スポンサーリンク
こんにちは、たんぽぽ母ちゃんです。
北海道の道央地区で、趣味の家庭菜園をやっています。
皆さん、長ネギの栽培って、土寄せが面倒、 というイメージがありますよね。
長ネギ自体はとても強い野菜なので、 家庭菜園にはおすすめなのですが、 土寄せが大変そうで手を出せない…という方も多いと思います。
そんな時には、 遮光シートを使った土寄せ代わりの栽培方法がおすすめですよ!
今回は、長ネギの白い部分を、 土を使わずに伸ばすアイデアをご紹介します。
長ネギの土寄せのアイデア【遮光シートを使ってみる】
◯長ネギの育て方
長ネギは寒さに強く、性質が強いので、北海道など寒い地域でも、 元気に育ってくれる野菜です。
根は加湿に弱く、酸素を多く必要とするため、 植え付け時には水捌けの良い土に浅植えにするなど、 注意が必要です。
また、ネギの白い部分を伸ばすには、 成長に従って土寄せをする必要があり、 若干手間に感じる場合も多いでしょう。
今回紹介する方法では、土寄せをなくし、 より簡単にネギの白い部分を伸ばすことができます。
•植え付け時期
北海道では、5月上旬頃から植え付けを行います。
詳しい育て方は、こちらの記事をご覧ください。
>>>北海道での長ネギの育て方
•植え方
深さ30センチほどの溝を掘り、 ネギを溝の淵に立てかけるように密植します。
根本には稲藁や枯れ草を被せておき、土は軽くかけます。
•土寄せ
成長に従って、追肥と土寄せをしていきます。
ネギが枝分かれしている成長点の下まで、土を寄せてやります。
•収穫
葉ネギとしてならいつでも収穫できます。
また、ある程度大きくなればいつでも収穫できますが、 白ネギの場合は10月から11月頃、 まとめて収穫しても良いでしょう。
雪の下に残しておいても、しっかり越冬でき、 春にはまた育ってくるほど、寒さには強いです。
◯100均の遮光シート(防草シート)を使って、 白い部分を伸ばす
•必要な道具
- 短い支柱二本
- 100均の防草シート二つ(栽培スペースによります)
- 洗濯バサミ
•遮光シートでネギを囲う手順
①まず、畝の両端に支柱を立てます。
支柱の長さは、ネギの高さと同じくらいの短いもので大丈夫です。
②遮光シートで、ネギの周りをぐるっと囲みます。
我が家の場合は畝の長さが1.5メートルくらいだったので、 遮光シート2枚使用しました。
遮光シートを横に半分に折り、折口を上にして留め、 後々長さを調節出来るようにして使用しています。
③ネギの間にも、光が入らないようピンチで留めて固定します。
後は、成長に応じてシートを上げていけばOKです。
•囲う時期と注意点
シートで囲う場合、暑い時期に囲ってしまうと、 蒸れやすくなってしまうと思います。(シートが黒なので、 日が当たり過ぎると熱くなります。)
そのため、栽培前半はできる所まで土寄せをしていき、後半、 夏が過ぎて涼しくなってきたらシートを使用するのが良いと思いま す。
北海道では、8月下旬〜9月上旬あたりでしょうか。
また、蒸れを防ぐには、通気性のある素材の方が良いです。
その点、防草シートなら、通気性もあるのでベストだと思います。
そして、シートを止める位置は、ネギの分岐点、 成長点に合わせるようにしましょう。
- 遮光シートは涼しくなってから使う
- 成長点でシートを留め、成長に合わせて上げていく。
まとめ
長ネギは、白い部分を伸ばしたければ、 なかなか手間のかかる野菜です。
遮光シートを利用した栽培方法なら、 簡単に綺麗な長ネギを採れるでしょう。
長ネギは放っておいても何年も育つほど、強い野菜です。
また毎日の料理にもかかせないものでしょう。
少しの工夫で、簡単に栽培できる長ネギ栽培、 ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、我が家のネギは、100均の種から育てたものですよ。
ダイソーの2袋100円の種、意外と沢山種が入っています。
100円の種からでも、美味しい長ネギがたっぷり採れますよ。
スポンサーリンク