こんにちは、たんぽぽ母ちゃんです。
北海道の道央地区で、趣味の家庭菜園をしています。
去年、成功したスーパーのさつまいもからのさつまいも栽培、今年はなぜか失敗続きでした。
>>>今年のさつまいも芽出しは失敗!?やり方を変えて再挑戦
そこで、確実な芽出しのために、ずっと購入を検討していた育苗マットを購入することに!
迷った挙句に購入したのは、育苗マットではなくペット用ホットマット(ホットカーペット)でした。
この育苗マットがわりのペット用ホットマット、かなりいい感じに活用できそうなので、ご紹介しますね!
今回は、さつまいもの芽出しのため、育苗マットがわりにペット用ホットマットを使ってみた検証結果をお伝えします。
さつまいもの芽出し、ようやく成功!育苗マットがわりにペットシートを活用してみた
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育苗マットがわりに今回、購入を決めたのは、こちらのペット用ホットマット。
めちゃくちゃペット用ですね。
でも、コレ、かなり時間をかけて選んだんですよ。
それでは、3度目の正直で三たびスーパーで購入したさつまいもちゃんは、ペット用ホットマットの上でどうなったか……ご紹介していきます!
◯育苗マットって、どうなの?
購入にあたり、一応「育苗マット」も調べてみました。
出てきたのは、中国製のメーカーの、安い育苗マット。
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値段的には2000円ほどと手ごろなのですが、レビューを見るとあまり温度が上がらないよう。
温度調節もできません。
我が家ではレタス類などの発芽温度が低い植物は、窓際で問題なく発芽するので、欲しいのはさつまいもやトマトなど、発芽に30度前後の高温が必要な野菜用。
そのため、温度が上がりにくいらしい中国製マットはイマイチな感じがしますよね。
そこで探したのが、温度調節ができる育苗マットの代用品です。
「電気あんか」や「人間用ホットカーペット」なども見ましたが、
- 温度調節ができる
- 防水
- 苗が置きやすい
- 価格が安い
この条件が揃う商品はなかなかなく……
いろいろ探して行きついたのが、「ペット用ホットマット」でした。
これなら、上記の条件が全部揃うんです!
注意点としては、自動タイマー機能がない製品を選ぶことです。
ちょっといい製品だと、ペットが乗っていないときに自動で電源がオフになってしまったり、数時間で自動で電源が切れてしまったりするんです。
育苗中は基本つけっぱなしにするので、自動オフ機能はいりません。
わたしも一度、買いかけたので注意です。
◯ペット用ホットマットが届いた。中身は?
注文からしばらくすると、ホットマットが届きました。満を持して開封!
マットはくるくるまるまり、コンパクトに入っています。
マット用のカバーが2つ。育苗用なので、これは使いません。マットにつながった温度調節のリモコンと別に電源ケーブルが入っているので、リモコンの上部にプラグを差し込んで接続します。電源ケーブルをコンセントに挿してつなげば、準備完了!簡単です。
リモコン中央のボタンを押すと、電源が入ります。上むきの矢印がついた左のボタンを押せば、温度が上がっていきます。右のボタンを押せば、温度が下がります。温度は55度まで上がります。操作もとっても簡単ですね。
表面温度は50度でも、ケース等に入れないと室温が上がるわけではないので、苗を温めるには高めの方がよさそうかなと思います。
温度計を見ながら、温度を調整してみましょう。
◯さつまいもの芽出しをペット用ホットマットで!
さて、ペット用ホットマットを使って、さつまいもちゃんの芽出しに再々挑戦です!お風呂に入れたさつまいもを、培養土を入れたプランターに埋めていきます。これを、ホットカーペットの上へ!熱が逃げないよう、カゴの中にマットを敷いています。
ついでに(実は)失敗した生姜も再芽出ししちゃいます。
温かい室内なら、設定温度は45℃くらいが良さそう。
温度計自体も温まってしまうので、正確ではないけれど、だいたい30℃くらいを保っています。
我が家は比較的温かいので、寒い場所ならマックスの55℃でも良さそうです。
外なら、衣装ケースの底に敷いたらちょうどいいかも。
◯ペット用ホットマットで芽出しした、さつまいもはどうなった?
さて、ホットマットの電源を入れっぱなしで1週間ほどたちました。
土は軽く湿らす程度に水をやって管理しています。
さつまいもはどうなったかな?
出てるー!!
嬉しい!三度目の正直で、しっかり成功しました!
後半は寒い日が続いたので、50℃設定にしていました。温度計は33℃となっていますが、温まるのは鉢底だけなので、ちょうどいい感じですね。少し土を掘ってみると、こんな感じ。あとはこのまま、芽が伸びてくるのを待つだけ。
やはり、家庭菜園でさつまいもの芽出しをするなら、土に埋めてしまって鉢ごと温めるのが一番効率が良さそうですね。
来年からは、この方法でいきましょう!
さつまいもの詳しい芽出し〜苗採りの方法は、以下の記事にまとめていますので、参考にしてくださいね。
>>>さつまいもの芽出し方法(スーパーの芋から苗を採る)
さつまいもは、発芽後も暖めてあげるとよく育ちます。あれから4日で、この成長!1か月もすれば、しっかり10本以上の切り苗が採れますよ!
まとめ
予想した通り、ホットマットでの芽出しはうまくいきました!
おかげで、今年もさつまいも栽培を楽しめそうです。
スーパーのさつまいもから芽出しをすれば、一本のさつまいもが50本以上のさつまいもになるのも夢じゃありません。
家庭菜園でちょこっと挿し苗が欲しい方は、ぜひペット用ホットマットを利用してみてはいかがでしょうか(笑)。
ホットマットは、我が家ではこれから夏野菜たちの育苗にも役立ってくれそうです。
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