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ししとうが苦い!〜苦いししとうの苦味を取る調理法や美味しい食べ方は?〜

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こんにちは、たんぽぽ母ちゃんです。
 
北海道の道央地区で趣味の家庭菜園をやっています。
 
実は今年、100均のおおきなししとうの種を育ててみたのですが、苦味が強くてあまり美味しくなかったんですね。
 
そこで試行錯誤しながら色々な調理法をためしてみました。
 
今回は、苦いししとうを少しでも美味しく食べる方法についてご紹介します

◯ししとうの苦味を取る方法

ししとうの苦味を取るには、以下の方法が効果がありそうです。
  • 切ってから調理する
  • 水にさらす
  • 下茹でする
  • 味を濃くする
  • 他の食品と組み合わせる

•切ってから調理する

ししとうは切らずに丸ごと食べることが多いと思いますが、苦味が強い場合はなるべく細かく切ったほうが良さそうです。
ししとうの苦味をとる
切ることで、切り口から苦味が抜けやすくなります。
 

•水にさらす

ナスなどのアクがある野菜も、水にさらすとアクが抜けますよね。
 
ししとうも切ってから水にさらすことで、若干苦味はマシになるのではないかと予想できます。
 

•下茹でする

切ってから下茹でをすると、さらに苦味が抜けやすくなるでしょう。
 
デメリットとしては、栄養素も逃げ出してしまうことや茹ですぎると食感が損なわれることが挙げられます。
 
下茹での時間はお好みですが、柔らかくなりすぎないためには30秒から1分くらいが良いと思います。
 

•味を濃くする

味付けを濃くすることで、苦味を感じにくくします。
 
直接的に苦味を取るわけではないので、味噌や醤油など、なるべく苦味を感じにくくなるような調味料と組み合わせると良いでしょう。
 

•他の食品と組み合わせる

調理法の他、苦味を緩和するような他の食品と上手に組み合わせることでも食べやすくなるでしょう。
 
例えば、苦い食べ物代表のゴーヤチャンプルでも使われる、油や卵、豆腐などは苦味を緩和し、まろやかになるでしょう。

◯苦いししとうの調理法やレシピ

我が家でも、苦いししとうをどうにか食べれないかと、色々聞いたり調べたりしながらレシピを考えてみました。
 
良さそうなもの、実際に試したものをいくつかあげてみます。

•油炒め(醤油)

うちではいつも、ししとうは丸ごと油炒めにして、後からかつお節と醤油をかける食べ方が定番でした。
ししとうの苦味をとる
苦味が強い場合は、千切りにして水にさらすか下茹でをすませてから、同様に油炒めにすると多少食べやすくなります。
 
かつお節と醤油(めんつゆでも)の組み合わせは、苦味とも相性が良く、日本人なら鉄板の食べ方だと思います。
 

•味噌炒め

ナス味噌の要領で、味噌、みりん、砂糖などで味付けします。
ししとうの苦味をとる
下茹で後に味付けすれば、濃い目の味でかなり食べやすくなります。
 
私はナス味噌が大好きなので、これは結構好きな調理法でした。
 
細かめのナスのスライスを追加しても、よりまろやかになりそうです。
 

•卵炒め(塩胡椒)

下処理後、油炒めにし、シンプルに塩胡椒で味付けをして最後に卵を加えて炒めます。
ししとうの苦味をとる
にんじんシリシリのようなイメージです。
 
卵と油によって、だいぶまろやかになります。
 
卵は切ったししとうと混ぜ合わせると汚い色になりやすいので、見た目が気になる場合は、先に軽く卵を炒めたらよけておき、最後にさっと混ぜ合わせるようにするとよいです。
 

•チャンプルー

ししとうを下処理後、ゴーヤチャンプルの要領で炒めます。
 
卵と豆腐を入れることで、より食べやすくなるでしょう。
 

•中華炒め

中華風に濃い味付けにすると、食べやすくなります。
 
オイスターソースや鶏ガラスープなどの中華だし、ウェイパーなどで濃い目に味をつけます。
 
オイスターソースメインで醤油や塩胡椒を少し足しても良いですし、中華丼のように汁に濃い目のとろみをつければ、コーティングされて食べやすくなります。
ししとうの苦味をとる
チンジャオロースのようなイメージで調理すると良いでしょう。
 

•揚げ浸し

揚げ浸しは、種をとって半分に切った状態で素揚げして、薄めて温めためんつゆにつけるだけです。
ししとうの苦味をとる
うちでは油の鍋の隣にめんつゆを温めた鍋をおき、油からあげてそのまま漬け汁にぽちゃんと入れます。
ししとうの苦味をとる
お好みでめんつゆをだし汁(だしの素+水でOK)で割るとなお美味しいです。
 
•つくね巻き
教えていただいた食べ方で、試した事はないですが、つくねのタネの中に、ししとうを入れるそうです。
 
ししとうを丸ごと使う場合は美味しそうですが、切らない分苦味が抜けにくいかな?とも思います。
 

•肉巻き

細かく千切りにして下処理後、豚バラ肉で肉巻きにしても美味しそうです。
画像はまるごとですが…↓
ししとうの苦味をとる
オイスターソース、醤油、砂糖などで濃い目に味をつければ、肉の旨味で美味しく食べられそうです。
 

•天ぷら

天ぷらにすれば、だいたいのものは美味しくなると思っています。
ししとうの苦味をとる
半分に切って、種をとってから揚げたほうが食べやすいかもしれません。
 
天ぷらにしたものを、抹茶塩などでいただけば、苦味もまた大人の苦味として美味しく食べられるでしょう。
 

◯苦いししとうのおすすめの食べ方は?

我が家では、いくつか調理法を試してみましたが、おすすめは卵炒め味噌炒めです。
 
卵炒めでは卵と油にコーティングされ、思った以上に美味しくなります。
 
フライパン一つで簡単にできるところも良いですね。
 
味噌炒めは濃い目の味付けでご飯にも良く合うので、私は好きでした。
 
そして、やはり下茹でをすることでだいぶ苦味がましになることが分かりました。
 
食感は柔らかくなってしまいますが、苦いよりはましでしょう。
 

まとめ

今回紹介した調理法は、ピーマンが苦い時にも苦味を和らげる調理法として応用できると思います。
 
我が家では、いくら工夫しても若干の苦味が残り、子どもも夫も食べなくなってしまったので、泣く泣く株を引き抜き撤収しました。
 
ししとうは毎日毎日食べきれないほどなります。
 
私は食べられるのですが、さすがに一人で食べるのもしんどくなってきたので、それなら隣に植えたピーマンに少しでも栄養と日当たりを与えるため、撤収することにしました。
 
ししとうは一株あれば家族で十分食べられる量が採れるので、来年からは大人しく苗を購入することにします。
 
自家採取には去年失敗しているので(発芽しなかった)、次回はまた、自家採取にチャレンジしてみます。
 
みなさんも、ししとうやピーマンが苦い時には、今回紹介した調理法を試してみて下さい。
 

>>>北海道でのししとうの育て方

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