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さつまいものツルを採った親芋を食べてみた【検証】

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北海道の道央地区で趣味の家庭菜園をしています。
 
今年は我が家ではスーパーの芋からツル苗を採ってさつまいもを育てたのですが、親芋はそのままプランターで放置してありました。
 
秋になり親芋を掘り返すと、小さな芋が2つほどできており、さらに親芋自体も肥大化していたんです! 
 
ひょっとしてこの親芋も食べられるんじゃないか…ということで、試しに食べてみることにしました。
 
今回は、さつまいものツル苗を採った後の親芋は食べられるのかどうかを検証していきます。

さつまいものツルを採った親芋を食べてみた【検証】

◯親芋のプランターの状態

我が家の親芋はスーパーのさつまいもから3月に芽出しを開始し、5月頃にツル苗を採っています。
さつまいもの親芋
そこから5ヶ月ほど放置し、9月末に掘り返してみることにしました。
 
(ひょっとしたら親株にも芋が出来るのでは!?という期待もありました。)
 
掘り返してみると、狭いプランターにガッチリ根が張っていて、プランターの形のまますぽっと抜けました。
さつまいもの親芋
鉢底ネット代わりに敷いた排水溝ネットの間に、小さな芋も出来ていました。
 
土と細かい根っこをよけてみると、親芋にはコブのように肥大化した部分があり、小芋は小さいものが2つ出来ていました。
さつまいもの親芋
親芋が肥大化することがあるとは何かで目にしたことがありましたが、食べたという話は聞きません。
 
味や食感など気になる所なので、試しにダメ元で食べてみることにしました。
 

◯親芋の中身

親芋の先端のツルを切って洗ってみます。
さつまいもの親芋
肥大化したコブの部分はツヤツヤしてきれいな紫色です。
 
半分に切ってみると、若干硬く、なんとなく筋っぽいような見た目ですね。
さつまいもの親芋
元々の皮は少し汚いので、皮を剥いて使用します。
 
お試しなので、小さく切ってレンジでチンでいきます。
 
レンジで2分ほどチンすると、簡単に火が通りました。
さつまいもの親芋
まずはそのままいただいてみます。
 
ちなみに、さつまいもは掘り上げからしばらく置くことで甘みが出てきます。今回は掘り上げから2日ほどしか経っていないので、甘さは期待出来ないでしょう。
 
そのまま食べると、意外にもしっかり芋の風味。甘さはやはりかすかに感じる程度です。
 
美味しいかもーと思って食べていると、最後に口の中に筋が残ります。
 
味は薄いですが、不味さはありません。砂糖醤油にからめると、更に食べやすくなりました。
 
うちの子供たちは多少の筋は気にならないようで、喜んでパクパク食べていました。

まとめ

肥大化したさつまいもの親芋は、味はやや薄めですが意外と食べられることが分かりました。
 
ただしツルに近い位置は特に筋っぽさが気になります
 
他の小芋が沢山採れていれば、無理して食べる必要もないですが、もし不作だった場合は親芋も試しに食べてみてもいいかもしれません。
 
さつまいもは茎葉も美味しくいただけるので、我が家では葉物としても大活躍でした。
 
 
飢饉の救済野菜というのも頷けます。
 
我が家では9月の試し掘り時点ではまだまだチビ芋だったので、本格的な芋掘りは雪が降る直前まで待とうと思います。
さつまいも試し掘りさつまいも試し掘り
スーパーの一本の芋から大きく育った枝葉をみると感慨深いですが、ありがとうの気持ちで親芋もいただきました。
 
みなさんも機会があれば、親芋の味見をしてみてください。
 
茹でてから裏ごしすれば、筋も気にならないんじゃないかと思いますよ。
 
 
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