スポンサーリンク
こんにちは、たんぽぽ母ちゃんです。
我が家では今年、ガーデン仲間(というより先輩) からレモンバームを分けていただき、初めて育てたんですね。
冬まで元気に育ってくれ、 さわやかなハーブウォーターも何度か楽しむことができました。
冬越しの仕方を聞いたところ、 残念ながら北海道では冬越しできないとのことでした。
そこで!切り取ったレモンバームを水挿し発根に挑み、 水耕栽培で育ててみることにしました。
この記事の内容
レモンバームを水挿し発根させ、水耕栽培に移行してみた【実験】
◯レモンバームとは
レモンバームはシソ科の多年草で、 レモンのようなさわやかな香りが特徴のハーブです。
性質がとても強いため、放任でも良く育ちます。
レモンバームさ寒さにも強いハーブですが、 北海道のように冬場に長期間雪に覆われるような地域では、 冬越しは難しいようです。
葉を切り戻しながら収穫すると、 脇芽が伸びて新しい葉がどんどん生えてきます。
◯レモンバームの水挿し
比較的性質が強いハーブ類は水挿し発根しやすいです。
レモンバームの水挿しの情報は見たことがありませんでしたが、 もしかしたら発根するのでは?と、 水挿しを試してみることにしました。
冬場は水耕栽培に移行できれば、春に種を蒔き直す必要もなく、 うまくいけば冬場もハーブティーを楽しめるかもしれません。
レモンバームの茎は10センチほどに切り取り、 切り口は吸水しやすいように斜めに切り取りました。
ハーブ類の根は節(葉の付け根)から出るため、 何節かが水に浸かるように水挿しします。
水に浸かる部分の葉は、腐らないように摘み取っておきます。
葉っぱは残しすぎると水分が葉面から蒸発しやすくなるため、 上部の葉も2〜3枚残して摘み取ります。
水挿しは、ほとんどの植物がこの方法で上手くいきます。
あとは、おまけにHB101を入れ、 植物を元気にして発根を待ちます。
発根促進には、 ルートンのようなホルモン剤を使う場合もありますが、 HB101やメネデール、リキダスのような活力剤も有効です。
個人的にはHB101が1番効果があるような気がします。(我が家では、HB101は根出しや追肥の時にも使用しています。)
リンク
◯レモンバーム発根まで
水挿しから1週間後、何本かの茎を水挿ししたうち、 数本だけ発根していました!
発根した茎は、主茎の太い茎よりも、 脇芽を切り取った若い茎のほうが発根率が良いようです。
ちなみに、 調子に乗って後から庭に残っていた茎も摘み取って水挿ししました が、なんとこちらは発根まで1ヶ月以上かかり、 発根したのも10本くらいあったうちの一本だけでした。
北海道の初冬は曇りの日が多くいため、 2回目の水挿しの期間は日照が足りなかったかもしれません。
◯レモンバームを水耕栽培に移行
根が出たレモンバームは、 我が家の水耕栽培容器に移行して育てていきます。
我が家は、セリアの容器を加工して使用しています。
食器用スポンジに切れ込みを入れ、 茎がぐらつかないようにはさみます。
あとは水耕栽培用ハイポニカを溶かした溶液を入れれば完成!
ちなみに今回は、 スーパーのミントを水挿し実験した容器に空きスペースがあったの で、そちらを使用しました。
ハーブウォーターには、 レモンバームとペパーミントの組み合わせが最強だと思っているの で、このまま一緒にそだってくれれば最高ですね。
◯水耕栽培レモンバームの様子
移行から2ヶ月ほどたち、 レモンバームはすくすくと成長を始めました。
思った以上に元気に成長し、葉を広げています。
ただ、外から持ち込んだ植物からハダニがうつってしまい、 若干枯れが見られます。
ペパーミントもハダニの影響か、あまり育ちはよくありません。
それでも、水挿しから2ヶ月ほどで、 念願の冬場のハーブティーを楽しむことができました!
ちなみに切り取った茎は、再び水挿しにし、株を増やせないかと企み中です。
まとめ
レモンバームバームの水耕栽培移行実験は、無事成功しました!
レモンバームの香りは、さわやかで癒されます。
発根率はそこまで良くありませんが、 10本ほど試せば1本は発根するかな、といったところです。
レモンバームは、ハーブティーやハーブウォーターの他にも、 ちょっとした料理の飾りや肉料理の香り付け、 紅茶やハチミツ漬けに加えても美味しいハーブです。
レモンのような酸味はないので、 レモンの香りだけ楽しみたい時にはうってつけですね。
レモンバームの水耕栽培、 気になった方はぜひ試してみてくださいね。
リンク
スポンサーリンク