こんにちは、たんぽぽ母ちゃんです。
北海道の道央地区で趣味の家庭菜園をしています。
みなさん、ルバーブという植物をご存知ですか?
ルバーブとは、フキのような見た目で赤い茎が特徴の植物で、強い酸味がある「茎」の部分を主にジャムなどに加工して利用します。
ルバーブの茎の赤さは個体によって異なるようで、真っ赤な茎のルバーブは園芸好きの人たちの憧れなんだとか。
親が真っ赤な茎でも、子が赤い茎になるとは限らず、また苗自体の流通も少ないので、赤い茎のルバーブは入手が難しいようです。
そんなルバーブ、わたしもぜひ育てたい!と、去年メルカリで種を購入しました。
今回は、いよいよルバーブの育苗開始!この記事では、ルバーブの種まきの様子と我が家の栽培記録を記していきます。
「ルバーブ」を種から育てる【赤い茎のルバーブは生まれるか?】
ルバーブは以前から育てたいと思っていたのですが、苗が見つからず、種から育てることに。
種は昨年の秋、メルカリで300円で購入、冷蔵庫で保存していました。
いよいよ種まき!の前に、ルバーブについて少しご紹介を……
◯ルバーブってどんな植物?
ルバーブは、シベリア原産の寒さに強い植物です。半面、暑さには弱い性質がありますが、涼しい北海道に適した植物といえます。
ルバーブはかなり大型の植物で、フキのように、大きな葉と長い茎が一株からいくつも生えてきます。一度植えると毎年生えてくる多年草で、栽培の手間もそれほどかかりません。日陰でも育ちますが加湿に弱いので、加湿に気をつけ、乾燥気味に育てるといいようです。
茎には強烈な酸味があり、生でかじると若干えぐみあるようです。日本では主にジャムとして加工される用途で利用されます。ただし、葉にはシュウ酸が多く含まれ、毒性が強いので注意が必要です。
ルバーブの別名は、「食用大黄」。大黄は漢方に利用される植物で、胃腸を整える作用を持ちます。
ルバーブには他にも、水分排出を助けるカリウムや、ビタミン類や葉酸、食物繊維といった体に嬉しい成分がたくさん含まれるため、胃腸機能や体全体の巡りを整える効果が期待できそうですね。
ルバーブには茎が赤いものと緑色のものがありますが、栄養成分にはそれほど違いがないそうで、酸味は緑色のほうが強いそう。
赤いルバーブが好まれる理由は、ジャムにする際の彩りの問題なんですね。
ジャムにするなら緑色のルバーブのほうが酸味をいかせるとの意見もあり、色づけにラズベリーなどのベリー類を加えると、緑色のルバーブでも綺麗な色に仕上がります。ルバーブはジャムにすると、青リンゴのような、さわやかな酸味になるようです。
◯ルバーブを種から育てるには?
ルバーブは、白い小さな花を咲かせます。 ここから種を採れば、種から育てることも可能。
初めて育てる場合は、ネットで種を購入することもできます。
市販の種は発芽試験済みのものがほとんどなので、安心感がありますが、種を安く入手したいのなら、わたしのようにメルカリなどで探すのもあり。
メルカリでは、意外と自家採取した種を販売している人が多くいます。発芽の保証はありませんが、ちょっと試してみるには重宝します。
◯メルカリ(自家採取)のルバーブの種はちゃんと発芽するの?
昨年の秋に購入したルバーブの種ですが、すぐ撒きたい病が発病したわたしは、実は秋のうちに数粒、庭の片隅に撒いてみたんです。
すると、100%に近い確率でちゃんと発芽していました!茎の赤さは、芽の段階で違うようでした。こちらはあまり赤くないですね。もう少し、ほんのり赤いものもありました。
この試し撒きルバーブは小さいうちに冬が来てしまったので、冬を越せない可能性が高いかなと思っています。
そこで!4月が近づいた今日、ルバーブの育苗を開始します。
◯ルバーブの育苗
ルバーブはかなり大きくなるので、一株もあればじゅうぶん!
ただ、メルカリで買った種は50粒ほど入っており、もったいないので多めに撒きます。その中から、茎が赤めなものを残すことにしましょう。普通の苗と同じように、ポットに培養土を入れ、そこに撒いていきます。15粒くらいかな?多めに撒いています。種を撒いたら、種の高さと同じくらいの厚みで覆土してやります。覆土だけでも種まき用土を使うと芽が出やすくなります。
ルバーブの発芽適温は20〜25度なので、まだ寒い北海道は暖かい室内で育苗してやりましょう。
我が家は、窓辺が育苗の定位置です。
秋にはかなり高い発芽率でしたが、今回はどうでしょうか。
そして、茎の色はどうなるかな??楽しみ。
◯種まき育苗中のルバーブ、続々と発芽
種まきから6日、無事ルバーブが発芽しだしました。さらに2日経過すると、この成長。右から2番目の子が少し赤みありますね。
やはり、生まれた時から色が違うようです。
真っ赤とまではいかなそうですが、どうでしょうか?
また追記します。
2021.10、その後のルバーブ
育苗後、