スポンサーリンク
こんにちは、たんぽぽ母ちゃんです。
北海道の道央地区で趣味の家庭菜園をしています。
家庭菜園好きの皆さん、「むかご」ってご存知ですか?
むかごは、長芋から生えるつるにつく実です。
今回は、長芋のむかごの収穫時期と、 むかごを美味しく食べる方法や簡単な育て方をご紹介します。
この記事の内容
長芋のムカゴの収穫時期と美味しい食べ方は?〜 家庭菜園の秋の味覚、むかごを楽しむ〜
◯長芋のむかごとは?
長芋はつる性の植物で、地中の芋からつるを伸ばし成長します。
じゃがいもと同様に、 親芋を栄養にして周りには新しい小芋が育ち、 また次の年には小芋からツルが伸び…というように、 毎年成長を続けます。
特徴的なのは、つるにも小芋と同じように芽を出す力のある「 むかご」がなることです。
むかごも小芋同様、埋めると芽を出して育ちます。
我が家にはある時、勝手に長芋が生えてきたのですが、 おそらくこの「むかご」 が鳥のフンなどによって運ばれてきたのだと思います。
◯むかごの中身は?
むかごは小さな小芋です。
中身も長芋同様、 シャキシャキとした歯応えのある芋になっています。
皮には長芋とは違う独特の香りがあり、 炒って食べると良い香りで美味しいです。
火を通すと長芋同様ホクホクとした食感に変わります。
◯むかごの入手方法
むかごは長芋栽培の「おまけ」的存在なので、 スーパーなどにはなかなか出回りませんが、 JAや産直などでは9月〜10月頃に販売されることがあります。
長芋は繁殖力が強く、全国に自生しています。
私は幼少期に自生している長芋のむかごを採ってきては母におやつ にしてもらっていたので、 今でも野山を探せばあるのではないかと思います。
うちの近所でも、たまに自生した長芋を見かけます。
長芋に似たつる性の植物は沢山ありますが、 長芋の葉は対になっていて、反時計回りで伸びていきます。
- 長芋の芽は、艶があり、黒みがかったしっかりしたツルが、
勢いよく上に伸びてくるのが特徴です。 - 30センチほど伸びてから、ハート型の艶々した葉が、
ついになって出てきます。 - 上から見ると、反時計回りに支柱に巻きついていきます。
長芋には8月頃から「むかご」が付くのも特徴です。
購入が難しい場合は自分で長芋を栽培するとむかごを楽しめます。
スーパーの長芋も10センチもあれば親芋として使えるので、 試しに埋めてみると面白いです。
我が家も実験をしてみましたので、 詳しくはこちらの記事をご覧ください。
◯むかごの収穫時期
むかごは8月頃からつるの先の方につき始めます。
収穫自体はいつ採っても食べられますが、 10月に入った頃がもっともむかごが大きくなります。
さつまいもなどの芋類同様、秋の味覚なので、 芋掘りの時期を目安にすると良いでしょう。
収穫時期のむかごは、指でつつくと簡単にぽろっと取れます。
注意点としては、長芋は繁殖力が強いので、 むかごを地面に落としてしまうとそこからどんどん生えてきて増え すぎて困ることもあります。
長芋を自分で育てる場合はプランターや庭の隅など、 増えても困らない場所で育てると良いでしょう。
◯むかごの美味しい食べ方は
むかごご飯などもありますが、 私は軽く炒めてシンプルに塩で食べるのがおすすめです。
以下に我が家でのむかごの食べ方をご紹介します。
〈むかごの調理方法〉
軽く洗ったむかごを耐熱容器に入れます。
- 電子レンジで30秒チンする
- フライパンに少量の油をしき、ホクホクになるまで炒める
- 全体に味塩を振る
完成!
むかごはフライパンだと火が通りづらく時間がかかるので、 最初にレンジで温めると早いです。
塩は普通の塩でも良いですが、味塩が美味しい気がします。
火の通し方は、素揚げでも美味しいです。
刻んだにんにくとオリーブオイルで炒めれば、「むかごペペロン」 になります。
いずれもおやつやおつまみに最高ですよ。
むかごご飯にする場合、 通常通り水とお米を入れた炊飯器に生のむかごを入れ、 塩味で炊きます。
一合につき大さじ1ほどの白だしを入れると簡単で美味しいです。 (キッコーマンの白だしがおすすめです!)
炊きあがりはお好みで塩や醤油を振って下さい。
まとめ
むかごと言えば幼少期の思い出の味でした。
塩だけのシンプルな味付けなのに、 なんとも言えない自然の香りと風味があります。
我が家ではひょんなことから始まった長芋栽培( 毎年むかごを採りたいので長芋は掘りません)ですが、 むかごの味を教えると家族もすっかりハマってしまいました。
私の家族は「むかごを長ぐついっぱい食べたい」そうですよ。
むかごは食べたことがないという方も多いと思いますが、 家庭菜園をするなら一度試しに育ててみてほしいです。
埋める場所がない場合も、 長芋はプランターや袋栽培でも簡単に育てられますよ。
スポンサーリンク