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こんにちは、たんぽぽ母ちゃんです。
北海道の道央地区で趣味の家庭菜園をしています。
家庭菜園では小松菜を育てられている方も多いと思いますが、 害虫被害で葉っぱがぼろぼろになってしまうことも多いですよね。
また、寒さに強い小松菜も、 育てられるのは雪が積もる11月までです。
北海道では冬場は厳しい寒さと雪で、 家庭菜園は長期間できないんですよね。
そんな時は、室内で小松菜水耕栽培することをおすすめします。
室内なら、害虫被害もなく、 柔らかくてきれいな葉っぱを収穫できます。
今回は、小松菜を冬場の室内で水耕栽培する方法をご紹介します。
小松菜の水耕栽培の始め方【冬場室内での栽培方法】
◯水耕栽培に必要な道具
- バーミキュライト
- お好きな容器
- 食器用スポンジ
- 水耕栽培用液体肥料
バーミキュライトは種まき用です。100均にも売っています。
バーミキュライトだと、 種まきから水耕栽培容器に移す時に根がするっと抜けるので便利で す。
水耕栽培に使う容器はコップや空き瓶、 ペットボトルを切って利用したものなどなんでもかまいません。
我が家ではセリアの蓋付き容器を加工して使っています。
スポンジは容器に茎を固定する用です。 メラニンスポンジだと締め付けが強すぎるので、 普通の食器用スポンジのほうが良いです。
水耕栽培では土を使わずに出来て経済的ですが、 液体肥料だけは準備が必要です。
液体肥料は水耕栽培用ハイポニカを購入すると良いです。
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◯種まき
種はバーミキュライトに撒きます。
バーミキュライトを適度に全体がしっとりする程度に水をかけ、 湿らせます。
そこに小松菜の種をパラパラとばら撒きます。
覆土は乾いたバーミキュライトを上から5ミリほど薄く被せます。
◯水耕栽培容器の準備
水耕栽培容器とスポンジは移植の前に準備しておきましょう。
我が家ではセリアの蓋付き容器の蓋をカッターで切って穴を開けて 使っています。
この穴にスポンジで挟んで固定した植物を植えていきます。
スポンジは穴よりも少し大きめになるようにハサミで切り分けます 。
そして切り分けたスポンジの中心にさらに切り込みを入れれば準備 完了です。
移植直前には水耕栽培容器に水を張り、 液体肥料を溶かしておきます。
我が家の容器であればだいたい1リットル強入るので、 直接入れる場合は水耕栽培用ハイポニカA剤とB剤を2ccずつ入 れればOKです。
水耕栽培の溶液はまとめて他の容器に作っておくと注ぎ足しの時に 便利です。
◯水耕栽培容器に移植
発芽後は根元の茎の長さが1.5センチほどになるまで待ちます。
水分はまだ水だけで大丈夫ですが、 表面が乾くようなら適時水を足してやります。
茎が1.5センチほどに育ったら、 水耕栽培容器に移してやります。
①バーミキュライトを洗う
バーミキュライトに水をたっぷり注ぐとバーミキュライトの粒がバ ラバラになり、根を外しやすくなります。
根を切らないように気をつけながら引き抜きます。( 数本まとめて抜いたほうが千切れにくいです。)
根に付いたバーミキュライトを水で洗い落とし、 一本ずつにします。
②スポンジに挟む
スポンジの切れ目に茎を挟み、 水耕栽培容器の穴にはめていきます。
上部は葉が埋まらないギリギリに挟みます。
苗が徒長した場合もこの方法で問題なく育ちます。
容器に限りがある場合はこの時に間引き、 元気な苗を残してしてやると良いでしょう。
全て挟み終わったら根がしっかり溶液に浸かっているか確認します 。
足りなければ水を足して下さい。
あとはそのまま、溶液が減ったら注ぎ足していくだけです。
- 我が家のような容器でやる場合、
1箇所溶液の注ぎ足し穴を開けておくと水やりが便利です。 - 初期はまだ根が短く、
水が減るとあっという間に枯れてしまうので注意しましょう。
◯小松菜の収穫
小松菜は葉が育ってきたら適時摘み取って収穫します。
葉が重なる場所を間引きもかねてハサミで切り取ってやると良いで しょう。
少量の収穫場合は、我が家では主に汁物に利用しています。
室内で水耕栽培で育った小松菜は、 柔らかくて食べやすくなります。
我が家のように数本植えて容器が狭くなってきたら、 生育の良い株を残して適時間引きます。
新しい葉が再生しなくなってきたら、栽培は終了です。
種をずらして撒いてやると、長く収穫を楽しむことができますよ。
◯水耕栽培容器の置き場所
大葉は外での栽培の場合日当たりが良すぎると葉が硬くなりますが 、室内の場合はそこまで硬くなることはなく、 むしろ柔らかくそだちます。
基本的には日当たりの良い窓辺に置いてやりましょう。
南向きの朝日が当たる場所が最適です。
まとめ
小松菜を室内で水耕栽培すると、 冬場でも新鮮な葉物を収穫できます。
室内の水耕栽培なら、虫に食べられることもなく、 きれいな葉を収穫できます。
使いきれずに傷んでしまうこともなく、 少しずつ収穫できるのも魅力です。
ちなみに、小松菜の種の保存期間は4年ほど。
余った種は冷蔵庫で保管すれば、数年は利用できますよ。
水耕栽培は容器に移してしまえばあとは溶液の注ぎ足しだけのお手 軽栽培でコストもかかりません。
冬場にも新鮮な葉物を収穫してみたい方は、 ぜひ水耕栽培を始めてみて下さい。
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