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こんにちは、重度障害児の母、たんぽぽ母ちゃんです。
私は元幼稚園教諭で結婚後に保育士免許も取得し、 デイサービスでの勤務経験もあります。
昔から手作りおもちゃが大好きで、 様々な手作りおもちゃを作って遊んできました。
手作りおもちゃは自分で作る喜びがあり、愛着が出るため、 比較的長く遊び続けることもできるのが魅力です。
デイサービスなどで、 お子さんの飽きにくい遊びをお探しの時にも、 手作りおもちゃはおすすめです。
今回は、私が昔から大好きだったおもちゃ、 割り箸鉄砲の作り方を紹介します。
難易度は高めですが、子どもたちにとっては、 とってもワクワクするおもちゃですよ!
デイサービスにおすすめ!【 割り箸鉄砲の作り方】障害児の手作りおもちゃ
◯割り箸鉄砲の材料
〈材料〉
- 割り箸 3組
- 輪ゴム 7個
- ハサミorカッター
割り箸鉄砲の材料は、とってもシンプル。割り箸2本と輪ゴムだけです。
ただし、割り箸を切り分けなければならないので、 カットは大人が手伝ってあげたほうがいいでしょう。
◯割り箸鉄砲の作り方
①まずは割り箸をパーツごとに切り分けます。割り箸3組で、 以下のパーツを作ります。
・本体…ひと組を割り、そのまま使用します。
・本体銃先…半分に割った一本をそのまま使用します。
・持ち手…1組の割り箸を割ってからそれぞれ半分に切り、 持ち手パーツを2本作ります。割り箸の太い部分を使います。
・銃口…割り箸の先端を1センチほど切り取ります。
・引き金…割り箸の先端を5センチほど切り取り、 片側を斜めにカットします。
※割り箸カットは、私は全てハサミでやってしまいます。 ハサミでぐるっと一周、割り箸を挟みながら型をつけた後、 ポキッと折ると簡単にカットできます。 切り口が気になる方はナイフを使ってください。
②パーツを輪ゴムで繋げていきます。
下の写真のように、 それぞれのパーツを輪ゴムでぐるぐると止めていきます。
・本体+銃先… 割った割り箸3本を2本の輪ゴムでまとめてとめてから、 中心の1本を引き出します。
・本体+持ち手…持ち手パーツ2本を1本の輪ゴムで止めてから、 本体の間に差し込み、それぞれ輪ゴムで止めます。
本体の間から出ている部分に輪ゴムをひっかけ、適当にぐるぐるとまいて最後にまた出っ張りにひっかけて固定します。
・銃先…先端の下、5ミリほど下げた位置に、 輪ゴム1本でしっかり固定します。(この段差に飛ばす用の輪ゴムをひっかけます。)
・引き金…本体の2本の割り箸の隙間に、 削った側が上になるように差しこみ、 少しだけ手前に斜めになるように固定します。(斜めの切り口が銃口側に来るようにとめます。)
※引き金は硬すぎると動かないので、少し緩めに固定します。
完成!
◯割り箸鉄砲の遊び方
銃先の段差に輪ゴムをかけてから、 輪ゴムを伸ばして引き金に引っ掛けます。
引き金を引けば、引っ掛けた輪ゴムが飛んでいきます。
紙コップや画用紙などでお好きな的を作り、 ルールを決めて遊びましょう。
デイサービスで遊ぶのであれば、お子さんには的の制作を頼み、 割り箸鉄砲は大人が作ったほうが安全かもしれません。
また輪ゴムとはいえ、当たると危険なので、 ルールははじめにしっかり決めておいたほうがよいでしょう。
- 人に向かって打たない
- 3発撃ったら交代
など、 ルールを分かりやすく紙に書いて貼っておくとよいかもしれません ね。
割り箸鉄砲は、子どもたちが本当に熱中して遊びます。
危ないからと何でも禁止するのではなく、 ルールを守れる工夫をしながら、 刺激のある遊びを体験させてあげることも大切かなと思います。
支援者が見れる範囲で、割り箸鉄砲を複数本用意してあげると、 壊れても対応でき、取り合いにならずに楽しめますよ。
まとめ
私が小さい頃には母から作り方を教わり、 何度も何度も自分で作って遊びました。
少し難易度が高いからこそ、 自分で作れるようになるとすごく達成感があったんですよね。
身近な材料で作れる割り箸鉄砲、安全に遊べる工夫をしながら、 ぜひ一度作ってみてくださいね。
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