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こんにちは、重度障害児の母、たんぽぽ母ちゃんです。
お子さんに重度の障害があると、
私も外で働きたいと思うほうでしたので、働けないことが「
ありがたいことに主人の収入だけでも生活はできたのですが、
「働いてないんだから、家のことくらい当たり前にしろよ」
と言われることが悔しかったんですよね。
でもね、あるとき気付いたんです。
「子どもを預けて外で働くことだけにこだわってたな」って。
働き方は、ひとつじゃなかったんです。
今回は、私自身の障害児を抱えての就労経験と、重度障害児がいる時の就労の考え方や、在宅ワークの仕方などをご紹介します。
重度障害児がいて働けないと悲しむ方に、視野を広げて、
この記事の内容
重度障害児がいると｢働けない｣と思っていた私の体験談【在宅ワーク】
重度障害児には毎月もらえる手当もあります。
また、デイサービスやヘルパーなど福祉にかかるお金は、
我が家のようにご主人の収入である程度は生活できるという方なら
しかし、これまでバリバリ仕事をしてきた方なら、
以前に以下の記事でも重度障害児の母親の就労について書きましたが、この記事ではさらに詳しく、私自身の経験を通して、
◯預け場所がない
私は、結婚前は幼稚園教諭として働いていました。
保育の仕事に誇りを持っていたので、
しかし、重度の障害のある息子を産んだ後は、
2歳頃になるとデイサービスには預けられましたが、
預けられるのも10時から16時など、短時間だけ。
通常の保育園のように、フルタイムで働くことは不可能なのかな、
デイサービスに通い始めて2年ほどたった頃、
外で働きたかった私は、
見つけたのは、グループホームの世話人（お掃除）の仕事でした。
場所も、ちょうどデイサービスから歩いていける距離だったので、
仕事内容に関しては、家族や親戚からは
「わざわざ掃除の仕事をしなくても…」
という反応でしたが、
「グループがどんなところか勉強になるし」
と、そこまで気にしていませんでした。
何よりも、障害児の母という立場を忘れて、
グループホームの仕事では、
時給は最低時給、
◯正社員として働く
グループホームで働き始めて一年ほどたったころ、
しかも、正社員で。
息子のことで時間的制限や急な休み、
正社員として働くなど不可能だと思っていたため、
職種は、デイサービス兼体操教室。
元々器械体操を10年以上やっていたので、
デイサービスには小さい子もくるため、保育の知識もいかせて、
◯正社員で働く厳しさ
しかし、厳しい現実もありました。
9時前の出勤では、息子をデイサービスに預けられないため、
職場のデイに預けられればいいのですが、
帰りにはまた息子を、3時頃にデイから職場に送ってもらい、
息子は飽きて泣くこともあり、
息子が体調を崩して休まなければならないときは、
同じお給料をもらっている社員の中、
大変な状況を理解してくれる優しい人たちがほとんどでしたが、
「あの人すぐ休むからなー！」
などと聞こえよがしに言われると、心が痛みました。
仕事の楽しさはありましたが、ハンデ分を頑張らなければと、
ちなみに、夜は食事の準備や息子の介護で時間を取られ、
朝は7時すぎまでに5歳の息子の食事介助や浣腸、
◯家庭での苦しさ
当時の私は主人に対してライバル心のようなものがありました。
主人はなにかにつけて、
「誰のおかげで生活できるんだ」
といったことを言ってきました。
そのたび私は、
「好きで働いてないわけじゃない、
そんな風に思っていました。
正社員として働く決断をした時も、
「これで認めてくれるんじゃないか、
と思っていました。
しかし、主人は変わりませんでした。
むしろ、
「そんなことなら仕事なんか辞めてしまえ！」
といつも言ってきました。
当時の私はそんな主人が許せなかったのですが、今思うと主人は、
「自分が頑張って働いていることに対し、感謝して労ってほしい」
そう思っていただけなのだと思います。
たしかに、主人をライバル視していた私は、
「私だって頑張ってる！それを分かってよ！」
そんな、自分の気持ちを理解してもらいたい、
私が正社員として頑張れば頑張るほど夫婦の溝は深くなり、
◯働くことをやめた理由
夫婦の危機に陥り、心労から体調も悪化、つわりのように吐き気が止まらなくなるなど精神的に限界になってきた頃、私はようやく自分の気持ちと向き合いました。
主人と号泣しながらの大げんかになり、離婚というワードを出してやっと、自分たちがどうしたいのかを考えました。
考えに考えた私の結論は、「本当の本心は、離婚したいわけではない」というものでした。
振り返れば、私はただ主人に認めてほしい、
お互いに、相手を思いやることを忘れてしまい、
時間はかかりましたが、私は「もう一度主人を信じてやり直そう」
主人もまた、私への態度を改めようとしてくれました。
「なぜそこまで働くことにこだわっていたのか」
「なぜ主人に素直に感謝できなかったのか」
そんなことを考え、私は働くことを辞める決断をしました。
前々から夫婦で「3人目がほしい」と話していたこともあり、
◯「働く＝頑張る」ことを辞めたことによる変化
その後無事に3人目を授かり、私は「頑張らない」
勝手に頑張りすぎて、勝手にストレスを溜めていたことが、
私の収入がなくなり、金銭的な余裕はなくなりましたが、息子の手当もあったため、
私は、頑張ることをやめると同時に、
そして、私が素直に感謝すれば、主人もまた、
考え方を変えたことで、私は以前よりも、
◯働くことの視点を変える
「頑張らない」決断をして2年が経った頃、
その頃の私は趣味の家庭菜園にどハマりしており、
楽しいことを続けると、
2年で私の精神ストレスはすっかりなくなり、代わりに「
急に思い立ち、
リンク
それから急に、
「あれ？もしかしたら自宅でできる仕事もあるんじゃ？」
と気づき、ハッとしました。
これまでの私は、「働く＝外で働く」
家で仕事ができれば、
家族にも負担をかけずにすみます。
それから私はブログを始め、ライターの仕事を始めました。
◯在宅でも働ける！
書籍やブログはほぼ自己満足ですが、
パート程度の収入であれば、在宅の主婦でも稼ぐことができます。
直接保育の仕事はできませんが、
外で働く時ほどの達成感はありませんが、今の私には十分。
守るべきものを守りながら、
今は頑張りすぎず、
まとめ
子どもの障害のせいで「働けない」と悩む方は多いと思います。
ひとり親など、本当に生活が苦しい時には、
しかし、お子さんの障害が重度であればあるほど、
もしも私のように働くこと自体にこだわってしまう場合は、
母親が頑張りすぎることは、
家族の中心は母親、母親の笑顔が家族の原動力になるのです。
まずは笑顔でいられるよう自分を癒し、
大人になると、思ったよりも視野が狭くなりがちです。
視野を広げてみると、
障害児の母親としての生き方を受け入れられない方は、まずは自分自身の悲しみを癒すことから始めてみてください。
今はまだ、前に進むべき時ではないのかもしれません。
在宅でできる仕事をお探しなら、ひとつずつスキルを身に付けながら、ライターやプログラミング、デザイン、雑貨などのショップを始めてみるのもおすすめですよ。
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スキルが身に付けば、在宅でできる仕事も多いのが今の時代。
旦那さんが安定した収入を稼いできてくれているのなら、お子さんと在宅でゆっくりできる状況も、逆にチャンスかもしれませんよ。
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