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アイスプラントを種から育ててみた〜北海道の家庭菜園【プランター栽培】

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こんにちは、たんぽぽ母ちゃんです。

北海道の道央地区で、趣味の家庭菜園を楽しんでいます。

みなさん、アイスプラントという野菜はご存知ですか?

アイスプラントは、多肉のような厚みのある葉に、シャキシャキとした食感と、かすかな塩味が特徴の野菜。主にサラダでいただきます。

今回は、アイスプラントを種から始めて栽培してみたので、その栽培記録をご紹介します。

アイスプラントを種から育ててみた〜北海道の家庭菜園【プランター栽培】

アイスプラントは、食べられる多肉植物なんです。ハマミズナ科メセンブリアンテマ属の多肉植物で、ヨーロッパ、西アジア、アフリカが原産なのだそう。

表皮に塩を隔離するためのプチプチとした細胞があり、葉の表面が凍ったように見えることから、「アイスプラント」という名前がつけられたそうです。

生育適温は5℃〜25℃と幅広いですが、30℃以上の高温は苦手なよう。北海道向きの植物ですね!

栽培の注意点として、アイスプラント特有のプチプチを作るには塩分が必要なため、定期的に「塩水」をかけて育てる必要があります。

他の植物にとっては、塩は害となってしまうので、畑ではなくプランターで育てたほうが良さそうです。

北海道では、園芸店などでも苗を見かけることはありますが、どうせならと種を購入。家族も好きなので、うまくいったら毎年育てたいという魂胆です。

ちなみに、アイスプラントは水耕でも育つらしいので、冬になったら水耕にもチャレンジしてみようと思います!

アイスプラントの種まき

4月12日、アイスプラントの種をまきました。アイスプラントの種アイスプラントの種は、見てのとおり砂つぶよりも小さい極小種!アイスプラントの種の大きさ鼻息で飛ばないように注意しながら、ポット2つにパラパラとまきました。

ポットの土は、市販の培養土を半分と、上部に種まき用土を使用しています。

アイスプラントの小さな種も、種まき用土なら芽が出てきやすいのではないでしょうか。

あまりに小さいため、心配になって、つい多めにまきすぎてしまいました。

北海道の4月は寒いので、ポットは暖かい室内窓際で管理します。

種まき3日後・アイスプラントの発芽

4月15日、種まきからたった3日ですが、無事アイスプラントが発芽してきました!
アイスプラントの発芽こちらの画像はかなりアップをしているのでわかりやすいですが、実際にはかなりの小ささです。遠目には発芽に気づきませんでした。アイスプラントの発芽発芽率はけっこう良かったので、やはりまきすぎでしたね。ポットなら、5、6粒くらいでも大丈夫かも。

2日後には、しっかりかわいい双葉が開いてきました。アイスプラントの双葉、種まき5日後

アイスプラント種まきから10日後

4月24日、種まきから10日後には本葉もでてきました。アイスプラントの本葉、種まき10日後が、相変わらず遠目だとこの小ささ!種まき10日後のアイスプラント少しの水流で倒れてしまうので、水やりは霧吹きで。たまに横着して普通の水をかけてしまい、何度か後悔しています……。

アイスプラント種まき15日後

アイスプラントの育苗わが家の育苗は基本、室内の窓際ですが、徒長しやすいのが悩み。天気の悪い日が続き、アイスプラントも立派に徒長しだしました。

葉っぱが重いわりに中心の茎がひょろひょろで、水やりのあとにはぺたっと倒れてしまいます。
徒長したアイスプラント少しずつ間引きをしながら良さそうな子を残していますが、みごとにみんなヒョロヒョロでした……。

アイスプラント種まきから1か月

さて、そろそろ種まきから1か月です。茎がヒョロヒョロのアイスプラントも、だいぶ葉が大きく育ってきました。アイスプラント生育差2つのポットにそれぞれ2株ずつ残して育ててきましたが、けっこう生育の差があります。

5月に入り、北海道はそろそろ植物を植えても大丈夫そうな気候になってきました。アイスプラントはまだ細いので、もう少し育ってから植え付けましょう。アイスプラント間引き

アイスプラント窓際育苗

アイスプラントの植え付け

5月22日、種まきから1か月と約1週、いよいよ植え付けです!まだ小さいといえば小さいのですが、室内で軟弱で育つより、太陽光を浴び方がよく育つでしょう!

植え付け時、茎があまりに細く、写真を撮る余裕がありませんでした。

途中、苗のどこかからパキッという音が聞こえましたが、どうやら植え付け完了です。ヒョロヒョロの茎が隠れるよう、なるべく株元に土を寄せておきました。アイスプラントのプランター栽培ヒョロヒョロで心配でしたが、植え付けてみるとけっこう元気そう。植え付けたアイスプラント土は普通の培養土です。うちと同じくらいのサイズのプランターなら、12リットルもあれば2株育てられそうです。

植え付け後、1週間ほどで一度追肥をしています。肥料入りの培養土なら、初期の肥料は不用かな?収穫後に液肥などで追肥をするといいかなと思います。

追肥はハイポニカなどの液体肥料をじょうろの水に溶かし、週に一度かけてやればOK!
 
忘れてはいけないのが、「塩水」。
 
植え付け後、2週間ぐらいたち、株が安定してきたら、こちらも1週間に一度くらい塩水をかけてやります。
 
塩分の濃度は、1リットルに大さじ1
 
わが家ではもう少し薄めの濃度でペットボトルに溶かしておき、気が向いたときに適当にかけていました。笑

アイスプラント塩水の濃度上下の写真は植え付けから約2週間、塩水をかけはじめた頃の写真です。アイスプラント植え付け後

アイスプラントの収穫!

さて、種まきから約2か月たちました。植え付け後のアイスプラントは太陽さんのおかげでぐんぐん育ち、こんなに大きくなりました!アイスプラントの収穫時期初期の頼りなさはどこへやら、立派に大きくなりましたね。

アイスプラントの収穫は、次々と伸びる脇芽を採っていきます。初めの収穫は、摘芯をかねて株の先端、頭部分を刈り取ります。

葉裏をのぞくと、塩味のプチプチがたくさん!脇芽もしっかり育っています。アイスプラントのプチプチは塩さっそく先端をハサミでチョキン!

下には4つの脇芽が待機していますね。アイスプラントの脇芽初回の収穫は量を期待していませんでしたが、葉が意外と大きく、2株でこんなに採れました!アイスプラント初回の摘芯収穫そのまま少しだけ味見をしてみると、かすかな塩気を感じます。クセもなく、シャキシャキで食感が最高!!

サラダにして、家族と大切にいただきましょう。アイスプラントのサラダ

これから脇芽がまだまだ育ちそうなので、2株でも十分楽しめそうです。

初栽培のアイスプラント、成功と言ってよさそうですね!

まとめ

アイスプラントは思ったよりも簡単に育てられました。

収穫までの期間も短く、なによりおいしい!

一度食べると、ハマる方は多いと思います。

まだ食べたことがないという方は、ぜひ一度食べてみていただきたいです!

アイスプラントは、JAなどの産直でたまにみかけます。北海道では6〜7月頃が旬かなと思います。

食べてみてハマった方は、ぜひ種から栽培にもチャレンジしてみてください!

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