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障害児育児を楽にする、自分を幸せにする方法〜幸せの見つけ方〜

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こんにちは、重度障害児の母、たんぽぽ母ちゃんです。
 
障害児育児は、分からないことだらけ、大変なことだらけで、気持ちがしんどくなってしまっている方も多いと思います。
 
私も何年も、泣き叫んでばかりで言葉も分からない我が子を育ててきたので、その苦しみは痛いほど分かります。
 
ここで今まさに、障害児育児の苦労のど真ん中で頑張っていらっしゃるあなたに聞きます。
 
あなたは、自分自身の幸せに目を向けられていますか?
 
怒涛の障害児育児が過ぎ去って思うことは、大変な時こそ、自分の幸せに目を向けるべきだったな、ということです。
 
今回の記事では、「自分を幸せにする」とはどういうことなのか、そしてその幸せの見つけ方について書いていきます。
障害児を育て、大変な育児を頑張っていると、ついついお子さん中心で、自分のことは後回しになってしまう方が多いのではないかと思います。
 
本当はゆっくりご飯を食べて、お風呂にゆっくり浸かって、おしゃれも楽しみたい、とは思いませんか?
 
お子さんのために我慢をしている、犠牲になっていると感じる方は、特に注意して今回の記事を読んで欲しいです。

◯自分の幸せに目を向けることがなぜ必要か

•被害者意識が生まれる

お子さんのため、あるいは家族のためにと我慢を重ねると、無意識のうちにあなたの中には「被害者意識」がうまれます。
 
私はこんなに頑張っているのに!
 
と、あなたの我慢や苦労を、家族や誰かに認めて欲しい気持ちになりませんか?
 

•被害者意識の影響

被害者意識に囚われている人は、周りの人に被害者としての自分を認めて欲しい、理解して欲しいと必死になります。
 
それは、口に出していなくても、態度に出ることもあるでしょうし、実際にSNSなどで、他人に不幸アピールをする場合もあるでしょう(それと分からないような匂わせでも)
 
自分の苦しさに囚われ、自分を認めてもらうことが優先になるので、他人の目線に立って物事を見ることが難しくなります
 
言い換えると、人の気持ちが分からない状態に陥りやすいのです。
 
何歳になっても、他人や世間に対して文句ばかり言っている人をみかけませんか?
 
そういう人は、たいてい自分を「被害者だと思い込んでいるのです。
 
こんな世の中に生まれてしまった、家族が理解してくれない、こんな不幸があった、病気になった、それらを全て周りから自分への被害だと受け止めることで、全てに文句が出てしまうのです。

◯自分の幸せに目を向けるために

自分の幸せは、自分で作るしかありません。
 
他人に被害者としての苦労や不幸を認めてもらったとしても、幸せにはなれません。
 
自分の幸せに目を向けるためには、以下の点を意識してみて下さい。
 
•自分の中の被害者意識に気づき、思い込みをなくす事。
 
あなたは、しなくてもいい我慢をして、自分を不幸にしていませんか?
 
例えば、本当はお風呂上がりに乾いたタオルを使いたいのに、家族の使用済みの湿ったタオルを使う、などです。
 
また、あなたの中にこんな価値観はありませんか?
 
  • 子どもに絵本は毎日読むべき
  • 子どもにテレビは見せてはいけない
  • ご飯は手作りするべき
  • 掃除はするのが当たり前
  • 母親は笑顔でいなければいけない
  • 父親も育児に参加すべき
など。
 
これらは、すべて思い込みです。
 
あなたが今まで、親やテレビ、他の誰かや世間から刷り込まれた、あなた以外の他の誰かが決めた価値観です。
 
本当は◯◯するべき、なことはないということに気づきましょう。
 
そして、自分が楽に生きられる価値観を選択していきましょう。
 
育児をしていて、ダメな母親だ、などと自己嫌悪を感じた時には、立ち止まって、思い込みの価値観で勝手に苦しんでいないかを考えてみて下さい。
 
価値観の選び方や変え方について、詳しくは、こちらの記事を参考にしてみてください。
 

◯まずは小さな「幸せ」から

自分を大切にし、幸せにしてね、と言われても、具体的にどうしていけば良いのか分からない方もいるでしょう。
 
自分を幸せにするとは、自分の「好き」を見つけ、自分の良いところも悪いところも含め、自分自身をどんどん好きになっていくことです。
 
価値観を見直すと、自分はぜんぜん「ダメな母親」ではないことに気づくでしょう。
 
あなたがダメだったわけではなく、あなたの大事に持っている「価値観」が間違っていたのです。
 
そう考えると、「キライな自分」は少しずつ薄れていきますよね。
 

•日常の「好き、楽しい、幸せ」に目を向ける

ここでさらに自分を好きになるために、あなたの「好き、楽しい、幸せ」を見つけましょう。
 
例えば、
  • ゆっくりお茶を飲むと幸せ
  • 植物を見ていると幸せ
  • 編みものをするのが好き
  • 制作や塗り絵などをするのが楽しい
  • 美味しい食事を作り、家族に喜んでもらうのが幸せ(または自分が食べるのが幸せ)
などです。
 
ポイントは、単なる欲求や衝動とは分けて考えることです。
 
例えば、お菓子を食べることが幸せ!とパクパクたべて、後で自己嫌悪になるのは違います。
 
それをしている自分のことが、好きと思えるかどうかが大切です。
 
同じお菓子を食べるでも、「少し良いお菓子を、ゆっくり味わって食べている自分が好き、幸せ」などと思えるのであれば、OKです。
 
(そもそも、太る=悪、という価値観にあまり縛られすぎるのも、苦しみの元かな、とも思います。)
欲求や衝動ではなく、自分を好きになるための「小さな幸せ」を見つけていくようにしましょう。

◯「好き」から得られるエネルギー

元々趣味がある人は、無理にでも好きな趣味の時間を取れると良いです。
 
ただし、好きなことをする時には、その瞬間の「好き、楽しい、幸せ」に全力で集中すること!
 
くれぐれも、子どもや家族の心配や、過去の辛い出来事を思い返すようなことはしてはいけません。
 
」に集中し、「小さな幸せからエネルギーをもらいましょう。
 
人間にとって好奇心は、大きなエネルギーを生み出すものです。
 
「好き」を見つけられると、趣味以外の場面でも、不思議とエネルギーが湧いてくることに気づくでしょう。

◯好きなことをするエネルギーがない場合

もしも趣味をするようなエネルギーはない、と感じる方は、それだけ心も体も疲れ切っていることに気づきましょう。
 
まずは身体を休め、睡眠を取り、しっかり食事をとりましょう。
 
そんな暇はない、休めない、と思う方は、それも思い込みかもしれませんよ。
 
あなたが全て、育児をしなくてはいけない、なんてルールはありません。
 
育児を代わってもらえる家族がいない場合は、病院などでレスパイトのショートステイを利用出来ることもあります。
 
他人に預けることに罪悪感を持ちすぎず、まずは自分自身の心と身体の回復を優先してあげてください。
 
しっかり休めば、また頑張る力も湧いてくるはずですよ。

まとめ

息子がまだ小さい当時、私は本当に毎日疲れていました。
 
専業主婦で時間があっても、休むことには罪悪感があり、かといって家事をするエネルギーも湧かない、あれもしなきゃ、これもしなきゃと焦燥感ばかりが募る、という負のループに陥っていました。
 
今思うと、あれもしなきゃ、これもしなきゃは単なる思い込みで、してもしなくてもどっちでも良いことだったんですね。
 
子どもに良い刺激を与えるために散歩や育児サークルに行く必要も無かったし、ちゃんとした母親になる必要も無かったのです。
 
私はなんて勝手に色んなことを思い込んで、自分で苦しくなっていたのだろうと思います。
 
あれから数年たち、思い込みを外して好きなことを優先してやるようにした今は、毎日エネルギーに溢れるのを感じます。
 
こうしてブログを始め、他の誰かに対してエネルギーを出せるようになったのも、好きなことをして、自分を好きになったおかげです。
 
今まさに苦しくて仕方ない方は、
 
  1. 思い込みに気づく
  2. 罪悪感を持たずにゆっくり休む
  3. 「好き、楽しい、幸せ」を見つける
の3点を意識して、日々過ごして見てください。
 
あなたが少しでも楽に生きられるヒントが見つかりますように。
 
 

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