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こんにちは、たんぽぽ母ちゃんです。
北海道の道央地区で、 趣味の家庭菜園や窓際水耕栽培をやっています。
みなさん、 バジルを挿し木で増やすことが出来るのはご存知でしょうか?
バジルは寒さに弱く、 気温が10度を下回ると急激に成長が止まり、枯れてしまいます。
そのため北海道ではどうしても9月頃までの栽培になってしまいま す。
しかし、バジルを水挿し発根させ、水耕栽培で育てれば、 冬場の北海道でも一年中バジルを窓際で育てることができるのです 。
バジルは種から水耕栽培をすることも可能ですが、 今回は土耕で育てたバジルを水挿しにして、 水耕栽培で育て続ける方法をご紹介します。
バジルを水挿し発根から、水耕栽培にする方法~冬でもバジルがある生活~
◯バジルの水挿し発根の手順
①まずはバジルが元気なうちに、 上部の茎を10センチほど摘み取ります。
②カッターやナイフで、茎を斜めにカットします。
③葉が水に浸からないよう、茎の下の方の葉を摘み取ります。
④茎が1センチほど浸かるよう、水に挿します。
- 切り口を斜めに切ることで、吸水が良くなり、
発根しやすくなります。 - 葉を少なくすることで、根が出るまでの葉面からの養分の蒸発を減らします。
- 水は水道水で大丈夫ですが、発根まで、できれば毎日、
水を替えてやります。 - 日が当たりすぎない明るい窓辺で管理します。
だいたい1週間から10日ほどで、水に浸かった部分の茎から、 白い根が発根して来るでしょう。
この状態になれば、苗として使用し、土耕に移すことも可能です。
◯水耕栽培へ移行する
水耕栽培に移行する場合、必要な道具は以下の2つだけです。
- 水耕栽培用液体肥料
- お好きな容器
•水耕栽培用液体肥料
水だけでもある程度は育ちますが、長く育てるのであれば、 肥料が必要です。
ハイポニカには、水耕栽培用の液体肥料があるので、 そちらを利用すると良いでしょう。
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水耕栽培専用の肥料では、2種類の溶液があり、 スポイトで吸い取り、同量を混ぜて使います。
我が家では、1リットルに2ccずつの溶液を溶かしたものを、 まとめて作っておき、容器の水が少なくなってきたら、 少しずつ継ぎ足しで使っています。
•お好きな容器
コップや花瓶など、なんでも構いません。
ただし、バジルは成長が早いので、どんどん縦に伸びて行くため、 小さな容器では不安定になってしまいます。
また根もとても育つので、 小さな容器では水の減りも早くなってしまいます。
ある程度大きさのある容器で育てれば、管理も楽でしょう。
ペットボトルの上部を切り取って作った容器なら、 口が狭くなっているので安定しやすいです。
更に食器用スポンジを切り取って、 茎を挟むようにしてからペットボトルの口部分に固定すれば、 株が安定します。
下部分の容器を、別の入れ物に変えても可愛いですよ。
上の写真では、瓶にアルミホイルとお菓子などをのせるペーパー(100均のもの)をまいています。
根の部分に光が当たると、藻が生えてくる場合がありますが、 これは生育には問題ありません。
見た目が気になる場合は、 アルミホイルなどを巻いておきましょう。
その他、蓋付きの容器などを利用すると、管理が楽で見た目もすっきりします。
◯溶液の補充
溶液が減ってきたら、継ぎ足しで問題なく育ちます。
水耕栽培用の液体肥料を入れた溶液なら、 ただの水より腐りにくくなるようです。
生育が悪くなったり、水が濁るようなら、たまに水を入れ替え、 容器を綺麗に洗うようにすると良いでしょう。
まとめ
水耕栽培なら、いつでも綺麗で新鮮な葉を、 摘み取って使うことができます。
バジルはとても強いハーブなので、水耕栽培にもおすすめです。
水挿し発根も水耕栽培も、とっても簡単です。
室内で育てた葉っぱは、虫食いや枯れもなく、 きれいな状態で利用できますよ。
とっても簡単なバジルの水耕栽培、ぜひ試してみて下さい。
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