こんにちは。たんぽぽ母ちゃんです。
家庭菜園をやっていると、除草に困る事はありませんか?
特にドクダミやスギナは地下茎で繁殖するため、なかなか厄介です。
野菜の間に生えた場合は、通常の除草剤は使えませんしね。
今回は、スギナとドクダミだらけの我が家の救世主、「グリホエース」をご紹介します。
家庭菜園におすすめの除草剤
◯グリホエースとは
葉から吸収されるタイプの除草剤です。
葉の表面から吸収され、光合成を阻害することで植物を枯らします。
土に落ちても土壌微生物に分解されるため、土に残りません。
◯グリホエースおすすめの理由
グリホエースおすすめの理由は以下の4点です。
- ピンポイントに除草できる
- 野菜に無害
- 匂いが少ない
- 経済的
•ピンポイントに除草できる
畑の中に入り込んだドクダミなど、いらない植物だけピンポイントに除草することができます。
•野菜に無害
通常の除草剤であれば他の野菜にも影響が出るので、畑には使えませんが、グリホエースは土にも無害なため、畑の中でも使えます。
•匂いが少ない
他の除草剤を使った時にはかなり匂いがきつく、何日か具合が悪くなるほどでした。
グリホエースはほとんど匂いがないため、使ってみてびっくりしました。
•経済的
原液を薄めて使うため、1リットルで買ってもだいぶ持ちます。
他の除草剤と比べ、だいぶ経済的だと思います。
◯グリホエースのデメリット
私が感じたデメリットは以下の通りです。
- 効果が出るまで時間がかかる
- 葉が少ないと効果が出にくい
- 誤って野菜にかかると枯れる
•効果が出るまで時間がかかる
散布〜枯れ出すまでは1週間ほどかかります。初めは効いているかどうか、効果が確認しずらいです。
•葉が少ないと効果が出にくい
グリホエースは葉面に散布するので、事前にある程度摘み取ってしまっていると効果が出ずらいです。
効果を発揮させるためには、ある程度雑草を伸ばしておかなければなりません。
•誤って野菜にかかると枯れる
気をつけてはいても、育てている植物の葉に薬液がかかってしまった場合は植物が弱ってしまいます。
うちでも、この通りワサビが黄色くなってしまいました。↓↓
◯グリホエースの使い方
グリホエースは原液を薄めて使います。
〈希釈倍率〉
- 通常の雑草には100倍
- ササやツルには50倍
- スギナやドクダミには25倍
体感として、25倍より少し濃い目に作った方が効果はありそうです。
うちではスギナ、ドクダミ用に、10mlの原液+200mlの水(20倍)で作っています。
〈散布方法〉
通常は、じょうろや噴霧器を使い散布します。
今回は畑の中のドクダミの除草のやり方をご紹介します。
畑の中のドクダミの除草方法
まず、軍手とゴム手袋を用意します。初めにゴム手袋を付け、その上から軍手をはめます。作った薬剤の中に手を入れ、軍手に溶液を染み込ませます。薬剤の付いた手で、葉面に薬剤を塗っていきます。周りに野菜などがない場合、飛ばないように注意しながら、霧吹き等で散布しても良いです。
通路脇の雑草には霧吹きを使って散布しています。
使用後の手袋は、くるっとひっくり返し、処分します。
◯グリホエースの実際の効果
上記の方法で散布すると、1週間ほどで枯れ出します。枯れた草は、簡単に引き抜くことが出来ます。
以下は我が家の散布一週間後のビフォーアフターです。緑の部分が残っている場合には、二週間ほど待って、再度散布すると良いでしょう。
まとめ
除草剤の匂いが苦手だった私にとって、匂いがない事が1番嬉しいポイントでした。
土にも影響がないので、家庭菜園をしている土地の周りでも問題なく散布することができます。
注意点としては、薬剤が雨で流れないよう、晴れが続く日に行うと良いです。
一度では除草しきれないこともありますが、数回散布を行えばきれいになりますよ。
薬剤のため、くれぐれも手袋等の準備をお忘れなく。