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こんにちは、重度障害児の母、たんぽぽ母ちゃんです。
私は元幼稚園教諭で結婚後に保育士免許も取得し、 デイサービスでの勤務経験もあります。
昔から手作りおもちゃが大好きで、 様々な手作りおもちゃを作って遊んできました。
手作りおもちゃは自分で作る喜びがあり、愛着が出るため、 比較的長く遊び続けることもできるのが魅力です。
デイサービスなどで、 お子さんの飽きにくい遊びをお探しの時にも、 手作りおもちゃはおすすめです。
今回は、そんな私一押しのおもちゃ、よく回るビュンビュンごま( ぶんぶんゴマ)の作り方を紹介します。
この記事の内容
デイサービスの制作に!【 よく回るビュンビュンごまの作り方】軽度障害のお子さん向け
ビュンビュンごま(ぶんぶんゴマ) は、 軽度な発達障害のあるお子さんにとくにおすすめの手作りおもちゃ です。
型紙だけ用意し、 お子さんには色塗りをメインに制作してもらうと危険なく楽しめる でしょう。
ビュンビュンごま(ぶんぶんゴマ) は回すまでも練習が必要なため、長く遊び続けることができます。
自分一人で熱中して遊べるため、他害や自傷、 パニックを防ぐことにもつながるでしょう。
◯ビュンビュンごま(ぶんぶんゴマ)とは?
丸、もしくは四角の厚紙にヒモを通し、 ヒモを引っ張って回す手作りおもちゃです。
江戸時代からあるおもちゃで、 ぶんぶんとした音を松の木に風が吹くさまに例え、「松風ゴマ」 と呼ばれていたそうです。
回し方にはコツがありますが、練習すれば年中(4歳) くらいのお子さんから回すことができます。
◯ビュンビュンごま(ぶんぶんゴマ)の材料
- 厚紙(牛乳パックや段ボールでも)
- タコ糸(1メートル)
- マジックやシール(装飾用)
こまの材料は厚紙がベストです。カッティングは大変ですが、 厚紙が1番長持ちし、また安定してよく回ります。
牛乳パックや段ボールでも代用可能ですが、 軽い紙では強度が下がり、回すのも難しくなります。
回す糸は、タコ糸を使います。 100均の手芸コーナーや料理コーナーなどに置いてあります。(太めのほうが指が痛くなりにくいです)
色塗りにはマジックが最適ですが、色塗りが難しいお子さんでは、 シールなどを利用するのもよいでしょう。
シールはコマの回転に影響しないように軽いものを選ぶとよいでしょう。
◯ ビュンビュンごま(ぶんぶんゴマ)の作り方
①コマの型を取る
コマは7センチ✖️7センチの四角か、 半径3センチくらいの円で作ると簡単です。(コマの大きさは7センチでなくても大丈夫です。大きめの方が回しやすいです)
牛乳パックの幅がちょうど7センチです。
薄いコマは安定しないので、2ミリ以上の厚みになるよう、 数枚重ねて両面テープなどで固定します。
牛乳パックなら4枚、厚紙なら2〜3枚重ねると安定します。
②コマの中心を取る
コマを切り抜いたら、四隅からバッテンを描き、中心をとります。
③穴を開ける
中心からそれぞれ5ミリの位置に印をつけ、穴を開けます。(コマの大きさに関わらず、穴の間隔は1センチとります)
厚紙を使う場合は、キリやアイスピックなどがあると便利です。
④色を塗る
コマに好きな色を塗ります。おすすめは4面〜 8面に分けて2色を交互に塗る方法です。
回した時に色が混ざるので、混ざると綺麗な模様をぬります。
丸型なら、 中心から色を変えてレインボーに塗っていくのもきれいです。
お好みでシールを貼ってもよいでしょう。
⑤糸を通す
1メートルに切ったタコ糸を穴に通していきます。
糸の端にセロハンテープを貼っておくと、 穴に通しやすくなります。
糸のはしを結べば、完成です!
※お子さんの腕の長さに合わせ、 長すぎるようなら縮めてください。
◯ビュンビュンごま(ぶんぶんゴマ)回し方のポイント
- 両手の中指にヒモをかけ、軽くにぎります。
- 糸をたるませ、コマをひもの中心に移動させます。
- 手前に25回ほど回し、糸をねじります。
- 糸を引っ張り、ブッ!という音にあわせてすぐに緩めます。
タイミングを掴めると、連続で回せるようになります。
◯ ビュンビュンごま(ぶんぶんゴマ)の遊び方の応用
ビュンビュンごまの達人になると、両手両足に複数のコマを持つ、 「複数回し」もできるようになります。
中には口や足を使い一度に4つ以上のコマを回す強者もいます!
ちなみに私も一年生の頃に4つ同時回しまでならできました。
ぜひ、チャレンジしてみてください。
まとめ
手作りビュンビュンごまは、 軽度な障害のあるお子さんにもおすすめのおもちゃです。
手作りビュンビュンごまなら、自分だけのこまに愛着が湧き、 楽しんで遊ぶことができますよ。
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