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トマトの脇芽を簡単に挿し木する方法

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こんにちは、たんぽぽ母ちゃんです。
 
北海道の道央地区で、趣味の家庭菜園をやっています。
 
家庭菜園の定番といえば、ミニトマトですね。
 
多くのご家庭で、トマトの栽培を楽しまれていることと思います。
 
トマトを美味しく育てるために、風通しを良くしたり、実の数を調節し、栄養を分散しすぎないようにするために必要なのが、脇芽かきです。
 
しかし、トマトは成長が早いので、気付けば脇芽がものすごく大きくなってしまったなんてことはありませんか?
 
そんな時は、脇芽を挿し木にして、育ててしまいましょう。
 
今回は、トマトの脇芽の、簡単な挿し木の方法をご紹介します。
トマトは強い野菜なので、茎が地面に触れただけで、簡単に発根します。
トマトの茎からの発根
脇芽も、同じように簡単に発根するので、それを育てれば、簡単にトマトの苗を増やすことができます。
 

◯脇芽の大きさ

挿し木にする脇芽の大きさは、長さが30センチくらいあると良いです。
トマトの脇芽を挿し木
大きいものの方が、発根するパワーも大きいので、早く根が出るでしょう。
 
脇芽を取るのを忘れてしまった場合は、あえて30センチほどに伸びてから、挿し木用に切り取ると良いでしょう。トマトの脇芽かき

◯水挿しで発根させる

トマトの挿し木は、そのまま畑に挿して置いても発根しますが、発根までの1週間ほどは、水切れに注意する必要があります。
 
確実に発根させるには、まず水挿しで発根させてから植え付けてやるほうが簡単でしょう。
 

•給水処理

折り取ったそのまま、水に挿しておいても大丈夫なのですが、茎部分を斜めにカットしてやると、給水が良くなり、発根しやすくなります。
 
ハサミで切ると切り口が潰れやすいので、カッターやナイフなどで、茎を斜めにカットしましょう。
トマトの挿し木の吸水処理トマトの挿し木の茎
下の方の葉は、水に浸からないよう落としておくと良いです。
 
花芽や実が付いている場合、取ってしまったほうが根の成長は早いですが、そのままでも育ち、いずれ実も収穫できます。
 

•水挿し

あとは適当な花びんなどに入れ、茎部分が水に浸かるようにして、発根まで待つだけです。
トマトの脇芽の水挿し
水挿しにした茎からは、水に浸った部分すべてからびっしり発根してきます。
トマトの発根
茎の下の方だけでなく、長めに10センチ以上浸しておくと、良く根が出て、植え付けてからの成長も良くなりますよ。
 

•水換え

トマトは吸水が良く、一晩でたっぷり水を吸います。
 
朝になると水かさが減っているので、茎が水から出てしまわないように注意しましょう。
 
水はできれば毎日替えてやると、腐敗を防げます。
トマトの挿し木
うちではさらに、水に希釈したHB101を入れています。

ただの水よりも、植物が元気になるように思います。
 

◯発根後、植え付け

1週間〜10日ほどで発根が確認できたら、畑に植え付けてやりましょう。
 
根をなるべく傷つけないよう、優しく土をかけ、根がしっかり張るまでは支柱に誘引してやると良いでしょう。
トマトの植え付け

まとめ

トマトの脇芽を挿し木にするなら、水挿し発根させてから植え付けるのが簡単です。
 
ちなみに、きゅうりピーマンなど、他の夏野菜でも挿し木が可能なようです。
 
コストをかけずに苗を増やすことのできる挿し木は、家庭菜園におすすめの楽しみ方です。
 
北海道の場合、気温が下がってくると夏野菜は育たなくなってくるので、挿し木をするなら7月頃が適期です。
 
8月の下旬頃までなら、ミニトマトなら挿し木からの収穫も可能でしょう。
 
ちなみにミニトマトは、コツはいりますが水耕栽培でも育ちます。
 
秋以降の挿し木なら、室内で鉢や水耕栽培で育てるというのも面白いかもしれませんね。
 
水耕栽培の場合は、専用の肥料だけ購入すれば、あとはお好きな容器で育てるだけです。↓↓

みなさんも、家庭菜園で色々工夫しながら楽しんでみて下さいね。
 
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