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こんにちは、たんぽぽ母ちゃんです。
北海道の道央地区で、趣味の家庭菜園をしています。
とうもろこしは、通常初めに3粒ずつ種をまいたら、 徐々に間引いて一本仕立てにするのがセオリーですよね。
ですが、ときどき二本仕立てでも育つ、という話を耳にします。
二本仕立てと言っても、
「実が小さくなるんじゃない?」
「味はどうなの?」
と気になりますよね。
今回は我が家のとうもろこしを一部二本仕立てで育ててみましたの で、その結果をご覧ください。
とうもろこしの二本仕立ての検証~間引きせず、二本で多収に!~
◯種は直播き
北海道は5月下旬、畑に種を直播きしました。
まだ寒い日もある北海道、発芽までは防鳥対策も含め、ペットボトルのカバーを付けて管理していました。
◯間引き
ほとんどが無事発芽、その後も順調に成長し、 草丈15センチくらいで二本仕立てに。
通常草丈30センチで更に間引いて一本仕立てにしますが、 ここで成長に差のないものだけ、一部二本仕立てにしてみました。
◯ 受粉期、順調に成長
8月頭には雄花が咲き、続いてヒゲも出始めます。
二本仕立ての株にも人工授粉を済ませ、
実を大きくするため、2番果は摘果します。
受粉から収穫まではあと20日ほど、あとは待つのみです。
実の周囲にはテグスも張り、防鳥対策もばっちりです。
◯いよいよ収穫!
人工授粉から20日足らず、待ちきれない娘にせがまれ、 二本仕立てのうちの一本を収穫してみることにしました。
見た目や大きさは、若干小ぶりですが、他の株とそこまで大差ないように見えます。
ちなみにこちらは、同時期にまいた一本仕立ての株の実です。↓↓
気持ちよくベリっと折り取り、
皮を剥いてみると…?
若干早い感じもしますが、 無事にキレイなとうもろこしに育っていました!
すぐに茹でて食べてみると、甘くてプリプリで最高のおいしさ!
正直、日当たりもいまいちな場所での栽培だったこともあり、 期待はしていなかったのですが、予想以上の美味しさでした。
(我が家は周囲を民家に囲まれているので、朝日も当たらず、 日照は4、5時間ほどです)
まとめ
とうもろこしを二本仕立てで育ててみた結果、 十分に美味しく食べられるとうもろこしが出来ることが分かりまし た。
我が家の大きさでは、 売りに出すことは出来ないかもしれませんが、 家庭で食べるには十分なサイズです。
日当たりの良い畑で育てれば、 更に大きくて美味しいものが採れるでしょう。
ちなみに、摘果せずに実を2つ残したパターンも試しましたが、 そちらは2つ目が小さくなりました。
省スペースで沢山採りたいなら、 摘果なしよりも二本仕立てのほうがおすすめです。
家庭菜園では、限られたスペースで、 できるだけ沢山のとうもろこしを採りたいですよね。
そんな時には、とうもろこしの二本仕立て、 試してみてはいかがでしょうか。(我が家は来年からは、全て二本仕立てにしてみます!)
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道東で家庭菜園してます。とうもろこしの残渣処理について、これから寒くなりますが、翌年の春までに残渣が無くなるのかなと気になっていました。微生物資材などいらなくても大丈夫なものですか?
とうもろこしの残差、塊としては残っていました。気にせず植えたところ、生育には問題ないようでした。うちは堆肥だけ入れましたが、微生物資材などあればよりよいと思います。根っこは分解に時間がかかるので、混ぜ込まないほうがいいかもしれません。ある程度は細かくしてやったほうが分解は早いです。