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こんにちは。たんぽぽ母ちゃんです。
北海道の道央地区で、趣味の家庭菜園をしています。
みなさん、さつまいものツルや葉っぱって、 食べられるって知っていましたか?
我が家では今年、スーパーのさつまいもから芽出し苗採りをして、 大量にさつまいものツルが育っていたので、 試しに食べてみることにしました。
この記事の内容
さつまいものツルと葉を食べてみた〜さつまいもの葉やツルの、 美味しい食べかたは?〜
◯さつまいものツルを切る
我が家のさつまいもは、 あまり日当たりの良くない場所にいるので、 成長具合はまあまあといったところ。
植えた数が多いので、良く育っているように見えます。
端の方のつるの、本蔓から伸びている葉茎を、 数本切り取り収穫してみます。
切った感じは、筋がありそうな感じはしませんが、 どうでしょうか。
太いツルを食べる場合は、フキのように皮を剥くそうですが、 葉の根本の細い茎なので、おそらくそのままで大丈夫でしょう。
◯どう食べるか?
さつまいものツルは、お浸しやきんぴらなど、 様々な方法で食べられるそうです。
今回は、自家製のニンニクと一緒に、家族が好きな、にんにく炒めにしてみることにしました。
◯さつまいものツルを下処理する
まず良く洗い、茎と葉に分けます。
茎は青臭かったりするといやので、 念のため30秒ほど下茹でしました。
葉はまとめて、食べやすい大きさに切っておきます。
切った感じは柔らかいので、そのまま炒めて大丈夫そうです。
◯にんにく炒めを作る
味付けはシンプルに、
- 塩胡椒
- 鶏ガラスープの素少々
- ごま油
でいきましょう。
まず、少量の油にニンニクを入れ、香りを付けます。
そこに茎を入れ、ささっと炒めます。(下茹でしたので、さっとで○)
葉を追加。
ささっと炒めて適当に味付け。
最後にごま油を少し入れれば完成!
葉は柔らかく、思った以上に火が入りやすいので、 本当にさっとで大丈夫でした。(30秒ほど)
◯さつまいもの葉とツルのお味は?
青臭さや筋があるかな、とおそるおそる実際に食べてみると、
「ん! なんじゃこりゃ!!」
「めっちゃうまいやーん!」
と、想像を超える美味しさにびっくりしました。
臭みもクセも筋っぽさもなく、とにかく食べやすいです。
葉は柔らかく、茎はシャキシャキした食感で筋も残りません。
さつまいもが甘いので、甘みがあるかな? なんて思っていましたが、甘みも香りも特になく、 ほんとにさっぱりした味です。
◯おすすめの食べ方は?
今回食べたにんにく炒めは、 とっても美味しかったのでおすすめです。
他にも、卵炒めにしても美味しいです。
きんぴらは、硬めの茎でも食べやすく、美味しかったです。
アクもなかったので、茎は下茹でせず、 先に2、3分長めに炒めるくらいでも良いと思います。(私は下茹でするほうが食べやすく、おすすめです。)
ほうれん草のように、お浸しや汁物など、 なんでも使えます。
実際にお味噌汁に入れてみましたが、火が通りやすく、柔らかくなるので食べやすかったです。
調理法に迷ったら、基本的にほうれん草と同じような利用法をイメージしてもらえば良 いと思います。
注意点としては、葉を利用する場合は意外と柔らかいので、 すぐ火が通ることです。
葉を汁物に入れる場合は、最後にぱっと入れ、 30秒ほど火を入れるくらいで大丈夫かと思います。( 長く茹ですぎると、溶けそうです。)
※追記
色々作った結果、我が家が特にはまったのはさつまいものツルのペペロンでした。
作り方は、たっぷりのオリーブオイルに自家製にんにくをこれまたたっぷり入れ、下茹でした茎と葉を入れて炒めたら味塩で味付けするだけです。
空芯菜の中華炒めのような味わいになり、はしが止まらない逸品となりました。
まとめ
さつまいもの葉と茎は、正直、予想していた以上に食べやすく、 美味しかったです。
さつまいもを育てている方には、ぜひ一度、 葉茎を食べてみることをおすすめします。
葉が混んできたら、 柔らかそうな細めの茎を選んで利用すると良いかと思います。
芋からツル苗を採る場合は、苗を採り終わった親芋のツルをとっておき、 葉の収穫用に育てるのも良いかもしれませんね。
家庭菜園ならではの楽しみ方として、さつまいものツルの収穫、 ぜひ試してみて下さい。
また、収穫後のつるでリースを作ることもできます。
せっかくの家庭菜園、最後までさつまいものツルの活用を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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