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北海道での三つ葉の育て方

三つ葉
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こんにちは。たんぽぽ母ちゃんです。

北海道の道央地区で、趣味の家庭菜園をしています。
 
今回は北海道での三つ葉の育て方をご紹介します。

北海道での三つ葉の育て方

栽培スケジュール
  • 5月上旬 土起こし、堆肥、石灰散布、元肥
  • 5月中旬 種まき
  • 7月中旬〜収穫
(秋まき)
  • 9月上旬 種まき
  • 翌春〜  収穫

①種まき時期

三つ葉は、種から簡単に栽培できるため、北海道の場合も種を撒いて育てると良いでしょう。
 
種まきは5月中旬頃か、9月頃、気温が20℃前後になる頃に行います。
 
三つ葉の発芽温度は20℃前後で、生育適温も15℃〜22℃と、比較的涼しい気候を好むので、北海道では育てやすい野菜です。
 
三つ葉の葉は冬場は枯れてしまいますが、根は越冬し、春にまた芽吹きます。
 
我が家では、一度植えると毎年勝手に生えてきます。
 
また、種を付けさせるとこぼれ種でかなり増えます。
こぼれ種のみつば

②植える前の準備

◯土の準備

5月上旬頃、土を20センチほどの深さまで耕し、堆肥を入れます。植え付けの1週間前に、有機石灰、肥料を入れます。
 
1平方メートルあたりの目安
  • 堆肥は20ℓ
  • 有機石灰を3掴み(150g)
  • 元肥として化成肥料や鶏糞を2つかみ(100g)
三つ葉は湿潤な環境を好むので、有機質の多い、水持ちの良い土を作ると良く育ちます。
 
また三つ葉は半日陰でも育ちます。
 
他の野菜を植えられない庭のかげなどを上手に利用すると良いでしょう。
 
日当たりが悪い場所のほうが、葉茎が硬くなりすぎず、柔らかく育ちます。
 

◯種の準備

三つ葉の種はホームセンターや種苗店などで簡単に手に入ります。
 
三つ葉は特に品種名はないため、どんな種でもそこまで違いはないです。
 
ただし、三つ葉は種子の寿命が短いので、2年目以降の種はほとんど発芽しなくなります
 
種は必ず新しいものを使いましょう。
 

③種のまき方

三つ葉の種は好光性種子のため、覆土はしないか、ごく薄く被せます。
 
ちなみに、我が家では庭の隅に撒いた三つ葉が毎年花を咲かせ沢山の種を落としますが、土をかけずとも、こぼれ種からあちこちに発芽し、凄いことになっています。
 
また一株でかなり大きく茂るので、撒く種も少量で良いかもしれません。
 

④収穫までのお世話

◯水やり

発芽までは土が乾かないよう水をやります。
 
あとは降雨のみでも問題なく育ちます。
 
ただし、三つ葉は湿潤な環境のほうが良く育つので、元気がなく萎れるようなら、たっぷり水をやりましょう。
 

◯間引き

三つ葉の株間は、5〜7センチ程度になるよう、適時間引きします。
 
三つ葉は株間を狭くしたほうが、柔らかく育ちます。
 

◯追肥

三つ葉は比較的強いので、追肥はそこまで神経質になる必要はありませんが、間引き時と収穫時期に軽く追肥をしてやると良いでしょう。
 
追肥の際は一平方メートルあたりに一握りほどの肥料をばら撒き、土にしっかり混ぜ込みます。
 
葉先の下まで根が張ってくるので、葉先の下あたりに施肥して下さい。
 

⑤収穫時期

三つ葉は、春撒きであれば、種まきから2ヶ月ほどたてば収穫することができます。
 
収穫時には、株は抜き取らずにハサミで葉茎を切り取りましょう。
 
柔らかそうな葉茎をかき取って収穫すれば、何度でも再生し、長く収穫することができます。
 

◯三つ葉のプランター栽培

三つ葉は、プランターでも栽培可能です。
 
プランターの場合は水切れに注意し、夏場は強すぎる陽射しは避けて栽培しましょう。
 

◯三つ葉の調理法

三つ葉はお吸い物に添える他、様々な料理に活用することができます。
 
卵とじ
お浸し
和物
酢の物
天ぷら
私は新玉ねぎと一緒に生の三つ葉を合わせ、ポン酢とごま油で和えたものが好きです。
 
三つ葉は独特の風味があるので子どもは苦手ですが、調理次第では大人のおつまみとしてパクパク食べられますね。

まとめ

三つ葉は畑で育てると硬くなりやすいです。
 
遮光して育てるなど手をかけるともう少し柔らかく育つかと思いますが、放置栽培の我が家では、たまに柔らかい若芽を少しずつ拝借する程度です。
 
それでも、ちょっと使いたい時に庭に三つ葉があるというのは便利なものです。
 
三つ葉は一度庭に撒けば毎年放っておいても収穫を楽しめます。
 
我が家では、ニラと共に放置ゾーンで毎年増えていっています。
 
北海道では種から簡単に育つみつば、庭の影のスペースを活用して育ててみてはいかがでしょうか。
 

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