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こんにちは。重度障害児の母、たんぽぽ母ちゃんです。
障害児を育てている方や、障害児を預かる施設の方は、 障害が喜ぶおもちゃがどんなものか分かりますか?
重度の障害を持ったお子さんの場合、たいていの子が、
キラキラ(光)
ユラユラ(動き)
ピカピカ(光)
クルクル(動き)
ザーザーガサガサ(音)
などの要素が入ったものが大好きです。
うちの子も、なかなか市販のおもちゃには楽しめるものがなく、 色々試行錯誤しながら楽しめるおもちゃを作ってきました。
今回は、その中から、障害児が喜ぶ手作りおもちゃ、「 ザーザー棒」の作り方をご紹介します。
障害児の喜ぶ手作りおもちゃ【ザーザー棒の作り方】
◯ザーザー棒とは
筒状の入れ物に、ビーズや小豆などの細かい素材を入れ、 上下に動かして音を楽しむものです。
○材料
- 筒状のもの(ラップの芯やペットボトルなど)
- ビーズやお米、小豆など(なるべく細かいもの)
- クリアファイルや厚紙
○作り方
ザーザー棒は、筒状の容器の他、ペットボトルなどの容器で作っても、 マラカスのように楽しむことができます。
今回は、容器は自宅にあったマルチシートの芯を使用して、 長ーいザーザー棒を作ってみます。
①まず、筒の蓋を作ります。いらないクリアファイルや厚紙に、筒を重ねて型を取ります。
②型より大きめの円を書き、切り取ります。
③中心の円に向かって、切り込みを入れます。
④筒の片側に、テープで止めて蓋をします。
⑤素材を入れます。
⑥反対側にも蓋をすれば、完成!
おまけに周りにも絵を書いたり、 キラキラテープでデコレーションしてあげれば、 見た目にも楽しめますね。
クリスマスカラーにしてみました。
今回は自宅に余っていたビーズを入れましたが、 もっと細かいビーズや、お米などを入れた方が、 癒し系の音になると思います。
また、今回はやっていませんが、途中に短い釘をいくつか刺すと、粒が釘に当たって、また違った音を楽しめます。
ぜひ色々工夫してみてください。
持って遊べるお子さんの場合は、 武器にして遊んでしまったりしやすいです。
棒状のものは注意して遊ばせるようにして下さいね。
まとめ
どうでしょう、かなり簡単に出来ましたよね?
意外と市販のおもちゃよりも、こうした手作りおもちゃのほうが、 気に入って長く遊んでくれます。
アイデア次第で色やバリエーションも工夫出来ると思うので、 ぜひオリジナルのおもちゃを作ってみてくださいね。
ちなみにこちらのおもちゃは、民族楽器のレインスティックを元にしています。
本物の楽器では、さらに素敵な、雨音のような癒しの音を楽しめますよ。
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似たようなおもちゃでは、こちらもおすすめです。
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よりレインスティックに近づけた、改良バージョンも作ってみました。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください↓
障害児におすすめのおもちゃ【手作りレインスティックの作り方】
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