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こんにちは、たんぽぽ母ちゃんです。
北海道の道央地区で趣味の家庭菜園をしており、 冬場は水耕栽培を楽しんでいます。
今回は、 初心者でも簡単にできる水耕栽培におすすめの野菜をご紹介します 。
基本的な水耕栽培のやり方についてはこちらの記事をご覧ください 。
この記事の内容
初心者の水耕栽培におすすめの野菜は?【水耕栽培で育つ野菜】
◯室内の水耕栽培におすすめな野菜とは
水耕栽培にも色々とやり方がありますが、 我が家のように室内の窓際で植物を育てる場合、 コンパクトに育つ植物が簡単でおすすめです。
その他の条件としては、 以下のようなものが室内の水耕栽培に向いています。
- 栽培期間が短いもの
- 大きくなりすぎないもの
- 外だと虫がつくもの
①栽培期間が短いもの
栽培に期間を要するものだと、 水が腐ったり病気が発生するなどのトラブルも起きやすく、 収穫までたどり着けない可能性もあります。
トマトや枝豆、ブロッコリーなども栽培はできますが、 窓辺の栽培にはあまり向きません。( 適期の屋外であれば可能です。)
冬場の室内で育てるのであれば、 種まきから1ヶ月ほどでベビーリーフとして収穫できるレタスやほ うれん草、スイスチャード、ルッコラなどがおすすめです。
②大きくなりすぎないもの
根が大きく育つものは、 水耕栽培容器もかなり大きくしなければなりません。
更に根には酸素が必要なため、 大きな容器の場合はエアレーション(酸素を送る装置) なども必要になってきます。
酸素が足りないと根腐れし枯れてしまいます。
栽培期間が短く根も小さいものであれば小さな容器でも充分に育ち ます。
③外だと虫がつくもの
外で育てると虫が付くアブラナ科や葉物の野菜も、 冬場の室内なら虫に食べられる心配がありません。
綺麗な葉物を収穫できるのは室内の窓際水耕栽培のメリットです。
◯水耕栽培の容器
水耕栽培で必要なものは液体肥料と水だけなので、 空き瓶やペットボトルなどのお好きな容器で始められます。
ペットボトルの上部を切ったものを使えば簡単です。
我が家ではこちらの容器を主にベビーリーフの栽培に利用しています。↓
我が家のおすすめの容器はこちらの記事でも紹介しています。
その他、 比較的大きく育つ葉物には2リットルのペットボトルがおすす めです。
◯水耕栽培におすすめの葉物野菜
初心者でも比較的栽培が簡単な、 水耕栽培におすすめの葉物野菜は以下の通りです。
〈水耕栽培におすすめの葉物野菜〉
密植が可能なもの
大きめの容器に向くもの(2ℓペットボトルなど)
※野菜名をタップで詳しい育て方をご覧いただけます。(随時更新中)
野菜ごとの発芽温度や好光性・嫌光性を確認したい場合は下記の記事をご参照ください。
◯装置を工夫した水耕栽培
上記の葉物野菜は基本的に茎をスポンジで固定して溶液のみで栽培する ものです。
我が家ではやったことはないですが、 バーミキュライトに直接水を吸わせるように容器を工夫したり、 水切りかごなどを利用しても栽培は可能です。
水耕栽培は可能だが工夫が必要なもの
- ミニトマト
- 枝豆
- ブロッコリー
- きゅうり
- カブ
- ネギ
大きめの発泡容器などを利用しエアレーションで空気の循環をすれ ば、ブロッコリーやきゅうり、ナス科の野菜なども栽培可能です。
自宅にスペースがある場合はチャレンジしてみても良いでしょう。
◯室内窓際での水耕栽培の注意点
•徒長
我が家のように冬場の窓際栽培をする場合、 どうしても日光不足で徒長気味になってしまいます。
葉が柔らかくなるという点では小松菜やほうれん草は逆に柔らかく て食べやすくなります。
サンチュなどは外で育ったものと比べるとパリっとした歯応えはな く柔らかくなります。
ベビーリーフで採る野菜は問題ありませんが、空芯菜や枝豆、 トマトなどはツル性植物のようにひょろひょろになるので注意しま しょう。( 我が家では倒れないように窓枠に突っ張り棒をして育てました。)
•ハダニ
室内でも、ハダニが発生することがあります。
室内での水耕栽培の場合、ハダニの被害には注意が必要です。
ハダニは畑や外から他の植物を持ち込んで、 水耕栽培容器の側に置いたりすると移りやすいです。
ハダニに汁を吸われた葉は黄色い斑点が点々とでき始め、 そのうち枯れてしまいます。
葉裏を除くとゴミのような黒い粒(ハダニ) が付いていると思います。
初期であれば指で軽く擦ると取れるので、 見つけ次第葉から落としておきましょう。
ハダニはひどくなると蜘蛛の巣のように糸を出して巣を作ります。
室内での水耕栽培は葉物が多いため、 ハダニは特に注意すると良いでしょう。
蓋ごと取り外し、流しなどで害虫スプレーやニームスプレー、 薄めたお酢などをかけたり、 流水で葉を洗い流すだけでも効果があるのでやってみてください。
まとめ
今回紹介した野菜はいずれも我が家で栽培し、順調に成長したものです。
色々栽培しましたが、 やはり葉物野菜が安定して育てられるのでおすすめです。
室内の水耕栽培では大きく育った葉から順次かきとって収穫できる ので、 ちょこちょこ収穫しながら長く栽培を楽しむことができます。
かかるお金も水耕栽培用ハイポニカの購入費だけで2000円もし ないので、畑と比べてもローコストで始められますよ。
水耕栽培用ハイポニカはホームセンターには置いていないことも多 いので、ネットでの注文がおすすめです。
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