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こんにちは。たんぽぽ母ちゃんです。
北海道の道央地区で、趣味の家庭菜園をしています。
みなさん、長芋ってどう育つかご存知ですか?
長芋は、むかごと呼ばれる実からも芽が出るし、 種芋からも育ちます。
繁殖力の強い植物なので、たまに自生しているものもありますね。
うにの庭にも、去年、急に長芋が生えてきました。
きっと、 鳥のフンかなんかでむかごが運ばれてきたのだと思います。
秋には、むかごを収穫することが出来ました。
今年はそれに加え、頂いた長芋の端っこが傷んできたので、埋めてみて、長芋の端っこを埋めたら芽が出るのか?を検証したいと思います。
長芋の端っこを埋めたら、芽が出るか!?【検証】
◯長芋の端を切る
頂いた長芋の端が傷んできたので、10センチほどに切り、 そのまま庭土に埋めることにしました。
◯埋める場所
埋める場所は、去年鳥に運ばれてきたむかごから芽が出た場所の、 隣。
畑ではなく、畑の周りの敷地の端っこです。
去年のツルを誘引するために支柱を立てていたので、 そのまま利用します。
去年のツルも、芋が出来ていればまた芽を出すかも!? と目論んでいます。
◯土の状態
去年芽が出た場所は、庭土そのままです。
芋が出来ているかもしれないので、掘り返しません。
今回埋める場所は、去年家庭菜園の残渣などを埋めた場所になります。
残渣が堆肥化していれば、それが栄養になるはず。
芋には期待していないので、むかごを収穫することが目標です。
◯植え付け時期
6月頃、芋の切れ端を埋めました。
深さも適当、傷んでいるので腐る可能性もあり、ダメ元です。
1ヶ月ほどは動きもない状態で、半分忘れさられていました…
◯芽が出た時期
7月に入り、北海道もようやく暑い日が出てきました。
7月頭、ふと見ると、長芋の芽がスラーっと伸びてきました!
〈長芋の芽の特徴〉
- 長芋の芽は、艶があり、黒みがかったしっかりしたツルが、
勢いよく上に伸びてくるのが特徴です。 - 30センチほど伸びてから、ハート型の艶々した葉が、
ついになって出てきます。 - 上から見ると、反時計回りに支柱に巻きついていきます。
◯去年の芋からも!
今年埋めた芋に少し遅れて、去年芽が出た場所からも、 しっかり芽が出てきました!
しかも、三本。どうやら、地中にはしっかり芋が出来ていたようです。
ちなみに、今年埋めた芋からは、二本の芽が出てきました。
硬い庭土のため、掘り返すことはしませんが、 これなら放っておいても毎年むかごは採れそうです。
◯蔓の成長
8月、蔓は地中からも何本か伸びてきましたが、 むかごを採ることが目的なので、蔓の先端を摘芯して、 脇芽を伸ばしてやります。
これで秋には美味しいむかごが採れるでしょう。
8月上旬、長芋はぐんぐん成長を続けています。
うちの長芋は8月の終わり頃からむかごをつけ始めました。
むかごはどの時期でも収穫はできますが、北海道では10月頃がベストです。
10月に入り、そろそろ寒くなってきたのでむかごを収穫してみます。
枝先にはむかごが沢山なっています。
大きいものを試しに収穫。
中にはむかごから可愛く葉っぱが生えているものもありました。
むかごは軽く油でいためてからシンプルに塩を振っていただきました。
家族で取り合いになるほど大人気で、あっという間に無くなってしまいました。
他にも葉っぱの生えたむかごがあったので、そのまま鉢に植えて育ててみます。
果たして大きくなるでしょうか。結果はまた後日まとめます。
それから大きめのむかごを一つ、地面にも埋めておきました。
家族も大好きなむかご、来年は更に沢山採れると良いです。
まとめ
長芋は、芋の切れ端からでも芽が出ます。
一度植えてしまえば地下に種芋が出来るので、 毎年楽しめそうです。
繁殖力が強いので、むかごが落ちてもそこから芽が出るそうです。
植える場所は、増えすぎて困らない場所にしましょう。
むかごは、むかごご飯の他、乾煎りや素揚げで塩を振ると、 おつまみやおやつに最適です。
私は小さい頃、 よく野生のむかごを採ってきておやつにしてもらっていたので、 思い出の味です。
むかごは小さいお芋なので、我が家では子どもが、 ツルからそのまま採って、カリカリ食べたりもします。
しっかり長芋のシャキシャキした食感がして、 独特の風味がクセになりますよ。
芋を掘りたい場合、長芋は掘り上げが大変なので、 波板栽培などの工夫が必要で、手間がかかります。
来年は、家庭菜園でも簡単に出来そうな袋栽培にも挑戦してみたいです。
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