体験談

我が子と救急車に乗った体験談〜とっさの病気や怪我の対応は〜

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こんにちは。重度障害児を子どもにもつ、たんぽぽ母ちゃんです。
 
熱生痙攣など、子どもの急な病気や怪我で救急車を呼ぶような時には、どのような流れになるか分かりますか?
 
きっと多くの方が想像できないのではないでしょうか。
 
今回は、私が息子と一緒に救急車に乗ることになった体験談と、その経験から、子どもの急な病気や怪我にどう対応するべきかについて書いていきます。
 

◯救急車を呼ぶに至った経緯

うちの息子はもともと難治性のてんかんを持っていて、毎日てんかんがある状態でした。
 
当時は息子2歳半、下に生後半年の娘もいました。
 
その日は風邪のひき始めで、手足が冷たく、これから熱が上がってきそうな感じでした。
 
少し眠れそうだったので、息子だけ寝室に寝かせ、私は家族と隣の部屋で過ごしていました。
 
すると、寝室からうめき声のような、ごぼっごぼっと溺れるような音がしたのです。
 
急いで見に行くと、息子は上を向いたまま吐き戻し、そのまま痙攣をおこしていました。
 
幸いなことに自宅にタンを吸収する医療器具、サクションがあったので、すぐに息子を横向きにし、サクションで嘔吐物を吸いながら、痙攣の時間を計りました。
 
いつもと違う痙攣だったため、早めにダイアップという痙攣止めの座薬もさしました。
 
息子の動きは1秒おきにぴくっぴくっと小刻みに動くものでした。
 
目はどこか遠くを見ている感じで、焦点が合わず、呼びかけにも反応しません。
 
嘔吐物を誤嚥している可能性があったことと、5分以上いつもと違う痙攣が続いていることから、救急車を呼ぶことにしました。
 
私はサクションを続けていたので、近くにいた主人に救急車を呼ぶように頼みました。
 
主人はだいぶ気が動転していたようで、
 
救急車って何番だっけ??
 
と119も思い出せない様子でした。
 
意外と焦ると思い出せないものなので、電話帳に「救急車 119」と登録しておくと良いかもしれません…
 

◯救急車が到着するまでの流れ

119に電話をすると、まずは電話口で息子の容体を手短に説明。
 
すると、今救急車両が出払っていて、到着まで少し時間がかかるとのことでした。
 
代わりに救急の知識のあるものを別の車両で先に向かわせます
 
と言われ、そのまま電話を切らずに状況を伝え続けるよう言われました。
 
具体的には、
 
呼吸はしていますか?
痙攣は続いていますか?
 
などを定期的に聞かれ、それに答える感じです。
 
電話から5分ほど経った頃、消防車(!?)が到着しました。
 
到着すると、救急隊員の方3名ほど、土足のまま室内に入ってきました。(緊急事態なので土足のまま上がらせていただきますと断りあります
 
もう一度状況を説明しながら、息子を救急隊員の方々に託します。
 
そうこうするうちに、救急車も到着。
 
かかりつけの病院の名前を伝え、救急車で病院に向かうことになったのですが、息子の乗っている後部座席には乗れないとのことで、私は助手席に娘を抱っこしたまま乗り込みました。
 
旦那さんは乗れないので、救急車の後を車でついてきて下さい
 
と言われましたが、主人はその日、お酒を飲んでしまっていたので、後からタクシーで向かうことになりました。
 
消防車まで来てしまったので、近所の方々が何事かとぞろぞろ出てきてしまいました…(火事か何かかと思ったようです。)

◯車内での様子

車内では、救急隊員の方が、病院に連絡を取ったり、息子のサクションを続けながら、
 
頑張れ、もう少しだよ
 
と声をかけてくれていました。
 
私は前の席に座っていたため、息子の側に居られないことがもどかしかったです。
 
私からは、息子の頭頂部と、変わらず小刻みに痙攣を続ける様子しか見えず、病院に到着するまでの15分ほど、祈るように過ごしていました。
 
救急隊員の方から病院に向かう道を聞かれたので、病院に向かう最短ルートを伝え、道案内しながら向かいました。

◯病院到着後

病気発症から救急車に乗り、病院に到着し、当直の医師から痙攣止めの点滴をしてもらうまで、トータルで50分ほどかかっていました。
 
  • 痙攣開始から電話までが5分
  • 電話から救急車到着まで10分
  • 救急車に乗るまで5分
  • 病院まで15分
  • 到着後の処置に15分
といった感じです。
 
痙攣止めの点滴後、息子の痙攣はようやく止まりました。
 
息子は発熱による熱性痙攣で、痙攣重積(痙攣が止まらないこと)を起こしていたため、脳へのダメージを懸念され、その後ICUに3日ほど入院しました。
 
幸いなことにそこまでの後遺症もなく、しばらくすると回復し、退院できました。
 

◯私の経験からのアドバイス

救急車を呼ぶ時には、落ち着いて状況を説明しなければなりません。いつから、どのような状況がどれくらい続いているのかを手短かに伝えます。
 
また、救急隊員の方でも、行き慣れない病院の場合は道順に詳しくない場合があります。
 
行きつけの病院で最短ルートを知っていたら、伝えてあげると良いです。
 
持ち物は最低限でかまいません。
 
診察券などは後日で大丈夫です。
 
スマホとお財布があればなんとかなります。
 
ただ持病がある場合は、処方する薬の関係もあるので、母子手帳やお薬手帳を持っていったほうが良いでしょう。
 
また、息子の入院後は主人と一緒にタクシーで帰ることになったので、その支払い分の現金は必要でした。
 

子どもの急な病気や怪我への対処法

子どもは急に体調を崩したり、大きな怪我をすることがあります。
 
万が一の時のために、どんな時に救急車を呼べば良いか、日頃から考えておく必要があります。
 

◯救急車を呼ぶ基準

•怪我の場合

〈自分で病院へ〉
  • 意識がある
  • 車に自力で乗ることができる
〈救急車を呼ぶべき状況〉
  • 頭を打つなど、意識がない時
  • 出血が多く、自力で血が止まらない時
  • 広範囲のやけどを負った時
  • 誤飲により呼吸が苦しい時

•病気の場合

〈自分で病院へ〉
  • 意識がある
  • 水分や栄養を取ることができる
〈救急車を呼ぶべき状況〉
  • 意識がない時
  • ぐったりして様子がおかしい時
  • 激しい腹痛で苦しがる時
  • チアノーゼになるほどの咳や呼吸の異常
  • 痙攣が5分以上止まらない時
※熱性痙攣の場合の対処法については、こちらをご覧ください。
 

◯救急車以外の対処法

救急車を呼ぶかどうか対応に迷った場合、電話で相談できる窓口があります。

小児救急医療子ども相談窓口

各自治体に窓口が設けられているので、そちらに相談すると良いでしょう。
 
こども医療でんわ相談 ♯8000
♯8000に電話をかけることで、お住まいの都道府県の相談窓口に自動転送され、小児科医師や看護師から、お子さんの症状への適切な対処の仕方や、受診の際の病院等のアドバイスをうけられます。

◯休日や夜間の受診

休日や夜間の受診の場合、地域の当番医はどこなのか、把握しておく必要があります。
 
地域の広報誌などに記載されていることも多いので、日頃から確認しておきましょう。
 

まとめ

実際に救急車を呼ぶような場面になると、焦ってパニックになってしまうことも多いです。
 
日頃から緊急時の対応をシュミレーションしておくと良いでしょう
 
息子の時にも救急車がすぐ来ないという状況がありましたが、救急車はむやみやたらに呼ぶと、本当に困っている人が助からないということも起こります。
 
救急車はむやみに呼ぶものではないですが、いざという時には母の勘も大切です。
 
いつもと違う、様子がおかしいと思ったら、早めに対応することが、お子さんの命を救うことにもなるのです。
 
 
障害児育児には分からないことが多く、不安や辛さを感じやすいものです。
 
不安な方は、我が家の体験を参考にしてみてください。
 
下記の記事も、よろしければ読んでみてくださいね。
 
 
 
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