こんにちは、たんぽぽ母ちゃんです。
北海道の道央地区で、趣味の家庭菜園をしています。
みなさん、茎レタスという野菜をご存知ですか?
茎レタスは、別名、ステムレタス・山クラゲ。カリカリの漬け物を食べたことがある人もいるのではないでしょうか。
昨年秋、北海道では茎レタスを育てやすい、という話を聞き、来春に育ててみようと、早々に種を購入してしまいました。
種はたっぷり入っていたので、畑で育てる前に、水耕栽培で育つか実験してみることにしました!
今回は、水耕栽培の茎レタスの経過報告をお届けします。
来春そだてたい茎レタスをまずは水耕栽培で育ててみた
茎レタスは、名前通りレタスの仲間。葉ではなく茎を食べる野菜です。
山クラゲは、茎レタスの茎を干してから漬け物にしたものなんだそう。
我が家では畑のできない冬場に、窓際で水耕栽培を楽しんでいます。
レタスは水耕栽培の定番。
1番水耕栽培で育ちやすい、失敗知らずの野菜です。
茎レタスもレタスの仲間なら、水耕栽培で育つのでは?と思い立ち、11月頃から育ててみることにしました。
窓際水耕栽培はただでさえ徒長しやすいので、立派な茎に育つのはあまり期待できませんが…はたしてどうなるでしょうか?
◯茎レタスの種まき
茎レタスの種は、いつものようにバーミキュライトに種まきします。
基本はレタスと一緒なので、覆土は薄く、涼しい場所で管理します。
◯茎レタス、順調に発芽
さすがはレタスの仲間、3日ほどで無事発芽してきました。
新しい種なので発芽率もかなり良いようです。
しかし、あいにく曇り続きの北海道、日照不足でヒョロヒョロに育ってしまいました。
それでも、水耕栽培の場合は移植時に双葉の下にスポンジを挟めばいいだけなので楽ちん。
徒長も問題なしです。
◯水耕栽培容器に移行
だいぶ徒長してしまいましたが、水耕栽培容器に移行していきます。 まずはバーミキュライトに水を入れ、張った根を緩めていきます。まとめて引き抜けば、簡単にスルッと抜けます。根を洗って軽くバーミキュライトを洗い流したら、双葉の下をスポンジに挟みます。水耕栽培容器に固定して、移行完了!ちょっと株間が狭くなりそうですが、たくさん発芽してしまったので、ギチギチで頑張ってもらいましょう。
ちなみに、水耕栽培は養分のあるお水じゃないと育たないので、水耕栽培用ハイポニカを溶かした溶液を使用しています。
◯水耕栽培容器に移植後の茎レタス
水耕栽培容器に移植してからの茎レタスは、枯れることなく順調に育っています。
種まきから20日後には本葉が伸びてきました。
そして、しばらく放置すること1ヶ月…年をまたいだ1月頭、種まきから約2ヶ月にはこの成長です。成長は比較的順調ですが、我が家は今年アブラムシが発生し、少しずつ進出してきているので心配です。
さらに10日後には、容器に収まりきらなくなってきました。
種袋によると、収穫は種まきから3〜4ヶ月後。
我が家の茎レタスちゃんの茎はまだまだひょろひょろです。
あと1ヶ月ではたして収穫できるのでしょうか?
畑用の育苗を始める3月までには収穫してみたい!
次はまた1ヶ月後くらいに経過報告していきますね。
◯茎レタスの収穫
さて、元気に育っていた茎レタスですが、やはりハダニ&アブラムシにやられてきました。
収穫時期にも入るし、葉がこれ以上枯れる前にそろそろ収穫です。
なかなかヒョロヒョロに育った茎レタス、本来なら3センチ以上に育つはずが、我が家の子はボールペンより少し太い程度。
想定内ではありますが、食すにはだいぶほそめです。
室内育ちで皮も薄そうだったので、そのまま調理してみることにしました。
◯茎レタスをきんぴらに
収穫した茎レタスは、きんぴらにしてみます。
生のままかじってみたところ、若干苦味が…
ヒョロヒョロなのでとう立ちぎみだったのかもしれませんね。
念のため、しばらく水にさらします。さて、それでは炒めていきましょう。途中、味見をすると、あれ?味が染みない…それに硬い…
どうやら、皮が硬くて調味料をはじいてしまったようです。どうにか完成したものの、皮が硬く、口の中に筋が残ります。
苦味は、火を通したらだいぶマシになりました。
細くても、しっかり皮を剥いたほうがよかったですね。
さて、春になったら今度は畑でしっかり育ててあげましょう!
次は美味しく食べたいものです。
まとめ
茎レタスの水耕栽培は、意外と元気に育つようです。
ただし、ヒョロヒョロになりましは。
葉っぱも炒め物などで食べれるようですが、今回はハダニにやられて断念しました。
珍しい植物の栽培は、予想がつかないのでワクワクしますね!
今回は成功!とはいきませんでしたが、楽しい栽培実験でした。