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こんにちは。たんぽぽ母ちゃんです。
北海道の道央地区で、趣味の家庭菜園をしています。
家庭菜園をしていると、家庭で出る生ゴミを利用して、 堆肥を作れないかな?と考えるようになる方も多いでしょう。
ポイントだけしっかり押さえれば、 堆肥は簡単に手作りすることが出来ます。
今回は、我が家の堆肥の作り方の紹介とおすすめのコンポスト、堆肥を作る際の注意点を書いていきます。
この記事の内容
手作り堆肥の簡単な作り方〜おすすめのコンポストは〜
◯堆肥とは
堆肥とは、簡単に言うと、 土をフカフカにして栄養や微生物を増やす、土の改良剤です。
植物の皮を原料にしたバーク堆肥や、 動物の糞から作られた牛糞堆肥などがあります。
自家製堆肥では、自宅で出た生ゴミや家庭菜園の残渣、 刈り草などを時間をかけて発酵分解させ、堆肥化したものです。
◯堆肥の作り方
自家製堆肥を作る場合、作り方は様々ありますが、 1番簡単なのは土に穴を掘り、そこに埋めるものです。
前年に堆肥の材料を投入し、土に埋めておけば、 翌年には土壌生物によって分解され、堆肥化しているでしょう。
気温は暑い方が分解が進むので、 夏場であれば3ヶ月ほどで堆肥化します。
コンポスト専用の容器を利用すると、土を掘る手間もなく、 匂いも出にくいので、手軽に堆肥作りが出来ます。
他にも、ミミズを利用した堆肥作りや、 土嚢袋や黒いビニール袋を利用したものなど、 様々な方法で堆肥を作ることができます。
◯自家製堆肥のメリット
- 生ゴミを利用できるので、エコ!
- 堆肥を買うお金が浮く
家庭で出るゴミの中で、生ゴミの占める割合は大きいです。
生ゴミを堆肥に利用できれば、家庭のゴミを減らすこともでき、 一石二鳥です。
また、家庭菜園では、毎年堆肥を購入する場合も多く、 それを自家製で作れれば、堆肥の購入費を浮かす事もできます。
◯自家製堆肥のデメリット
- 虫や臭いが出ることがある
- 堆肥を作る場所が必要
デメリットはほとんどない堆肥づくりですが、管理をあやまると、 虫が沸いたり匂いが出ることがあります。
しかし、これは、水分を減らすなどのポイントを守れば、 問題が出ることはありません。
また堆肥を作る場合、 堆肥づくりのためのスペースは必要になります。
だいたい、 1メートル四方くらいのスペースがあれば良いでしょう。
◯コンポストを使った堆肥づくり
我が家では、初めは土を掘って生ゴミを埋めていましたが、 コンポストを利用するようになってからは、とても使いやすく、 重宝しています。
•コンポストとは
市販のものでは、バケツをひっくり返したような形のいれもので、 底に穴が開いていて、筒状になっています。
地面に直置きし、上部の蓋を開けて生ゴミを投入していきます。
失敗しないポイントは、以下の3点です。
- ゴミを小さくする
- 水分の多いものは入れない
- たまに土をかける
ゴミを小さくする
ゴミが大きいと、分解されるのにも時間がかかってしまいます。
切れるものは、なるべく小さく切ってから入れましょう。
水分の多いものは入れない
水気が多いと、悪い菌が増えやすく、悪臭の原因になります。
水分の多いものは入れないようにしましょう。
たまに土をかける
コンポストで堆肥を作る場合、定期的によくかき混ぜる、 と書いている場合も多いです。
しかし、狭い容器の中をかき混ぜるのはなかなか大変です。
そんな時は、 ゴミと土をミルフィーユ状に層にしていくと良いです。
土は庭土で大丈夫ですが、乾いた土を使いましょう。
うちでは土を入れる前に、 堆肥化促進剤をゴミに振りかけています。
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◯コンポストに入れない方が良いもの
- 卵の殻や魚の骨
- 玉ねぎの皮
- 農薬の多いフルーツの皮
- スイカなど、水分の多いもの
- 塩分の含まれる残飯
- ナス科の野菜の残渣
卵の殻、魚や動物の骨、 玉ねぎの皮は分解されづらいので入れないようにします。
フルーツの皮を入れる場合、 外国産などの残留農薬の多そうなものは洗って入れるか、 やめておきましょう。
うちではバナナの皮をよく入れるのですが、 上下の切り口は農薬が多いそうなので、 入れないようにしています。
また、水分の多いものや、 食事の残飯などで塩分の含まれるものは、 土に影響が出るので入れないほうが良いでしょう。
うちでは生ゴミの他、コーヒーの搾かすや、 麦茶のパックの中身なども入れています。
畑の残渣を入れる場合は、病気になったものや、 トマトなどのナス科の野菜の残渣は、 病気の元になりやすいため入れないようにします。
逆にとうもろこしや豆科の野菜、クローバーやひまわりなどは、 良い堆肥になるので沢山入れましょう。
落ち葉を沢山入れた堆肥も、 土をフカフカにするのでおすすめです。
◯おすすめのコンポスト
コンポストは自作される方も多いですが、材料費や耐久年数、 匂いや虫の問題を考えると、 市販品を購入したほうが良いでしょう。
とはいえ、コンポストは見た目がダサいものも多いです。
うちはネットで探した、アイリスオーヤマの、 こちらの黒いコンポストを使っています。
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容量は100ℓを使っていますが、95ℓ、100ℓ、130ℓ、160ℓからお好きなサイズを選べます。
残飯の処理だけであれば、100ℓで十分ですが、畑の残渣や草刈りをした雑草なども入れる場合は、100ℓだとすぐにいっぱいになります。
沢山入れたい場合は、容量の大きなものを選ぶか、2つ購入して交互に使うと良いでしょう。
高さは、現在使っている100ℓのものが、土を入れるのにも入れやすいです。
値段もインターネットで見た中では1番手頃でした。(5千円程度)
また、多くのコンポストの蓋は取り外し式なのですが、アイリスオーヤマのコンポストは蓋も飛んでいかない作りになっているのが高ポイントです。
開けるのもワンタッチで、とても使いやすいです。
見た目もおしゃれ、とまではいかなくとも、 他のコンポストと比べても、ダサくはないですね。
◯コンポストの助成
自治体によっては、コンポスト購入費の何割かに、 助成金がおりる場合があります。
コンポスト 助成 ◯◯市
という感じで、調べてみてください。
残念ながら、うちの市では助成は無かったです。
◯我が家の使い方
我が家では、コンポストに入れる用の生ゴミは、 こちらの容器に分けて入れています。
たまったら、庭のコンポストへ。
コンポストはキッチンから庭に降りる、 1番近い位置に置いています。
最初の設置時には、 少し埋めるようにすると飛んで行かないので安心です。
土をかける時は、スコップで周りの土を入れています。
コンポストは意外とすぐにいっぱいになるので、 コンポストを置くスペースがあるなら、 二つ以上設置すると管理が楽です。
もし容器が一つしかなく、中身がいっぱいになってしまったら、持ち手を持ってずりずりと上に持ち上げるようにすると、上部にスペースができます。
我が家では、匂いの出る生ゴミをこちらのコンポスト容器に入れ、雑草や野菜の残渣はかさばるので、別に堆肥枠を作り、そちらに入れています。
不織布や黒いビニールをかけて養生しておくと良いでしょう。
天気の良い日に、黒いビニールをかけておけば、堆肥化が進みやすいでしょう。
うちの地域は山のように雪が降るので、 コンポストを使うのは雪が降るまでです。
冬の間も少しずつ堆肥化が進むので、 春になったら中身を取り出して、畑に投入します。
容器を抜き取ると、こんな土の塊が。
土の良い匂いがして、生ゴミが黒い堆肥状になっていれば、堆肥化成功です。
コツは水分をなるべく少なくすること。
それだけ守れば、難しくないですよ!
まとめ
もしご家庭にコンポストを置くスペースがあるなら、 自家製堆肥を作ることをおすすめします。
家庭のゴミも減り、より家庭菜園が楽しくなりますよ。
堆肥づくりは色々な方法があり、 筆者もコンポスト導入時には悩みましたが、 結局市販のコンポスト容器を利用するのが、 1番手間もかからず簡単です。
コンポストを置くスペースがないという方は、 少し高価ですが室内用のコンポストなどもあるので、 利用してみるのも良いでしょう。
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