こんにちは、たんぽぽ母ちゃんです。北海道の道央地区で趣味の家庭菜園を楽しんでいます。
今回は、わが家で育てている「ふき」について。
栽培3年目にして、はじめて「ふきのとう」を収穫できたので、その記録です。
はじまりはキャンプ場の巨大ふき
ふきが大好きなわたし。特に、春先の生ぶきは最高ですよね。
自然でおいしいふきをどうにか庭で育てたいと、3年前にキャンプ場で大きなフキの地下茎を15センチほど拝借してきました。
意外と大きくならない、ふき
すぐに庭に埋めたのですが、その年は動きなし。一時は消滅してしまったかと諦めました。
冬を越し、次の年。
春先には小さな小さなふきの葉がちょろっと顔を出しましたが、虫にやられてボロボロに。
収穫とは程遠い状態でした。
2回目の冬を越し、3年目の春
さて、地下茎を埋めてから3年目、今年の春です。
雪が多く雪解けも遅かったわが家ですが、4月初旬、ようやくふきエリアの雪が溶けてきました。
いちばんに目に飛び込んできたのは、うちの庭では見たことのないフォルム。
「ふ、ふきのとうだー!」
思わず叫んでしまいました。笑
正直、ふきのとうなんてそこらじゅうに勝手に生えているんですが、自分で植えた子なんで格別です。
ちゃんと消えずに根付いてくれたのね〜と、めちゃくちゃうれしくなりました。
小さいですが、つぼみの開き具合もちょうどよさそうなので、さっそく収穫。
折取っただけで、大好きなふきの香りが、春の香りがふわっと漂います。
はじめてのふきのとうは天ぷらで
はじめて収穫できたふきのとうは、天ぷらでいただくことに。
天ぷらの場合はアク抜きをしない方法もあるようですが、おいしく食べたかったのではじめにアク抜きをします。
ふきのとうのアク抜きの方法は簡単。塩を入れたお湯で2分ほど茹でて、水にさらしておくだけ。
水にさらすと、かなり強い香りが。茹で汁もさらした水もアクが出て緑色になるので、何度か水を取り換えます。
ふきのとうを水にさらす時間は、好みにもよりますが10分〜2時間くらい。わたしは2時間ほどしっかり水にさらしました。
あとは水気を切り、調理するまでキッチンペーパーにくるんで冷蔵庫で保存。
この状態で冷凍もできるみたいです。季節のものはなるべく採ってすぐにいただきたいですけどね(^^)
さてさて、念願のふきのとうの天ぷらを作りましょう。
下茹ではしてあるので、180℃くらいの高温でさっと揚げて。
ふきのとうだけだと寂しいので、冷蔵庫にあったまいたけとミニエビも一緒に揚げました。
ふきのとうの天ぷらの味は?
ふきのとうの天ぷらは、一言で言うと、
春の味。
ふきの香りが口の中にふわっと広がり、めちゃくちゃおいしい。
アク抜きはしておいて正解でした。
ちなみに、わが家は醤油でいただきましたが、ふきのとうの天ぷらは、塩のほうが風味を感じられておいしいかも。
2つしかないので、父ちゃんと1つずついただきましたよ。
父ちゃんも、「春の味がする」とのこと。
家庭菜園、第一号、大満足の収穫でした。
まとめ
3年前に植えたふきも無事に根付き、これから雪解け後のお楽しみがひとつ増えました。
山から採ってきたフキなので、汚染なども気にせず安心して食べられますね。
さて、ふきの葉のほうは、今年はどれだけ育つかな?そちらも収穫が楽しみです。