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多動ぎみで障害を心配した娘の育児体験談【多動はいつ落ち着く?】

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こんにちは、重度障害児の母、たんぽぽ母ちゃんです。
 
我が家は、一番上の長男が難病の重度障害児。
 
2歳差で生まれた娘は健常のはず…とは思っていたものの、小さい頃の娘は多動ぎみで、発達障害を心配していました。
 
そんな娘も、小学一年生となった今では、それなりに成長し、しっかり学校に馴染んでいるようです。
 
今回は、多動ぎみで心配なお子さんが、いつ落ち着くのかについて、我が家の体験談から、お話していきます。
 
我が家の体験が、お子さんの発達障害が心配な方の気持ちを楽にできましたら幸いです。

多動ぎみで障害を心配した娘の育児体験談【多動はいつ落ち着く?

元気な子、引っ込み思案な子、おてんばな子など、子どもには生まれつき様々な性格があります。
 
では、障害が疑われるような多動性とはどんな状態なのでしょうか?

◯多動性とは?

注意散漫になり、ひとつのことに集中できなかったり、運動への衝動が抑えられない状態です。
 
常に動き回っている、周囲と同じ活動ができない、などの特徴があり、日常生活に支障をきたすほどになると、発達障害と認定されることもあります。
 

・ADHD(注意欠陥多動性症候群)

ADHDには以下の3つの特徴があります。
不注意忘れっぽい、話を聞けない、気が散りやすい
多動性好きなこと以外に興味がなく、落ち着きがない、常に動き回っている
衝動性思いついたらよく考えずにすぐ動いてしまう
小さいお子さんの場合、これらの症状はどんなお子さんにも見らるのが普通です。
 
ですが、こういった性質を持つほとんどのお子さんは、成長によって日常生活に問題がない程度にコントロールできるようになっていきます。
 
成長の速度にはバラつきはありますが、だいたい5〜6歳頃には脳機能の成長とともに症状が落ち着いてきます。
 
軽度発達障害の多くが5歳をすぎてから診断されるのは、小さい頃はお子さんごとの成長発達のバラつきが大きいためです。 
 

◯多動ぎみだった娘の育児体験談

・多動ぎみな娘の0歳代

重度障害のある長男と2歳差で生まれた娘は、泣いてばかりで手のかかる長男とは違い、手のかからない赤ちゃんでした。
 
生まれた直後から夜は8時間も眠り、まだまだ手のかかったお兄ちゃん中心の育児の中、気配を消したようにイイ子だった娘。
 
そのため、0歳代の娘の記憶はほとんどありません。
 
お座り、たっち、言語などの発達成長は比較的早く、1歳前には歩き始め、意味のある言葉も話すようになりました。
 
ただし、ひとつだけ気になっていたのは、抱っこされるのを嫌がるところでした。
 
動き始めた娘は、とにかくじっとしておらず、膝の上に乗せても1分と座っていません。
 
大人に甘えることよりも、その時目に入ったものに興味を奪われてしまい、じっとしていられない様子でした。
 
もうひとつ、あまり笑わないことも心配していたのですが、1歳頃になると急によく笑うようになりました。(今ではうるさいくらい笑い上戸です)
 

・多動ぎみな娘の1歳代

娘は、1歳半には2語文を話すようになりました。
 
1歳半でオムツが取れた時には、成長の速さに驚きました。
 
意思疎通も比較的できているとは感じましたが、身体発達が進むごとに多動がひどくなるように感じました。
 
その頃よく近所の子育てセンターに遊びに行っていたのですが、周囲の子どもをみても、うちの子ほど多動な子はいませんでした。
 
絵本の読み聞かせをしようにも、膝から抜け出してすぐどこかへ行ってしまいます。
 
集団の中や周りに刺激の多い環境では、とくに多動がひどくなるようでした。
 

・多動ぎみな娘の2歳代〈保育園での様子〉

2歳になり、娘を認可外の小さな保育園に預けることにしました。
 
育児に疲れ気味だった私は、娘を預けられたことに、ようやくホッとしていました。
 
子どもは環境が変わると一気に成長するものと考えていたので、「娘も集団生活で成長するだろう」そう思っていました。
 
しかし、保育園に行くようになってから、娘は火のついたように泣ことが多くなりました。
 
保育園の先生からも大丈夫かと心配されるほどでした。
 
イヤイヤ期で手のかかる2歳代、こんなものかと思っていても、他のお子さんと比べると、どうしても心配になってしまいます。
 
集団生活はどうにか送れているようでしたが、不注意で多動ぎみな性格と、パニックのように泣く様子に不安になっていた2歳代でした。
 

・多動ぎみな娘の3歳代〈幼稚園での様子〉

性格的に心配な面はありながらも、娘は新しい環境にも臆さない社交的なタイプで、出会った子ともすぐ友達になっていました。
 
また、知能発達に気になるところはなく、3歳でひらがなもスラスラ読んでいて、よく周囲にびっくりされていました。
 
3月生まれのため、入園時はまだ幼さがありましたが、3歳になってすぐに幼稚園にも入園。
 
幼稚園は、さまざまな人間関係等の体験ができるよう、人数が多く、体験教育も多い園を選びました。
 
その頃、私はフルタイムの仕事をしていたため、朝8時前から夕方17時すぎまでびっちり幼稚園に預けましたが、娘は嫌がる様子なく通っていました。
 
先生からとくに何か指摘されることはありませんでしたが、たまに参観で様子を見ると、椅子には座っているものの、注意散漫で話を全く聞いていない様子が気になっていました。
 
その頃いくつか習わせていた習い事でも、注意散漫や多動、パニック泣きが気になっていました。
 
他のお子さんがきちんと習い事を受ける中、うちの子だけが泣いて何もできなくなる状況に、どんどん苦しさを感じるようになっていきました。
 
それでも、
うちの子は3月生まれだから幼いのは仕方ないのかな
という気持ちもあり、早く成長してくれることを願っていました。
 

・多動ぎみな娘の4歳代

年中になると、ようやくパニック泣きが落ち着いてきました。
 
その頃、我が家では3人目を考え出していました。
 
間も無く妊娠し、私も悪阻の時期へ。
 
あまり甘えさせてあげられない状況に、娘もフラストレーションが溜まっていたのか、再び習い事でのパニック泣きが始まりました。
 
私は妊娠のしんどさもあり、毎回習い事をやめたい気持ちになりましたが、「もう少ししたら落ち着くんじゃないか」と、なかなか辞めるという選択には至りませんでした。
 
娘は自宅ではそこまで発達が気になることはなかったのですが、同年代の子どもたちと比べてしまうと、やはり落ち着きがなく注意の必要な子でした。
 
しかし、娘なりに下の子の誕生を楽しみにし、お姉ちゃんとしての自覚も芽生えてきているように感じられました
 

・多動ぎみな娘の5歳代

娘が5歳になった数日後、幼稚園で娘の5歳のお誕生日会があった日の夕方に、下の子が生まれました。
 
5歳になり、お姉ちゃんになった娘は、気持ちが一気に成長したようでした。
 
相変わらず外では多動や不注意が目立つものの、家では下の子のお世話をよく手伝ってくれました。
 
幼稚園ではお友達も多く、友人関係でのトラブルはほとんどないようでした。
 
全体への説明は、ぼーっとして聞いていないこともよくありましたが、そこまで悪目立ちはしていませんでした。
 
成長した様子に少し安心していたものの、卒業を目前に、ひとつ事件が起こりました。
 
入学予定の就学時検診のテストで引っ掛かり、教育委員会の人と面談することになったのです。
 
落ち着きはないけれど、個性の範囲内と思えてきた中、私の心は一気にざわつき出してしまいました。
 
面談までは不安な気持ちで過ごしましたが、面談で聞いた話では、「テストに間違いが多かった」と言われました。
 
実際の回答を見せてもらうと、ひとつ答えを丸しなければならないところを、鉛筆でぐちゃぐちゃと消して、何度か答えを書き直したようでした。
 
就学時検診のテストでは、消しゴムを使えません。
 
娘は衝動的にぱっと書いてしまった答えが間違っていたと気づき、後から書き直してしまったようでした。
 
面談では発達テストをし直し、障害の可能性については言及されませんでしたが、「フォローしながら様子を見守りましょう」と言われて終わりました。
 
若干の不安は残るものの、落ち着きのない娘も無事、幼稚園卒業の日を迎えたのでした。
 

・多動ぎみな娘の6歳代〈小学校での様子〉

コロナ禍の中、娘も小学校に入学しました。
 
環境が子どもを育てるとはまさにその通りで、内面も、言語発達も、あらゆる面で娘は一気に成長していきました。
 
途中、自信を無くして学校が嫌になった時期もあったようですが、今では持ち直し、学校であった出来事を毎日楽しそうに報告してくれます。
 
多動性や衝動性、不注意も、個性の範囲内と思えるくらいになりました。
 
心配だった娘の育児も、小学校に入り、ようやくひと段落ついた感じています。
 

◯多動な性格は遺伝!?

ここまで娘のことについて書いてきましたが、実は、私自身も幼い頃、同じような性格でした。
 
母の話では、保育園の先生から本気で発達検査を進められたこともあるそうです
 
母の話を聞くと、娘よりもずっと手がかかったであろう幼少期の私。
 
私も小学校に入る頃には少しずつ落ち着いてきたそうです。
 
私自身の体験があったため、娘に対しても悩みながらも「そのうち落ち着くはず」と考えていました。
 
私もずっと、人の話を聞いている時に、気づくと他のことを考えてしまうなど、「気の散りやすさ」に悩みがありました。
 
またやりたいと思ったことをすぐに始めてしまうなど、「衝動性」も強いです。
 
しかし、それでもどうにかここまで、通常の社会生活を送れてきました。
 
社会生活を送る中で、少しずつ苦手な部分も克服できるようになっていったのです。
 
娘も私も、多少は遺伝的に脳機能の偏りがあるのかもしれませんが、障害とまでは言えない範囲なのかなと思います。
 
もしも私がもっと心配して検査を沢山受けていれば、「グレーゾー」の診断を受けたかもしれませんね。
 
ちなみに、主人も同じように、多動で衝動的な子どもだったようなので、うちの子が多動になるのも当然かもしれません。
 
多動な性格は、遺伝の影響が大きいと思います。
 

◯「愛着障害」の可能性

うちの娘の場合、元々の性格もありますが、お兄ちゃんに重度障害があったことも、発達に影響していたと思います。
 
娘が小さい頃はお兄ちゃん中心の生活だったため、寂しい思いもさせたと思います。
 
なにより、私のメンタルが不安定だったことが、悪影響を与えたと思います。
 
愛着障害のあるお子さんでは、時に発達障害のような症状が現れることもあるようです。
 
あまり母親に甘えてこない娘を、当時は「自立した子だ」と思っていましたが、今では愛着障害が出ていたのかもしれないと思っています。
 
 

◯多動が落ち着く時期は?

ADHDのような多動や不注意の症状は、脳機能の偏りによって起こります。
 
元々の性質として、多動性や衝動性が強い人は沢山いると思います。
 
しかし、多くの場合は小学校に上がる頃にはある程度コントロールできるようになっていきます。
 
脳機能に多少の得意・不得意があったとしても、多くのお子さんは6歳頃には落ち着いてくるのではないでしょうか。
 
よっぽど学習や社会生活に影響が出なければ、「個性」の範囲だと思ってよいでしょう。
 
 
得意不得意は人によって違うため、必ずしも「障害」と診断する必要があるのか、とも私は感じています。
 
よっぽど知的に遅れがある場合を除き、現代人が決めた「学校」という枠組みにはめられないくらい強すぎる「個性」を持ったお子さんを、「障害」と括るのが今の社会だと思います。
 
多くの人が「障害」という言葉にショックを受けますが、そういったお子さんは、本来は生まれ持った強い「個性」をいかせば、とんでもない能力を発揮できる可能性も持っているではないでしょうか。
 
歌手の米津玄師さんなんかを見ると、とくにそう感じずにはいられませんよね。
 
とはいえ、人間は「社会」を作って生きていく生き物なので、ある程度の協調性は必要ですが、必ずしも枠にはまらなければ「悪・障害」となるわけではないと思うのです。
 

◯長所に目を向けられるようになるには?

私のように、他のお子さんと比べて、我が子の短所しか見れなくなってしまうと、育児が苦しくなります。
 
もちろん、頭では娘に沢山の長所があることは分かっていました。
 
娘は友達を作る能力はずば抜けていますし、人前でもハキハキと、ものおじしません。
 
文章を読む能力はかなり高く、制作も得意です。
 
そういった長所が、「障害」の一文字に消されてしまうのは悲しいことです。
 
育児に辛い時は、お子さんの短所ばかりに注目せずにすむように、以下のことを試してみてください。
 
  1. お子さんの長所を書き出す
  2. 他の人にお子さんの良いところを聞く
  3. 人と比べてしまう環境から離れてみる

①お子さんの長所を書き出す

紙に書き出すと、視覚的に情報が分かりやすくなり、客観視できるようになります。
 
お子さんの長所を見つけたら、ひとつずつ書き出し、いつもそのメモを持っておきましょう。
 
短所ばかりを考えてしまうときは、メモを見返して思考を切り替えましょう。
 
単純ですが、これを繰り返すことで、短所に注目してしまう思考ぐせを治すことができます。
 

②他の人にお子さんの良いところを聞く

自分で考えてもお子さんの良いところが出てこない時は、他の人にお子さんの長所を聞いてみましょう。
 
また、マイナスに考えてしまうことを、以下のようにポジティブな言葉に変換してから書き出してみることもおすすめですよ。
  • 元気があっていい
  • 行動力がある
人の行動は、捉え方しだいで短所にも長所にもなるものです。
 

③人と比べてしまう環境から離れてみる

私の場合、習い事の時間が苦痛で仕方ありませんでした。
 
どうしても他のお子さんと比べてしまい、毎回苦しくなっていました。
 
苦しくなると、どうしても娘を責めたり叱ったりすることが多くなってしまいます
 
これでは、子どもの自己肯定感も下がるため、悪循環に陥るのは当然です。
 
ある時、妊娠を気に習い事を思い切って減らしたところ、一気に気持ちが楽になりました。
 
自分が苦しい環境なら、「行かない」という選択をすることもひとつです。
 

まとめ

お子さんが多動や不注意が目立つタイプだと、どうしても発達障害が心配になりますよね。
 
私もそうでしたが、育児の最中は、なかなか思考を切り替えるのは難しいものです。
 
長所に注目しよう!そう言うことは簡単ですが、実行するのは難しいと思います。
 
しかし、いつも障害の可能性に怯えてマイナス思考に囚われてしまっては、お子さんの今しかない可愛らしい一瞬一瞬も楽しめなくなってしまいます
 
私が一番悲しく思うのはそこです。
 
現在、3番目の育児中で、他の子と比べることを一切せずに過ごしてみると、もう可愛くてたまらないのです。
 
1人目、2人目でも同じように過ごせていたら…と考えると、すごくもったいない育児をしてしまったなと感じます。
 
子どもの可愛い時期は一瞬です。
 
なるべくマイナス思考に囚われすぎないで、楽しく育児をしていきたいですね。
 
 
育児を楽にする方法は、「いかに自分をゆるせるかだと思っています。
 
 
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