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こんにちは。重度障害児の母、たんぽぽ母ちゃんです。
我が子に障害があった場合、
私は第一子が障害児ですが、
何が分からないか分からない状態で、
子どもが障害児だと、
「学校へは行けないの？」
「仕事は？」
「ずっと家で見ないといけないの？」
と心配が尽きないと思いますが、
この記事では、障害児の将来について、使える福祉サービスを紹介しながら、大まかな流れを紹介していきます。
この記事の内容
障害児の将来とは？〜学校や預け先は？生涯の流れを解説～
この記事ではまず、時系列で障害児の学校や施設など、
※注意
障害と言っても知的、身体、軽度、重度があると思います。こちらの記事では、主に重度障害を基準にした情報を掲載しています。
①乳児期 ０歳〜２歳
《利用できる施設やサポート》
- 保育園、認定こども園（障害の程度による）
- 障害児専門の託児サービス（少ないが存在）
- ファミリーサポート
- 児童発達支援センター（療育施設）
- 児童発達支援事業所（デイサービス）
- 相談事業所
1.保育園、認定こども園
０歳代は、自宅でお子さんを見られる方がほとんどでしょう。
しかし、今の日本の現状では、
どうしても預けたい場合には、
2.障害児専門の託児サービスも少ないが存在
NPO法人のフローレンスが、2014に日本で初めての障害児の保育園をオープンし、
ですが、
3.ファミリーサポートを利用
ファミリーサポートとは、自治体が主体となって運営している、
地域で育児などの援助を受けたい依頼会員と、
お子さんの障害は軽度の場合であれば、
1時間千円程度の料金がかかりますので、
入院中の兄弟児の預かり等には助かります。
登録、予約が必要なので、
4.児童発達支援センター（療育施設、2歳から利用可）
病院からの紹介があれば、役所で通所受給者証を取得でき、
児童発達支援センターは、通所で通う施設です。
発達の支援が目的ですが、
自由に預けられるものではなく、
センターに通うことが難しいお子さんの場合、居宅訪問型自動発達支援というものもあります。
5.児童発達支援事業所（デイサービス、0歳から利用可）
こちらも通所受給者証を持っていると利用できます。
児童発達支援を利用できる年齢は未就学児が対象となっていますが
6.相談事業所
お子さんの障害が分かったら、
簡単に言うと、
市役所に併設されていたり、
②幼児期 ２〜５歳
《利用できる施設やサポート》
- 幼稚園、保育園、認定こども園（程度による）
- 児童発達支援事業所（デイサービス）
- ヘルパーや訪問看護、訪問リハビリ
- 相談事業所
1.幼稚園、保育園、認定こども園（程度による）
幼稚園に関しては、通常２、３歳で入りますが、
受け入れている場合は、
医療的ケア（経鼻経管や胆の吸引など）がある場合、
2.児童発達支援事業所（デイサービス）
４歳頃になると、
送迎のサービスがついているところがほとんどで、
早朝や夜間の預かり等は難しいでしょう。
3.ヘルパーや訪問看護、訪問リハビリ
難病や重度の障害などで、すでに障害者手帳を取得していれば、
これにより、
ヘルパーについてはこちらの記事でも触れています。
4.相談事業所
新しくデイサービスを探したいときなど、事前に伝えておくと、
③学童期〜青年期 6〜18歳
《利用できる施設やサポート》
- 通常学級
- 特別支援学級
- 特別支援学校（養護学校、盲学校、聾学校 寄宿舎もあり）
- 放課後等デイサービス
- ヘルパー
- 訪問看護
- 訪問リハビリ
- ショートステイ等の利用
- 相談事業所
1.通常学級
障害が軽ければ、通常学級に通うことも可能です。
ただ、
途中から支援級への変更も可能です。
2.特別支援学級
普通の学校の中に設けられた、障害児のための学級です。
通常級への変更も可能です。
3.特別支援学校（養護学校、盲学校、聾学校 寄宿舎もあり）
特別支援学校は、障害児専門の学校です。
聾学校は聴覚障害、
養護学校は、
地域によっては学校の数が限られるので、自宅から遠いなど、
その他、人工呼吸器の使用等で通学が難しい場合には、
また、病院に付属した養護学校というものも一部あり、
※養護学校に通う際の流れや、必要なものについてはこちらで解説しています。
4.放課後等デイサービス
学童期からは、児童発達支援に変わり、
デイサービス自体は2歳から18歳まで利用でき、児童発達支援（
送迎サービスがある事業所では、学校へのお迎えをお願いして、
何曜日はどこ、といったように、
重度障害児専門のデイサービスでは、
5.ヘルパー
ヘルパーによっては、
その他、
ヘルパーや通学支援についてはこちらの記事でも触れています。
またヘルパーには入浴や通院介助など、様々な支援をお願いすることができます。
6.訪問看護
訪問看護では、看護師が自宅に訪問してサポートしてくれます。
7.訪問リハビリ
訪問リハビリでは、自宅にPT（理学療法士。身体のリハビリ）、
8.ショートステイ
ショートステイ（＝短期入所。短いお泊まりです）
障害が軽度であれば、
9.相談事業所
上記のヘルパーや訪問支援のサービス、
事業所のピックアップや、
④成人期 18歳〜
《利用できる施設やサポート》
◯在宅の場合
- ヘルパーの利用（居宅支援、移動支援等）
- 各種訪問サービス
- 短期入所施設
- 就労支援事業所
- 生活介護事業所
◯入所（施設で暮らす）の場合
- 入所施設
- グループホーム
◯在宅の場合
1.ヘルパーの利用（居宅支援、移動支援等）
居宅支援では食事介助や入浴介助などのサポート、
無制限に利用出来るわけではなく、
2.各種訪問サービス
訪問看護で同じ看護師さんと付き合っておけば、
病気以外の緊急時の入院が出来る病院もありますが、
訪問看護や訪問リハビリの他にも、入浴や、
使いたいサービスがある場合は、
3.短期入所施設の利用
成人の障害者になると、介護の負担もかなりのものです。
親も高齢になると、急な病気なども出てきます。
4.就労支援事業所の利用
障害者の就労は大きく分けて3パターンあり、①A型就労、②
①、②
就労支援事業所では、
5.生活介護事業所
生活介護事業所とは、簡単に言うと大人のデイサービスです。
デイサービス同様、掛け持ちが可能です。
◯入所（施設で暮らす）の場合
1.入所施設
重度障害者で自宅での介護が困難な場合、
ベッド数が決まっているため、
一度入居すると、そこから生活介護等に通うことは出来ず、
2.グループホーム
少人数で、家のように暮らす施設です。民間の事業所や、
看護師在中の事業所であれば、
こちらも空きがなければ入居できないので、
まとめ
障害児をサポートする施設やサービスは複数存在しますが、
どんなサービスがあるかを知り、
上記で紹介したサービスは、初めて見るワードも多く、
将来に対する不安を解消していくことも必要ですが、まずはお母さん自身がお子さんの障害を受け止め、悲しみを癒していくことが大切です。
悲しみから抜け出せずにいる方は、こちらの記事も読んでみて下さい。
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