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こんにちは、たんぽぽ母ちゃんです。
北海道の道央地区で、趣味の家庭菜園をやっています。
家庭菜園の定番といえば、ミニトマトですね。
多くのご家庭で、トマトの栽培を楽しまれていることと思います。
トマトを美味しく育てるために、風通しを良くしたり、 実の数を調節し、 栄養を分散しすぎないようにするために必要なのが、 脇芽かきです。
しかし、トマトは成長が早いので、 気付けば脇芽がものすごく大きくなってしまった! なんてことはありませんか?
そんな時は、脇芽を挿し木にして、育ててしまいましょう。
今回は、トマトの脇芽の、簡単な挿し木の方法をご紹介します。
トマトの脇芽を簡単に挿し木する方法
トマトは強い野菜なので、茎が地面に触れただけで、 簡単に発根します。
![トマトの茎からの発根](https://tanpopokaachan.com/wp-content/uploads/2020/08/76755AB2-5351-4B69-B14A-96B8DF358A58.jpg)
脇芽も、同じように簡単に発根するので、それを育てれば、 簡単にトマトの苗を増やすことができます。
◯脇芽の大きさ
挿し木にする脇芽の大きさは、長さが30センチくらいあると良いです。
![トマトの脇芽を挿し木](https://tanpopokaachan.com/wp-content/uploads/2020/08/1E60BCAD-19AF-4033-8024-9B331A736BF8.jpg)
大きいものの方が、発根するパワーも大きいので、 早く根が出るでしょう。
脇芽を取るのを忘れてしまった場合は、あえて 30センチほどに伸びてから、 挿し木用に切り取ると良いでしょう。![トマトの脇芽かき](//tanpopokaachan.com/wp-content/plugins/a3-lazy-load/assets/images/lazy_placeholder.gif)
![トマトの脇芽かき](https://tanpopokaachan.com/wp-content/uploads/2020/08/473E3A44-76DC-4CEE-96A3-D20617666CBA.jpg)
◯水挿しで発根させる
トマトの挿し木は、そのまま畑に挿して置いても発根しますが、 発根までの1週間ほどは、水切れに注意する必要があります。
確実に発根させるには、 まず水挿しで発根させてから植え付けてやるほうが簡単でしょう。
•給水処理
折り取ったそのまま、水に挿しておいても大丈夫なのですが、 茎部分を斜めにカットしてやると、給水が良くなり、 発根しやすくなります。
ハサミで切ると切り口が潰れやすいので、 カッターやナイフなどで、茎を斜めにカットしましょう。
![トマトの挿し木の吸水処理](https://tanpopokaachan.com/wp-content/uploads/2020/08/57B62D6F-0243-434F-A1AA-89109A5C2BE4.jpg)
![トマトの挿し木の茎](https://tanpopokaachan.com/wp-content/uploads/2020/08/21A42463-F91E-4333-BFF4-318491F7E8B0.jpg)
下の方の葉は、水に浸からないよう落としておくと良いです。
花芽や実が付いている場合、 取ってしまったほうが根の成長は早いですが、そのままでも育ち、 いずれ実も収穫できます。
•水挿し
あとは適当な花びんなどに入れ、茎部分が水に浸かるようにして、 発根まで待つだけです。
![トマトの脇芽の水挿し](https://tanpopokaachan.com/wp-content/uploads/2020/08/8696C876-6C0F-45EE-AFE1-EF5A1C27F497.jpg)
水挿しにした茎からは、 水に浸った部分すべてからびっしり発根してきます。
![トマトの発根](https://tanpopokaachan.com/wp-content/uploads/2020/08/82C6F1CA-6EB1-4CC5-BC42-526F6CBB54BA.jpg)
茎の下の方だけでなく、長めに10センチ以上浸しておくと、 良く根が出て、植え付けてからの成長も良くなりますよ。
•水換え
トマトは吸水が良く、一晩でたっぷり水を吸います。
朝になると水かさが減っているので、 茎が水から出てしまわないように注意しましょう。
水はできれば毎日替えてやると、腐敗を防げます。
![トマトの挿し木](https://tanpopokaachan.com/wp-content/uploads/2020/08/AC2ED665-04B4-4B9B-A976-06298C5C4B27.jpg)
うちではさらに、水に希釈したHB101を入れています。
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ただの水よりも、植物が元気になるように思います。
◯発根後、植え付け
1週間〜10日ほどで発根が確認できたら、 畑に植え付けてやりましょう。
根をなるべく傷つけないよう、優しく土をかけ、 根がしっかり張るまでは支柱に誘引してやると良いでしょう。
![トマトの植え付け](https://tanpopokaachan.com/wp-content/uploads/2020/08/CF54CF76-87C2-447A-AC86-1B07A8325CE1.jpg)
まとめ
トマトの脇芽を挿し木にするなら、 水挿し発根させてから植え付けるのが簡単です。
ちなみに、きゅうりやピーマンなど、 他の夏野菜でも挿し木が可能なようです。
コストをかけずに苗を増やすことのできる挿し木は、 家庭菜園におすすめの楽しみ方です。
北海道の場合、 気温が下がってくると夏野菜は育たなくなってくるので、 挿し木をするなら7月頃が適期です。
8月の下旬頃までなら、 ミニトマトなら挿し木からの収穫も可能でしょう。
ちなみにミニトマトは、コツはいりますが水耕栽培でも育ちます。
秋以降の挿し木なら、 室内で鉢や水耕栽培で育てるというのも面白いかもしれませんね。
水耕栽培の場合は、専用の肥料だけ購入すれば、あとはお好きな容器で育てるだけです。↓↓
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みなさんも、家庭菜園で色々工夫しながら楽しんでみて下さいね。
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