スポンサーリンク
こんにちは。重度障害児の母、たんぽぽ母ちゃんです。
今回は、スヌーズレンを手作りで作りたいという方のために、
簡単に作れて、飾ったり触ったりして楽しめるものなので、
スヌーズレンの効果や注意点などは、以下の記事にも書いていますので、合わせて読んでおいて下さい。
100均で作る、手作りスヌーズレン〜
◯障害児の好きな要素は
障害児は、キラキラしたものや光、
そういった要素を取り入れた、飾りやおもちゃを作る事で、
またスヌーズレンでは、視覚、触覚、嗅覚、聴覚、味覚、といった、
様々な角度から、感覚刺激を与えられる工夫をしていきましょう。
◯手作りスヌーズレンのアイデア
【視覚刺激】
- 感覚ボトル
- キラキラ棒
- ふわふわ風船
- ゆらゆらガーランド、モビール
- 100均の光るおもちゃ
•感覚ボトル
障害児はハマる子も多い、キラキラ入りボトルです。
作り方はとっても簡単で、アイデア次第でバリエーションも豊富。
こちらの記事におすすめの作り方を載せていますので、
•キラキラ棒
こちらも簡単に作れて好きな子も多い、キラキラ棒（勝手に命名）。
動けないお子さんでも、目の前で揺らして見せてあげると良いですね。
作り方もとっても簡単です。
•ふわふわ風船
風船は単体でも十分楽しめますが、
100均のパーティーコーナーにも、
その他、紙で作る、お花の飾りなどを利用してもきれいです。
•ゆらゆらガーランド、モビール
寝て過ごすことが多い子の場合、
リンク
リンク
キラキラの折り紙を使って作れば、動くたびにキラキラ光り、
こんなふうに、お好きな形に折ったものを、
また、一枚の折り紙をこのように切ると、
こんなかんじの飾りが簡単にできます。
作るのが手間な場合や、制作のアイデアが欲しい場合、「
リンク
リンク
•100均の光るおもちゃ
100均には様々な光るおもちゃやグッズが売られています。
キラキラピカピカは好きな子が多いです。
クリスマス時期になると、
【触覚刺激】
- 色々な素材を袋に入れる（片栗粉粘土、スライム）
- くしゃくしゃした感触のもの（新聞紙やチラシなど）
- 触り心地の良いタオルやクッションなど
- 100均のアイテム
- その他、タオルブランコなど
感覚ボトルや触れる装飾グッズでも、
•色々な素材を袋に入れる（片栗粉粘土、スライム）
片栗粉を少量の水で溶くと、不思議な触感になります。
そのまま触っても良いですが、袋に入れて触ると、
スライムも簡単に作ることが出来るので、
こちらのサイトにスライムの作り方が載っています。
＞＞＞スライムの作り方
•くしゃくしゃした感触のもの（新聞紙やチラシなど）
新聞紙やチラシなどの、
これも切ったりちぎったりして袋に入れてあげると片付けが楽です
透明の袋に、キラキラの折り紙を切って入れてあげると、
また新聞紙やちらしはビリビリ破くと、
新聞紙ビリビリは触覚や聴覚などへの刺激の他、指先の感覚を育てるのにも有効です。
療育でも取り入れられることも多いです。
ビニールプールなどの中で、
また、ビニールプールの中にボールを入れれば、ボールプールも簡単にできますね。
リンク
リンク
お子さんによっては、
ビニールプールがなければ、大きな段ボールを補強したものでも代用できるでしょう。
•触り心地の良いタオルやクッションなど
ふわふわの触覚は、大人でも気持ち良いものです。
タオルやクッションを置き、
•100均のアイテム
100均にも触覚を刺激するような、様々なアイテムが売られているので、活用しましょう。
•その他、タオルブランコなど
タオルブランコやハンモックなども、好きな子が多いです。
身体を包まれることで安心感を得て情緒の安定にも繋がります
また、体が包まれる触覚の他、揺れる刺激によって、前庭覚という感覚が刺激されます。
「前庭覚」は、自分の身体の傾きやスピード、
障害のあるお子さんは揺れの刺激が好きな場合が多いので、スペースに余裕のある場合はぜひ取り入れてみてください。
リンク
【聴覚刺激】
- ビリビリざーざー
- 好きな音楽をかける
- 音の出るおもちゃ
- 楽器
肢体不自由児の場合、聴覚が優位になる場合も多いです。
過敏性が強い場合は苦痛に感じる場合も多いので、
過度な刺激になるような音よりも、静かで気持ちの良い音を、
•ビリビリざーざー
先ほど出てきた新聞紙ビリビリは、聴覚も刺激します。
障害のあるお子さんでは、
テレビのざーざーという音は、
ペットボトルや筒状の容器に、細かいビーズを入れたものも、
筒はなるべく長いほうが面白いでしょう。
サランラップの芯などでも簡単に作れるので、ザーザー棒（
療育などでよく見かけるオーシャンドラムも、100均の材料で作ることができますよ。
•好きな音楽をかける
音楽は好きなお子さんが多いです。
うちの子は「お母さんといっしょ」の歌が大好きで、
その他、癒し系の音楽をゆったりかけてあげるのも良いでしょう。
•音の出るおもちゃ
お子さんの好みにより、音の出るおもちゃも取り入れましょう。
例えば、ボタンを押すと音楽が流れる、歌の絵本。
リンク
お子さんがアクションすると音が鳴るようなおもちゃ。
↓このおもちゃはうちの子はずっと好きで遊んでいます。光や音も出ます。
リンク
木のおもちゃでは、優しい音が鳴るのでおすすめです。
リンク
100均のおもちゃコーナーにも音の鳴るおもちゃはあるので見てみてください。
•楽器
ガラガラや鳴子、鈴のような、
これらの楽器は100均にもあります。
リンク
リンク
おすすめの楽器については、こちらの記事も参考にしてみて下さい。
＞＞＞障害児の耳から育てる感覚刺激〜療育でも使えるおすすめの民族楽器15選〜
【嗅覚刺激】
- 匂い玉やアロマなど、優しい匂いを詰めた袋やボトルを作る
- 加湿器にアロマオイルをプラスする
五感の中で、脳にダイレクトに伝わるのが嗅覚です。
嗅覚刺激を取り入れる場合、ポプリのような、
•匂い玉やアロマなど、優しい匂いを詰めた袋やボトルを作る
香りを詰めたボトルに少しだけ穴をあけたものを作っておくと、
100均で見かけたこの商品を使えば、見た目にも楽しい香り玉が作れそうですね。
穴の大きさや顔に近づけると微かに香る程度にしましょう。
その他、みかんの皮などを乾燥させても、ポプリの用に使えて柑橘系の良い香りがしますよ。
•加湿器にアロマオイルをプラスする
加湿器の中には、アロマオイルを入れられるものがあります。
リンク
これを使用しても良いですが、
子ども用のアロマを使うと安心です。
リンク
【味覚刺激】
- あまい、しょっぱい、すっぱい、の体験
施設等でスヌーズレンを取り入れる場合、
しかし、スヌーズレンの空間でリラックスした状態の時であれば、
お子さんがリラックスした状態の時に、
ただ、スヌーズレンではお子さんがリラックスすることが目的ですので、
まとめ
スヌーズレンは、障害のあるお子さんがリラックスして、
様々な素材やアイテムを取り入れることも大切ですが、
スヌーズレンは、お金をかけなくとも、
ポイントは、大人も心地よく感じる空間を作ることです。
部屋全体をスヌーズレンルームにしなくても、洋服掛けと暗幕などを利用して区切ったり、子ども用のテントなどを利用して、小さなスヌーズレンスペースを作るのも良いでしょう。
リンク
重度の障害児にとって、安心できる居場所や部屋があることは、
少しのスペースとアイデアがあればどこでも作れるので、
その他、カラーボールがあるなら、こちらの遊びもおすすめです。↓↓
スヌーズレンを作る際には、障害児の感覚の特異性についても理解しておくことが必要です。
お子さんが何が苦手で何が好きなのかをしっかり理解し、十分にリラックスできる空間を作ってあげてくださいね。
スポンサーリンク
