心を軽くする方法

障害児が「あなたを選んで生まれてきた」の本当の意味とは?

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こんにちは。重度障害児の母、たんぽぽ母ちゃんです。
 
お子さんが障害を持った場合、それを励ます言葉として、
 
あなたを選んで生まれてきたんだよ
 
と言われたことはありませんか?
 
当時の私はその言葉に、反感を覚えていました。
 
「なんで私のところに?」
 
私自身の今までの生き方に対するなのかな、とも思いました。
 
しかし、悲しみを乗り越えた今になってようやく、その意味に気付いたのです。
 
今回は、「障害児があなたを選んで生まれて来た」の本当の意味とはなにか、について書いていきます。

◯慰めの言葉としての意味

よく慰めの言葉として
 
あなたを選んで生まれてきたんだよ
 
と言う場合には、
 
あなたが優しそうで、障害があっても育てられそうな人だったから、この人をお母さんにしたいと思って、赤ちゃんが選んで来た
 
というような意味合いで使われると思います。
 
しかし、これを言われた当事者はどんな気持ちでしょう?
 
 
少なくとも私は、よし!それなら頑張ろう!とはなりませんでした。
 
どうして私なの?私はそんなに強くない
 
理不尽
 
選ばないで欲しかった
 
と感じていました。
 
また、神様や赤ちゃん側が選んだのだとしたら、今まで適当に生きてきた自分に対する罪なのかな、とも思いました。
 

◯スピリチュアル的要素は信じる人、信じない人に分かれる

また、この言葉には神や霊的なものを示唆する、スピリチュアル的要素が含まれます。
 
多くの人が、タマシイとしての存在であった赤ちゃんが、空から母親探しをしている様子を想像するでしょう。
 
スピリチュアルは信じる人にとっては、心を救う場合もありますが、非現実的な要素は、我が子の障害という現実を納得させるだけの力はないと思います。

私が「あなたを選んで生まれてきた」の本当の意味に気付くまで

◯障害を受け入れるまで

悲しみから立ち直ることが出来ずにいた数年間、私の中にはずっと、
 
私を母親に選んで欲しく無かった
 
という気持ちがありました。
 
障害のある我が子を、立派に育てることはできないし、まさに私の人生の「障害」としか思うことが出来なかったのです。
 

◯悲劇のヒロイン的思想

息子の存在をマイナスにばかり捉えているうち、私は悲劇のヒロイン的思想に陥っていました。
 
自分は障害児を与えられた「被害者」で、その人生は「不幸だと。
 
その結果、夫との関係も悪くなっていきました。
 
もう離婚しか無いかも、という状況になって、私は人生最大の絶望感を感じていました。
 

◯本との出会い、気付き

そんな時、たまたまアドラー心理学の本と出会いました。
 
それは、簡単に言うと、思い込みを捨て、ありのままの自分を認められると、人生を楽に生きられるというようなものでした。
 
また、アドラー心理学のように妻側の考え方を変えたことで、最悪の夫婦仲から夫婦関係を回復した方のブログとも出会います。
 
これにより、私は人生を大きく変える気付きがあったのです。
 
本にしても、ブログにしても、このタイミングの出会いが私にとっては重要だったのだと思います。(以前にも、似たような内容の本は読んだことがありました。)
 
人生最大の絶望感に打ちひしがれ、ここから抜け出したい、変わりたい!と心から願っていた状況が、気づきのきっかけとなったのだと思います。

◯今になって分かる、「あなたを選んで生まれてきた」の本当の意味とは

私はこれまでの自分の偏った思い込みに気付くことで、夫婦仲も改善し、息子の障害も本当の意味で受け入れることができるようになりました。
 
あなたを選んで生まれてきた
 
の言葉に付随して、
 
お母さんを助けたくて来たんだよ
 
なんて言われる場合もあります。
 
障害児だと逆に手がかかることが多いので、私が助けてほしいわ!と思うかもしれませんが、今だとその意味が分かります。
 
息子の障害によって、私は大きな絶望感を味わい、乗り越えがたい困難に遭遇しました。
 
それは、「普通」の人生であればあり得なかったことでしょう。
 
しかし、息子の存在によって、人生や生き方について「考える機会」を与えられたと思うのです。
 
様々な思い込みに気付き、それを手放せた時、
 
今までなんて狭い視野で世界を見ていたのか
 
幸せとはこんな近くにあったのか
 
と、視界は一変し、生きやすい世界が広がります。
 
まさに、息子が私を選んで生まれてきてくれたことで、人として一つ上の世界を見れた、という感覚です。
 

◯障害児は気付きを与えるためにやってきた

障害児のいる人生は、世間一般的な「普通」からは外れてしまいます。
 
そこには、大きな絶望があるでしょう。
 
しかし、人生にここまでの絶望がなければ、私は変われなかったと思います。
 
安定した普通の人生であっても、小さな事を人と比べ、つまらないことに傷ついていたと思います。
 
 
障害児は、そんな風に「社会」や「常識」に飲み込まれ、狭い視野でしか生きられなくなった私たちに、より幸せに生きられる「気付き」を与えてくれる存在なのだと思います。
 

まとめ

息子の病気が発覚した当時、親戚から「あなたを選んで生まれてきたよ」という本をいただきました。
 
もちろん当時の私には響かず、一度読んだだけで本を閉じてしまいました。
 
当時の私には、本に書いてある言葉から、息子との人生を前向きに捉えられるほどのエネルギーは無かったのです。
 
これを読まれている方も、悲しみの大きな渦にいるうちは、本当の意味での理解は出来ないかもしれません。
 
ですが、忘れないでいてほしいのは、お子さんが障害を持った事で、あなたは今までの生き方を変え、新しい生き方を始めるきっかけを得たのです。
 
人は、乗り越えられないほどの大きな絶望感や困難に出会った時には、それを乗り越え、自分自身が成長するか、困難を呪い、悲劇のヒロインとして生きていくか2択になります。
 
自分自身、どう生きていきたいのか、時間をかけてゆっくり考えていってください。
 
気付きのタイミングはそれぞれで、答えはあなたの中にしかないのです。
 
 
他人の経験や本との出会いが、気付きのきっかけとなる場合もあります。
 
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