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こんにちは、たんぽぽ母ちゃんです。
北海道の道央地区で趣味の家庭菜園をしています。
みなさん、 フダンソウの仲間のスイスチャードという野菜をご存知ですか?
スイスチャードは野菜とは思えないカラフルな色味が特徴の葉もの 野菜です。
スイスチャードは外で育てると少し筋っぽく固くなり、 独特の風味が気になる場合があります。
スイスチャードは室内の水耕栽培で育ててベビーリーフで食べれば 、 独特の風味も色合いもサラダのアクセントになりとっても美味しい んです!
今回は、 スイスチャードを冬場の室内で水耕栽培する方法をご紹介します。
スイスチャードの水耕栽培の始め方【冬場室内での栽培方法】
◯水耕栽培に必要な道具
- バーミキュライト
- お好きな容器
- 食器用スポンジ
- 水耕栽培用液体肥料
バーミキュライトは種まき用です。100均にも売っています。
バーミキュライトだと、 種まきから水耕栽培容器に移す時に根がするっと抜けるので便利で す。
水耕栽培に使う容器はコップや空き瓶、 ペットボトルを切って利用したものなどなんでもかまいません。
我が家ではセリアの蓋付き容器を加工して使っています。
スポンジは容器に茎を固定する用です。 メラニンスポンジだと締め付けが強すぎるので、 普通の食器用スポンジのほうが良いです。
水耕栽培では土を使わずに出来て経済的ですが、 液体肥料だけは準備が必要です。
液体肥料は水耕栽培用ハイポニカを購入すると良いです。
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◯種まき
スイスチャードの種は、少し不思議な形をしていて、 一つの種からいくつかの芽が出てくる特殊な種です。
種はバーミキュライトに撒きます。
バーミキュライトを適度に全体がしっとりする程度に水をかけ、 湿らせます。
そこにスイスチャードの種をばら撒きます。
覆土はしっかりめに、 種と同程度の厚みまでかけてやると良いです。
スイスチャードの種は硬いので、 濡らしたキッチンペーパーに挟んで一晩おいてから撒くと発芽率が 上がります。(バーミキュライトは保水力が高いので、 この作業は飛ばしても大丈夫です。)
またスイスチャードの種は発芽温度が25℃以上と高いため、 種まき後は温かい暖房の上などに置いてやると良いでしょう。
スイスチャードは通常5〜7日ほどかけ発芽してきます。(写真左)
◯水耕栽培容器の準備
水耕栽培容器とスポンジは移植の前に準備しておきましょう。
我が家ではセリアの蓋付き容器の蓋をカッターで切って穴を開けて 使っています。
この穴にスポンジで挟んで固定した植物を植えていきます。
スポンジは穴よりも少し大きめになるようにハサミで切り分けます 。
そして切り分けたスポンジの中心にさらに切り込みを入れれば準備 完了です。
移植直前には水耕栽培容器に水を張り、 液体肥料を溶かしておきます。
我が家の容器であればだいたい1リットル強入るので、 直接入れる場合は水耕栽培用ハイポニカA剤とB剤を2ccずつ入 れればOKです。
水耕栽培の溶液はまとめて他の容器に作っておくと注ぎ足しの時に 便利です。
◯水耕栽培容器に移植
発芽後は根元の茎の長さが1.5センチほどになるまで待ちます。(写真左)
水分はまだ水だけで大丈夫ですが、 表面が乾くようなら適時水を足してやります。
茎が1.5センチほどに育ったら、 水耕栽培容器に移してやります。
①バーミキュライトを洗う
バーミキュライトに水をたっぷり注ぐとバーミキュライトの粒がバ ラバラになり、根を外しやすくなります。
根を切らないように気をつけながら引き抜きます。( 数本まとめて抜いたほうが千切れにくいです。)
根に付いたバーミキュライトを水で洗い落とし、 一本ずつにします。
②スポンジに挟む
スポンジの切れ目に茎を挟み、 水耕栽培容器の穴にはめていきます。
上部は葉が埋まらないギリギリに挟みます。
苗が徒長した場合もこの方法で問題なく育ちます。
容器に限りがある場合はこの時に間引き、 元気な苗を残してしてやると良いでしょう。
全て挟み終わったら根がしっかり溶液に浸かっているか確認します 。
足りなければ水を足して下さい。
あとはそのまま、溶液が減ったら注ぎ足していくだけです。
- 我が家のような容器でやる場合、
1箇所溶液の注ぎ足し穴を開けておくと水やりが便利です。 - 初期はまだ根が短く、
水が減るとあっという間に枯れてしまうので注意しましょう。
◯スイスチャードの収穫
スイスチャードのベビーリーフは葉が育ってきたら適時外側から摘み取って 収穫します。
一度に葉を採りすぎると新葉の再生が遅くなるので、 内側の葉を1、2枚残すようにしましょう。
またスイスチャードは成長速度も早く、水耕栽培でもよく育ちます。
育ちすぎるとサラダでは食べにくくなるため、 あまり大きくなりすぎる前に収穫すると良いです。
◯水耕栽培容器の置き場所
スイスチャードは日当たりの良い窓辺に置いてやりましょう。
南向きの朝日が当たる場所が最適です。
まとめ
スイスチャードを室内で水耕栽培すると、 冬場でも新鮮な葉物を収穫できます。
スイスチャードの種は寿命も長いので、 一度購入すれば何年も楽しむことができますよ。
ちなみにスイスチャードの種の保存期間は常温で10年も持つそう です。
水耕栽培は容器に移してしまえばあとは溶液の注ぎ足しだけのお手 軽栽培でコストもかかりません。
冬場にも新鮮な葉物を収穫してみたい方は、 ぜひ水耕栽培を始めてみて下さい。
サラダに使う野菜を自給自足したいのであれば、 他にもルッコラやバジル、レタスも簡単でおすすめです。
水耕栽培に関してはこちらの記事にまとめていますのでご覧くださ い。
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