実験 PR

【実験】食べた果物の種から芽は出るか!?(リンゴ・ナシ・ブドウ・サクランボ・ユスラウメ)

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、たんぽぽ母ちゃんです。

みなさん、食べた果物の種から芽が出るかどうか気になりませんか!?

実際に、食べた果物の種を土に埋めてみた経験のある方って、けっこういらっしゃるんじゃないかと思います。

そこで我が家でも、去年から、リンゴ・ナシ・ブドウ・サクランボの種をとっておき、今春まいてみることにしました!

今回は、食べた果物の種から芽が出るか!?の実験です。

食べた果物の種から芽は出るか!?(リンゴ・ナシ・ブドウ・サクランボ・ユスラウメ)

果物の種は、とり撒きが基本。すなわち、種子を乾かしてはいけないのです。種が乾くと長い休眠に入ってしまい、発芽まで数年かかるといいます。

そこで我が家では、食べた種をよく洗って果肉を落とし、濡れたキッチンペーパー&ラップでくるみ、冷蔵庫で半年〜数ヶ月、保存することにしました。

◯食べた果物の種の保存

食べた果物の種子の保存7月にサクランボ(南陽)、10月にナシとブドウ(巨峰)、12月にリンゴ(サンフジと金星)を食べ、洗って保存しました。

ユスラウメのみ、種から育ててみたくてメルカリで購入。すでに乾いていたので、芽が出るかは怪しいです。

◯保存した果物の種はどうなった?

3月上旬、北海道の春はまだ先ですが、野菜の育苗開始とともに、食べた果物の種たちも開封。数ヶ月ぶりに様子をみてみます。

・ユスラウメ

ユスラウメユスラウメの種子は変化なし。やはり休眠に入ってしまったのでしょうか?

ユスラウメは、岩手の実家にあったなつかしの植物。春には桜のような花が咲き、小さくて真っ赤な、甘酸っぱい実をつけます。小さい頃はそれをおやつにしていました。

北海道では一般的ではないようなので、苗も少ないため、お試しで種からの育成にチャレンジします。

いつか芽が出てほしいなぁ…

・サクランボ

サクランボは、去年の7月にサクランボ狩りをしたときのもの。どうせなら美味しい品種をと「南陽」をチョイス。

こちら、果肉が落ちきらなかったのか白カビが生えちゃってました……。

綺麗に洗い直し、そのまま撒いてみます。

・ブドウ

ブドウはとくに変化なし。紫色の色素がキッチンペーパーにうつり、ちょっと汚い感じになっていました。

こちらも一度、洗ってから撒きます。

・ナシ

去年の秋に、たまたま美味しいナシを頂いたときに、綺麗な種を2つだけとっておいたのですが……食べたナシの種、発芽冷蔵庫の中で、しかも早く発芽してしまったようで、もやしになって腐りかけていました。

種も2つしかないし、希望薄ですが、一応埋めておきます。

・リンゴ

ナシに続きリンゴも、冷蔵庫の中で発芽していました。リンゴ(サンフジ)の発芽

リンゴ(金星)の発芽どちらも根がキッチンペーパーに入り込んでいたので、折らないように気をつけながら移動。100%近い発芽率にびっくりです。

◯食べた果物の種を土に埋める

さて、種まき実験は鉢で場所を取りそうなので、1つの鉢に植えてしまいましょう。食べた果物の種を埋める牛乳パックを利用し、仕切りと名札を作ります。土は市販の培養土プラス、覆土に種まき用土、栽培場所は室内窓際です。

食べた果物の種から芽が出た発芽済みのリンゴちゃんも、根を折らないように移植しました。無事に根付いてくれるかな?

◯食べた果物の種を埋めた、その後

リンゴ2種は無事に根付いたようで、本葉が見え始めました。食べたリンゴの種からの発芽3日ほどで、しっかり双葉が開き、1週間後にはさらに元気に。食べたリンゴの種は育つ!もう少ししたら、間引きしてやらないといけませんね。

他の果物の種は動きがありませんが、暖かくなって外に出しておけば、そのうち発芽するんじゃないかなーと思っています。

ちなみに、我が家は植え場所がないので、もしも育ったら鉢で育てる予定。今から獲らぬ狸の皮算用です。

植物を育てると、未来が楽しみになりますね。

◯2021.3追記

1週間ほど経過し、りんごがよく育ってきました。さすがに密集しすぎなので、間引きします。発芽したりんご 土が柔らかいので、ハサミで切り取り、1本だけ残しました。
ちょっとモヤシぎみですが、春までもう少し、窓際で頑張ってもらいましょう。

一つ心配なのが、土の表面にカビが生えてきたこと。冷蔵庫の中ですでにカビていた種もあったので、繁殖しちゃったかな。

対処療法ですが、表面のカビだけ取り除いておきます。

カビを避けていると、嬉しい発見。巨峰の発芽こちら、巨峰の種なんですが、いくつか根が伸び始めていました。

さらに数日すると、続々と発芽がはじまりました!たべたブドウ(巨峰)の発芽数日後には、ブドウの森に。食べたブドウの種が発芽間引きして一本にしましたよ。
巨峰も発芽成功ですね。ぶどうとりんごの発芽

梨は無理だとして、さくらんぼ、ユスラウメも掘り返してみましたが、動きなしです。

今年の発芽は、りんご、ブドウかな。

秋までこの鉢で育て、秋か来年の春に個別に植え替えようかなと思います。

まとめ

果樹を育てるときは、本当は挿し木のほうが良いようです。種から育てると、親とは違う性質に育ってしまうんだとか。

でもね、主人の実家には「小さいころに種をぺっと吐き出したら、そこから生えてきた」という、サクランボの大きな木が生えてたんです。(今は切ってしまいましたが)

実家に果樹があるって、夢じゃないですか?しかも、食べた果物の種から育ったなら、お金もかからないしサイコー!

ということで、引き続き実験は続きます。また動きがあったら報告しますね。

(ps.オレンジスイカ、メロンの種も保存しているので、それも撒いてみたいな)

こちらの記事もおすすめ!

POSTED COMMENT

  1. みみ より:

    はじめまして、みみと言います。
    私も実生で、枇杷、桃、林檎、蜜柑・・・とやってみました。
    庭に植えた林檎は、4年目でヒョロヒョロと樹高2メートル以上になりました。ただ、林檎農家さんに、実生だと花が付かない、と言われ、場所も取るので、切ってしまいました。今なら、掘り起こして小さくして鉢植えにしたいところです。
    同じく庭に植えた桃(2011年)は、3年目に花を付けて、その後、毎年、花と果実(小さいですけど)を楽しんでいます。
    枇杷は鉢と庭で育てていますが、 5〜6年目の今年、まさに今日(9/26)、鉢植えに初めて花芽を観測しました。
    鉢植え蜜柑は4年目?葉の食害が多くて対策が追い付かず、大変です。
    兎に角、実生で育てる果樹、楽しみですよね。
    実を付けるまで、頑張ってください\(^o^)/

    • tanpopokaachan より:

      コメントに気づかず、承認が遅くなりました。
      みみさん、先輩ですね(^^)
      難しいと言われても、果樹は憧れですよね。
      何年先になるか、うまく育つかもわかりませんが、うちもいつか収穫を楽しみたいです。

tanpopokaachan へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です