こんにちは、たんぽぽ母ちゃんです。
北海道の道央地区で趣味の家庭菜園をしています。
冬には畑も雪に覆われる北海道、家庭菜園ができないため、冬場は窓際で水耕栽培を楽しんでいます。
去年我が家では、ブルーベリーサイズのミニトマト、マイクロトマトを初めて栽培しました。
遅まきのマイクロトマト、家庭菜園も終盤に少しだけ収穫できましたが、遊び心がおき、水耕栽培で育ててみることにしました!
今回は、マイクロトマトの水耕栽培の実験記録・経過報告です。
マイクロトマトを水耕栽培で育ててみた【我が家の水耕栽培実験】
遅まきでゆっくり育った畑のマイクロトマトは、雪が降るギリギリに赤くなりだしました。
そのため、青いまま収穫し、室内で赤くなるのを待つことに。室内では真っ赤にはならず、オレンジがかった状態で少しずつ食べていました。
最後の実が色づいてきた頃、試しに水耕栽培で育ててみることにしました。
◯マイクロトマトの種を撒く
トマトの果肉には、発芽を抑制する成分が含まれているといいます。
本来なら、トマトの種を採種する時には果肉をきれいに洗うのですが、そこは思いつき。
バーミキュライトにそのままプチュっと潰して直播きにしてみました。
よく畑ではこぼれ種からトマトが生えてくるので、これでも問題なく発芽するでしょう!
◯マイクロトマトの発芽
5日ほどたち、予想通りマイクロトマトは無事発芽してきました。しかし、周囲には白いモヤモヤが。
…カビです。
果肉を洗わなかったため、周囲にカビが生えてしまったのでした。
しかし、ここは水耕栽培のいいところ。
我が家の水耕栽培は、ある程度芽が育ったら別容器に移植するため、バーミキュライトは洗い流してしまいます。
カビもその時きれいになるので、まあ問題なしでしょう。それにしても、だいぶ密集。
徒長ぎみですが、水耕栽培ならスポンジに挟む時に調節できるので問題ありません。
◯マイクロトマトを水耕栽培容器に移行
さて、だいぶ育ってきたので水耕栽培容器に移行です。
いつものようにスポンジに挟み、切ったペットボトルに固定します。
株は厳選して3株にしました。
トマトは水耕栽培でもわりと元気に育つので、順調に育ってくれるといいです。
心配なのは、うどん粉病とハダニ。
今年は外からアブラムシも持ち込んでしまったため、繁殖しすぎないことを祈ります。
◯水耕マイクロトマト、順調に成長
移行から1ヶ月ほどは、水足しもせず放置していました。さすが強いトマト、元気に育っています。
もう1ヶ月ほどたつと、ひょろひょろと伸びて自立できなくなってきました。
我が家では、トマトは毎回突っ張り棒で固定しています。突っ張り棒に結びつけ、どうにか安定。
マイクロトマトは脇芽がよく育ちます。
蕾もつき、もうすぐ花も咲きそう。2021.2追記
仕事が忙しく、放置気味だった2階の植物たち。
最低限の水やりはしていましたが、マイクロトマトは受粉ができなかったのか花が落ちてしまいました。他の花も同様で、実がつく気配がありません。
トマトを栽培する際は、いつも花が咲いたタイミングで、揺らしたり息を吹きかけていたのですが、今回はそれをサボったからかな?と思います。
それか、青い実を追熟させたトマトだったので、種が未熟だった可能性も考えられます。
また、アブラムシとハダニがだいぶ繁殖してしまい、駆除が難しそうです。
ということで、残念ですが、今回はここで諦めます。
まとめ
さて、そろそろ北海道も育苗の季節。
2階の水耕栽培は片付け、育苗の準備を始めましょう。
今年は何を植えようかな?
種を見るのも楽しみです。
マイクロトマトは種がまだ残っているので、また春に鉢で育てたいと思います!