってから収穫すると良いです。
 
ワサビは春先に花芽を付けますが、葉茎を収穫するためには摘み取ってしまったほうが良いようです。
わさびの花わさびの花
花芽もお浸しなどで美味しく食べられます。
 
葉茎を収穫する際は、外側の葉茎を根本から切り取って収穫します。
 
一度に採りすぎてしまうと光合成が出来なくなってしまうので、3分の1以上は葉を残すようにしましょう。
葉わさび
根も太くなれば活用できますが、畑に残しておけばまた葉茎が復活するので、抜かずに残しておいたほうが良いでしょう。
 

◯葉わさびの調理法

葉わさびの辛味を一層引き出し、それを逃さない為の切り方、茹でかた、保存方法を紹介します。
 

《切り方》

①2〜3センチに、食べやすい長さに切ります。
 

《下処理》

葉わさびは揉んだり叩いたり、刺激を与えれば与えるほど、辛味が増します。
 
②茹で上げた葉わさびを、塩揉みします。
 
塩の分量は、500gの葉わさびに対し、小さじ2分の1程度で大丈夫です。
 
先に茎を塩揉みし、後から葉を加えると、葉がボロボロになりにくいです。
 
揉み方は、手のひらで押し付けるように揉みます。緑の汁が出るくらいまでしっかり揉むと、辛味もよく出ます。
 

《茹で方》

③80度(鍋肌に小さい泡が出始めたくらい)のお湯で10秒ほどさっと茹でるか、熱湯を回しかけ、水にさらして冷やします。
 
※温度が高すぎたり、茹で時間が長すぎると辛味が飛んでしまうので注意します。
 

《辛味を引き出す工程》

④密閉されたガラス瓶などに入れて、3時間ほど待つと、だんだんと辛味が出てきます。
 

《味付け》

辛味を出している間に、漬けダレを作っておきます。
 
うちでは、シンプルに醤油と出汁(ほんだし)を合わせたものも好きですが、以下に農家さんから聞いたレシピも載せておきます。
 
(葉わさび1キロに対し)
  • 醤油   200cc
  • 日本酒  110cc
  • みりん  90cc
  • さとう  20g
④3時間後、調味液と合わせ、一晩置いたら完全です。
 
上記の工程は、より辛味を引き出すものです。
 
辛さが苦手な場合は、揉みを少なくしたり、茹で上げ後にすぐ調味液に漬け、そのまま食べても大丈夫です。
 
味もお好みで調整して下さいね。

まとめ

畑ワサビは、フキや行者にんにくのように春の山菜として楽しむことが出来ます
 
葉ワサビのピリッとした味は北海道の春を告げる大人の味です。
 
我が家では一年に一度のお楽しみです。
 
すっかり葉ワサビの味にハマってしまった我が家では、畑ワサビを更に増やしていこうと計画中です。
 
ピリッとしたワサビの風味が好きな大人の方は、ぜひ一度、新鮮な葉ワサビの味を味わってみて下さい。
 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です