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重度障害のある息子の、お風呂の(アソコの)大事な話

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こんにちは、重度障害児の母、たんぽぽ母ちゃんです。

重度障害のあるお子さんを育てられている親御さん方、お子さんのお風呂ってどうされていますか?

身体が大きくなってくると、お風呂に入れるのも大変ですよね。

我が家でも3人目妊娠を期に、8歳の息子の入浴は、ほぼデイサービスやヘルパーにお願いするようになりました。

しかし、ある時大事件が起こったのです。

今回は、我が家の事件を元に、障害児だからこそ、お風呂はしっかり!というお話です。

重度障害のある息子の、お風呂の(アソコの)大事な話

◯入浴を他人に任せたきっかけ

我が家には、2021年現在8歳の長男、6歳の長女、1歳の次男の3人の子どもがいます。

3人目を妊娠するまでは、私が長男を抱き抱えて毎日お風呂に入れていました。

しかし、3人目を妊娠した当時、長男は1年生。

体重も20キロ近くなり、さすがに限界を感じていました。

その頃、ちょうどデイサービスで入浴サービスを始めるとの連絡があり、週に1、2回入浴サービスを利用することにしました。

ヘルパーも契約し、週に一度は自宅でもお風呂に入れてもらうことに。

お風呂は週に3回、それ以外はタオルふきですますか、主人のいるときに入れてもらいました。

◯ある日の異変

入浴を外部の人に任せたことで、介護の負担は格段に減りました。

妊娠中は入浴後に着替えさせることすら大変なのですが、着替えもやってもらえ、だいぶ楽に妊娠期間を過ごすことができました。

しかし、ある日異変が起きます。

風邪症状もないのに、長男が発熱したのです。

とにかく機嫌が悪く、いつもの発熱とは違う様子でした。

長男は免疫が落ちると、これまでに何回か謎の発熱(結節性紅斑など)もしているため、少し心配でした。

「なんだろう?」と思っているうちに、長男が泣くのに、あるタイミングがあることがわかりました。

長男は、オシッコのたびに泣いていたのです。

てんかん薬の副作用で、尿路結石ができる可能性もあったため、いそいでアソコをチェック。

すると、おちんちん全体が赤く腫れていました。

これはまずい!と急いで病院に行き検査しましたが、腫れは尿路結石によるものではないようでした。

◯アソコの腫れの原因

先生に調べてもらった結果、なんと、おちんちんの皮の内側が膿んでいたのです。

お風呂を外部に任せ、しっかり剥いて洗わなくなった結果、汚れが溜まってバイキンが入ってしまったようでした。

最近の息子はオムツに手を入れるクセもあったので、知らないうちにいじってキズがついてしまったのかもしれません。

◯その後の経過

帰宅後、皮の内側をよく洗い、病院で出してもらった軟膏を塗ると、次第に腫れも引き、熱も下がりました。

デイサービスやヘルパーさんにも伝え、わざわざ頼むのも気が引けましたが、なるべく皮の内側まで洗ってもらうよう頼みました。

3年生ともなると、生理反応もあり、私が洗うのに少し抵抗があるのも事実。

加減も分からないので、自宅で入れる際は、なるべく主人に頼むようにしています。

◯大変だけど大事なこと

今回、ちょっとシモのお話になってしまったので、もしかしたら気分を害された方もいたかもしれません。

でも、リアルな介護問題は避けて通れない現実です。

清潔にしてあげなかったら、こんなことになるんだ、と身をもって体感した出来事でした。

長男も男の子なので、これからもいろいろと大変なことはあるでしょう。

障害児の親は、「イヤ〜」なんて言ってられないんです。

生理現象は仕方ない。慣れるしかないのかも、と思っています。

日本ではなかなか、リアルな話、シモの話はしにくい現実がありますよね。

それでも今はネット上にコミュニティも作れますから、そういうコミュニティで聞きにくい質問をするのもひとつかなと思います。

毎日の介護は大変ですが、福祉も頼りながら頑張るしかないですね。

まとめ

今回は、「こんなこともあるよ」という入浴介護に関するトラブルの体験談を書きました。

重度障害児の親には、小さな悩みや人に言えないような悩みがたくさんあるものです。

汚いもの、イヤなものから目を背けても、現実は変わりません。

仕方ないと割り切り、上手に人に頼れるようになることが大切だと思います。

お子さんがどんなに希少難病でも、あなたは一人じゃありません。

つらい状況で頑張っている人も大勢います。

そういった仲間の存在を励みに、できるだけ楽しいことに焦点を当てていきましょうね。

 

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