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障害児のオムツ、どう選ぶ?~支給や捨て方まで障害児のオムツ問題を一挙に解決~

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こんにちは。重度障害児の母、たんぽぽ母ちゃんです。
 
障害児を育てられていると、オムツが外れない場合、サイズ選びに苦労されると思います。
 
小さいオムツだと容量が足りないのだけど、大人用だとブカブカだったり
 
そんな問題に頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。
 
今回は、うちが使用してきたオムツについて紹介したいと思います。(8歳現在まで)
 
また、オムツに関する福祉の支援や、我が家のオムツの処理の仕方についてもご紹介しますね。

障害児のオムツ、どう選ぶ?

小さいうちは市販のオムツで済みますが、4、5歳になってくると一回の尿の量も増え、オムツ選びに苦労するようになってきます。
 
以下は参考までに、うちで使っていたオムツのサイズやメーカーです。

◯4、5歳以降のサイズ

•ビッグより大きいサイズ
ビッグの上に、「ビッグより大きいサイズ」というサイズがあります。
 
うちは4歳〜6歳くらいまではこのサイズを使っていました。
 
しかし、うちの子は歩かないので足周りやウエストが細く、隙間からよく漏れてしまっていました
 
椅子やバギー、寝具には防水シートを常に敷いていました。
 
ただ、このサイズにはテープタイプがなく、パンツタイプのみになります。
 
パンツタイプでは横モレがしやすくなるのが難点です。
 
メーカーは色々な所から出ているので、お好きなものを選ぶと良いです。
 
うちは安さ重視でした。

•スーパービッグ
二年生くらいになると、こちらが丁度良くなりました。
 
ビッグより大きいサイズからも、一気に大きくなります。
 
パンツタイプテープタイプがありますが、足が細い子だとパンツタイプは漏れやすいように思います。
 

グーンとムーニーマンから出ており、グーンのほうが安いです。
 
ムーニーマンは男の子用と女の子用でデザインが分かれているので、可愛いものを履かせたい場合には良いかもしれません。

 
うちでは今、テープタイプ+パットで使用しています。
 
•大人と子どもの中間サイズ
その他、もう少し大きいジュニアサイズにはリフレのオムツ(SSサイズ)がありますが、25キロからとなっています。
 

 
•大人用
35キロ以上になると、大人用でも使えるようになります。

 

◯パットを利用

スーパービッグを使うようになると、オムツ一枚あたりの値段もかなり高くなるので、パットの使用をお勧めします
 
子ども用であれば、オムツとれっぴーという、おねしょ用パットが売っています。(一枚あたり20円
 

うちは、大人の介護用の、ツルハの独自ブランドのパットを使っています。上記の子ども用パットとサイズは変わらないくらいです。(一枚あたり17円尿とりパット
 
ツルハのパットでは、もう少し小さいタイプも売っています。うちは小さいパットはズレやすいので使っていませんが、あまり動かない子ならもう少し安くすむかと思います。(一枚あたり12円
オムツのサイズがスーパービックになると、オムツ一枚あたりの値段は50~60円ほどになります。
 
パットと併用することで、少しでも節約になります。

◯オムツの支給

障害者手帳をお持ちであれば、お住まいの自治体で5歳頃からオムツの現物支給を受けられることがあります。
 
うちの市では、老人介護の支援枠で、障害児のオムツも支給してもらっています。
 
支給される量は決まっていて、全てを支給でまかなうことは難しいと思います。
 
うちでは、支給以外で年間3万円ほどオムツ代がかかっています(※以下で説明しますが、確定申告で医療費として申請できる場合があります。)
 
支給はメーカーも限定されるので、使いたいメーカーがない場合もあります。
 
オムツかパットかを選ぶことをできる場合もありますが、値段の高いオムツを支給してもらい、パットを購入するのが経済的かなと思います。
 
その他、うちの市では月に一つ、お尻拭きももらえます。

◯ゴミ袋の支給

オムツの申請とは別に、オムツゴミに使うゴミ袋を支給してもらえる場合があります。
 
うちの市では、市役所のごみ・リサイクル課という課に申請し、10月頃に1年分をまとめて貰いに行っています。

◯確定申告

オムツ代を医療費として申請できる場合があります。
 
役所から所定の用紙をもらい、医師に診断書を書いてもらう必要があります。
 
診断書の作成には数千円ほどかかりますが、病状が変わらなければ毎年使えるので、1度作成すれば大丈夫です。
 
確定申告時には原本を提出せずにコピーを取って使用して下さい。

◯オムツゴミの処理について

うちでは、以下の3つのアイテムを使っています。
 
  • オムツが臭わない袋
  • オムツ用消臭剤
  • ピジョンのオムツゴミ箱
•オムツが臭わない袋
オムツが臭わない袋は本当に優秀なのでおすすめです。
 
うちは介護用のLサイズを使っています。
 
近所のドラッグストアにはSかLしかないのですが、ネットだとSS~Lまで様々なサイズが購入できるようです。
 
沢山入ったものは少し高く感じますが、1枚あたり10円ほどです。
 

 
•オムツ用消臭剤
これはお好みですが、消臭剤の中でもオムツ用のものは、確かに効果がある気がします。
 
ドラッグストアの介護コーナーやオムツ売り場に置いてあります。
 

•ピジョンのオムツ用ゴミ箱

オムツ用ゴミ箱は色々なタイプがありますが、うちはこれが使いやすく、何年も使っています。
 
初めは蓋つきバケツなどを使っていましたが、オムツが大きくなるとすぐにパンパンになります。
 
今はゴミ箱を車庫に置き、匂いが出る便のオムツだけこちらに入れ、小は普通のビニールに入れて直接ゴミ袋に入れています。
 
入れる作業も簡単なので、下の娘に「オムツがちゃこんお願ーい」と頼むと、喜んで捨てに行ってくれていました。

まとめ

障害児のオムツはなかなか合うサイズが無く、探すのも大変だと思います。
 
身体が細かったりすると、漏れてしまうことも多いです。
 
大変ですが、パットや防水シートも使いながら、工夫して使っていきましょう。
 
また、大きくなってくると、お尻の匂いが気になることがあります。
 
そんな時は、おしりふきの後に、濡れたタオルにボディーソプなどの泡を少量つけ、拭き取ってあげると匂いがなくなります。
 
うちでは、お尻洗い専用のタオルを作って置いています。
 
介護用品のコーナーに、お尻洗いという商品もあるので、使ってみて下さい。

 
その他、障害児育児に不安な方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
 

 
 
 
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