こんにちは、たんぽぽ母ちゃんです。
北海道の道央地区で、趣味の家庭菜園をしています。
去年は無事成功した、さつまいもの芽出しですが、今年はなぜかうまくいきません…
私なりに失敗の原因を探ってみます。
今回は、さつまいもの芽出しが失敗する原因と、失敗を防ぐ別の方法を考案します。
今年のさつまいも芽出しは失敗!?やり方を変えて再挑戦
去年は、スーパーのさつまいもを種芋にし、無事に芽出しが成功しました。
今年も同じ方法で芽出しをしたつもりが、なぜか失敗……まずは我が家の失敗をどうぞ。
◯さつまいも芽出しの失敗
今年、使用したさつまいもは、スーパーの小さめ紅はるか。写真は2Lですが、少し小さい2個入りのを買いました。
キズが多いのが気になりましたが、ま、大丈夫でしょうと購入してしまいました。
去年と同様、まずは45度のお湯に40分入ってもらいます。それから、ジップロックにインして暖房の上へ。これで去年は芽が出たのですが、今回は途中から発酵臭がしてきてしまいました。
水は朝晩かえて、芋も洗っていたのですが、だんだんと水もにごり、芋も柔らかくなってきたので断念。
臭いのもとを探ってみると、どうやら端のキズが原因のようでした。この芋、いも焼酎の匂いになっていました。笑
気を取り直して2本目の芽出しを開始しましたが、ふたたび発酵臭が……いろいろと調べた結果、私なりの失敗理由が判明。
◯さつまいもの芽出しが失敗した原因は「通気性」
発酵臭が出て失敗した理由は、通気性が悪すぎたことが原因のようでした。空気穴は開けていたのですが、暖房の上に置く際にジップロックの上部が折れ、密閉されてしまっていました。
密閉された多湿状態でさつまいもがムレてしまい、嫌気性の発酵をしてしまったようです。
去年はもう少し通気性をよくしていたのかもしれませんね。
◯失敗しない、さつまいもの芽出し方法は?
さつまいもの発芽に30度以上の温度が必要なのは確かです。
また、45度40分の入浴も、殺菌&発芽促進のためには必要でしょう。
通常、農家さんでは「温床」と呼ばれる、微生物の働きで温度が高くなった床土の中にさつまいもを埋めて芽出しを行います。
温床は通気性がよく、高温を保てることが条件。必ずしも過湿でなくてもよいようです。
そこで、家庭での芽出しの際も同じような環境を作ればいいわけです。
私が考えた芽出し方法としては、以下2つ。
- 鉢に土を入れ、芋を埋めた状態で暖房の上で芽出しする
- 新聞紙などに包み、暖房の上に置いておく
①だと、そのまま育ててツルを採れるので楽かなと思うのですが、ツルを採るなら大きめの鉢で育てるのが理想……
大きい鉢だと、我が家の暖房の上には乗りません。
そのため、今回は②でいくことにしました。
①の方法なら、温度調節のできる電気あんかなどを使用するといいかもしれません。
ペット用なので、熱くなりすぎず、防水なのもいいですね。温度も25〜40度まで調節可能です。段ボールの中などに入れ、上部に薄い段ボールを1枚しいて使用したらいいかなと思います。
◯さつまいもの再々芽出し
さて、気を取り直して芽出しをやりなおしましょう。
スーパーでよさげな、さつまいもさんを購入したのですが、品種を確認するのを忘れました。おそらく紅はるかかな?お風呂に入れて、新聞紙に包みましょう。と思ったら新聞紙がなかったので、とりあえずキッチンペーパーで。暖房の上に乗せ、3日ほど待ちます。
3日ほどすれば、芽が動き出すはずなので、芽が動いたのを確認してから大きな鉢に埋めてやります。
うまくいくかな?
また追記します。
※2021.4追記
結局、暖房上はうまくいかず、ホットマットで芽出し成功しました!詳細は以下で。
>>>さつまいもの芽出し、ようやく成功!育苗マットがわりにペットシートを活用してみた