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こんにちは、たんぽぽ母ちゃんです。
北海道の道央地区で趣味の家庭菜園をしています。
ヤーコンは北海道では比較的育てやすい、肥大化した根(芋) を食べる野菜です。
シャキシャキの食感とほのかな甘みが特徴です。
ヤーコンを育てられたり、または購入された場合、 馴染みがないせいでどう調理すれば良いのか分かりませんよね。
今回はスーパーではあまり馴染みのない野菜、 ヤーコンの調理法と我が家のおすすめの美味しい食べ方をご紹介し たいと思います。
ヤーコンの調理法と美味しい食べ方は?
◯ヤーコンの基本的な調理法
ヤーコンを収穫した後は、 新聞紙に包んで車庫や野菜室などで保存します。
濡らした新聞紙やキッチンペーパーに包み、 ラップやポリ袋に入れて保存すると1ヶ月ほど持つようです。
またヤーコンはアクが強いので、 掘り上げ後すぐに生で食べるとえぐみがあります。
掘り上げ後しばらくおくとアクも少し抜けて食べやすくなります。
調理の際は皮を剥き、水にさらすことでアクが抜けます。
またヤーコンはゴボウのように空気に触れると変色しやすいので、 切ったらすぐに水にさらします。
水にお酢を少量入れると更に変色を防げます。
生食の場合は30分程度水にさらすことで食べやすくなりますが、 ヤーコンの甘み成分であるオリゴ糖は水にさらしすぎると抜けてし まうので、 きんぴらなどにする場合は水に浸け過ぎないようにします。
またヤーコンは細いもののほうがアクもつよいので、 直径2センチ以下のあまり細いものは無理に食べなくても良いでし ょう。
◯おすすめの調理法
【ヤーコンのきんぴら】
- ヤーコン 太いもの一本
- 砂糖 小さじ1
- みりん 大さじ2
- 醤油 大さじ2
①ヤーコンの皮を剥き、千切りにします。
②水にさっとさらし、色止めとアク抜きをします。
③フライパンにごま油をひき、 輪切り唐辛子を入れ中火にかけます。
④唐辛子の周りがフツフツしてきたら、 水を切ったヤーコンを加え、炒めます。
⑤全体がしなっとしてきたらお好みで砂糖とみりんを入れ、 全体に馴染ませます。
⑥醤油を加え、汁気がなくなるまで炒めます。
⑦お好みでゴマをふれば完成です!
火を通してもシャキシャキで甘いヤーコン、最高です。
私は甘めが好きなので砂糖も少量入れますが、 入れなくてもヤーコンのオリゴ糖でほんのり甘いです。
【ヤーコンの中華サラダ】
- ヤーコン半分程度(100gくらい)
- 鶏がらスープの素 小さじ1
- お酢 小さじ1
- 醤油 小さじ1
- ごま油 小さじ1
- 白ゴマ 少々
サラダにする場合は千切りにしてから30分程度薄めた酢水に浸け 、アクを抜いておきます。
水を切って上記の材料を全て加えたら完成です。
水分が出るので、 ナムルのように少しおいて馴染ませると良いです。
サラダは他の味付けでも美味しいですが、 マヨネーズで和えると水分でべちゃっとなりやすいので注意します 。
【ヤーコンの甘酢漬け】
- ヤーコンお好きな量
- かんたん酢 適量
甘酢漬けも、かんたん酢を使えば本当に簡単です。
ヤーコンをお好きな大きさに切った後、 ポリ袋に入れてヤーコンがしっかり浸かるようにかんたん酢を入れ ます。
あとは空気を抜いて冷蔵庫で半日ほどおけばよく漬かります。
お酢で漬けるとヤーコンが変色しずらく、 真っ白な状態で食べられます。
【ヤーコンのめんつゆ生姜漬け】
- ヤーコンお好きな量
- めんつゆ 適量
- 生姜 半かけ程度
ヤーコンは適当な大きさに切り、 さっと水にさらしてからポリ袋に入れます。
そこに皮を剥いて千切りにした生姜と薄めためんつゆを入れるだけ です。
きゅうりを一緒に入れても美味しいです。
めんつゆの濃さは漬ける時間で調節してください。
半日程度漬けるのであれば、 何倍濃縮の何倍の規定通りに水を足せばちょうど良いかと思います 。
うちの主人はこのめんつゆ漬けが一番好きなんだそうです。
【ヤーコンの炒め物】
- 千切りヤーコン
- お好きな調味料(塩胡椒と醤油、
ウェイパーやオイスターソースなど)
ヤーコンはきんぴら以外にも、どんな炒めものにしても美味しいです。
千切りにしたヤーコンを水にさらしてから油で炒め、 お好きな味付けを試してみて下さい。
おすすめはベーコンやハムを加え、 シンプルに塩胡椒や醤油で炒めたものです。
ヤーコンの甘さは爽やかな甘さなので、塩味で炒めると甘味が旨みに変わります。
炒めてもシャキシャキの食感はなんともくせになる味わいです。
【ヤーコンの肉じゃが風】
- ヤーコン 一本
- にんじん 一本
- 玉ねぎ 一個
- 豚バラ肉 100g
- 生姜 ひとかけ
- 出汁 100ml
- 砂糖 大さじ1
- みりん 大さじ2
- 醤油 大さじ2
ヤーコンは一口大に切り、水にさらします。
玉ねぎ、人参、豚肉も一口大に切ったら、鍋で軽くすべての具材を炒めます。
後は調味料を入れ、落とし蓋をして15分ほど煮れば完成!
煮物は冷める時に味が染みるので、冷めるまで少し置いておきましょう。
ヤーコンは煮崩れしにくいのに、味は中までしっかり染みてとっても美味しくなります。
煮物にしたヤーコンは口の中に入れるととろけるような食感に変わります。
ヤーコンのかすかな甘みが肉じゃがの味付けには良く合い、絶品でした。
肉じゃがは好きだけど、モサモサした芋は苦手という人にはどハマりする一品だと思います。
まとめ
ヤーコンは一度知ってしまうと何度も食べたくなる、 やみつきになる野菜です。
調理法も工夫すれば、生でも炒めてもシャキシャキで美味しく、 色々楽しめます。
調理法を変えてみるとヤーコンの意外な一面に出会えるかもしれま せん。
煮崩れしにくいので、芋がわりにカレーやシチューに入れても面白いです。
煮物にすると、カブのようなトロッとした食感にもなりますよ。
試したことのないレシピがあればぜひ試してみてください。
我が家では今年、5月中旬に苗を植え、 10月には立派なヤーコンを収穫することができました。
日持ちのしないヤーコンは毎年この時期だけのお楽しみです。
家庭菜園でワクワクしながら地中を掘り返す瞬間も楽しみの一つで す。
我が家の収穫の様子はこちらの記事をご覧ください。
せっかくの家庭菜園、 ヤーコン栽培から美味しく食べるところまで、 ぜひ楽しんでみて下さいね。
その他、ヤーコンの葉っぱを利用したヤーコン茶の作り方はこちらの記事で紹介しています。
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