こんにちは。たんぽぽ母ちゃんです。
北海道の道央地区で趣味の家庭菜園をしています。
今回はスーパーのミントを水挿しから根出しし、水耕栽培にしてみたので、その結果を載せておきます。
スーパーのミントを水挿しにしてみたら【実験】
◯ハーブの水耕栽培
調べてみると、ハーブの中でもミントは比較的水耕栽培に向くようです。
ミントには様々な種類がありますが、スーパーで見かけるのはペパーミントやスペアミントです。
主なミントの種類と特徴は以下の通りです。
〈ミントの種類〉
- スペアミント…ガムや歯磨き粉によく使われる。柔らかい香りで料理向き。
- ペパーミント…スペアミントよりきつめの香り。炭酸飲料などに向く。
- アップルミント…りんごのような香りのミント。ハーブティーなどに向く。
- パイナップルミント…アップルミントの班入り種。ハーブティーや料理に向く。
- ペニーロイヤルミント…ペパーミントよりも強い香りで、虫除けに使われてる。
- ニホンハッカ…ジャパニーズミントやハッカとも呼ばれ、バランスの良い香りが特徴。
- ウォーターミント…ペパーミントの親に当たり、香りが強く香辛料に向く。
- ボウルズミント…アップルミントとスペアミントの交配種。ハーブティーに向く。
- カーリーミント…スペアミントの仲間で縮れた葉を持つ。料理の臭み消しに使われる。
※ちなみに、キャットミントもミントという名前ですが、鑑賞用のため食べられませんのでご注意下さい。
◯根の出る位置
水挿しにする場合、多くの植物は節(葉の付け根)から根が出ます。
ミントの節間は離れていますが、なるべく沢山の節が水に浸かるようにすると根も出やすくなるようです。
◯水耕栽培の準備
スーパーのミントを使う場合、なるべく茎が長いものを選んだほうが良いでしょう。
料理用途のために葉の部分が多く入っているものが多いですが、今回は長めの茎が入っていたミントを使うことにしました。
ミントの葉は、水に浸かる部分は腐るので取り除きます。
取った葉は自宅のレモンバームと一緒にハーブウォーターにして活用しました。
茎の下の部分は斜めにカットし、吸水しやすくしてやります。
あとは水(水道水)に挿し、発根を待つだけ。
水はなるべく毎日替えてやります。
◯根が出た時期
ペパーミントは水に挿して3日ほどで発根が始まりました。
発根率も80%くらいで、葉も青々しています。
スペアミントのほうはなかなか発根せず、水挿しから1週間後、ほとんどの葉が黒く枯れて行く中、二本だけ葉が枯れないものがありました。
その二本をよく見ると、節から細い根が3ミリほど伸びていました!
発根してしまえばこっちのものです。
発根後は水耕栽培溶液に切り替え育てます。
溶液は腐りにくいので、水が汚れ無ければ継ぎ足しで大丈夫でしょう。
水挿しから10日ほど経つと根はさらに伸び、スペアミントの根が出た位置よりも下の茎はフニャフニャになり茶色くなっていました。
痛んだ葉や茎は水を汚すので、切り取っておきます。
まだ葉の上部は成長を始めていませんが、これからの成長が楽しみです。
まとめ
水耕栽培のやり方は基本的にどの植物も同じなので、なんでも実験的に水挿しにしてみたくなってしまいます。
成功すれば、水だけで窓際で栽培を楽しむことができ、ちょこっと使いにも便利です。
庭植えだと繁殖力が強すぎて困るミントも、水耕栽培なら安心して育てられますね。
アイスやデザートに添えれば、それだけでオシャレ度がアップしますよね。
今回試した結果、ミントの種類はスペアミントよりもペパーミントのほうが水耕栽培には向いていそうです。
私もペパーミントのほうが香りが好きなので、これから育ってくれればハーブウォーターやハーブティーに活用したいと思います。
気になった方はミントの水挿し、試してみてくださいね。