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障害児のコロナ禍の過ごし方~家族や我が子の感染が心配な方へ~

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こんにちは。重度障害児の母、たんぽぽ母ちゃんです。
 
2020年現在、コロナ禍にあり、世間は大きく動いていますね。
 
世界や日本の経済的影響も気になりますが、障害児を育てていらっしゃるお母さん方は、目の前のお子さんのことで悩まれている方も多いのではないでしょうか?
 
学校や施設に行けず、在宅で見るのが限界だと感じている方はいませんか?
 
多動がひどく、自宅にいるとパニックや自傷がひどい
 
介護の負担が多く、辛い
 
もともと持病のある我が子がコロナにかかることが不安
 
など、様々な悩みがあることと思います。
 
今回の記事では、コロナ渦における、障害児との生活について、どう過ごしていけば良いのかについて書いていきます。
 
まだまだ終息する気配のないコロナ。
 
精神的に苦しくならないよう、どう過ごしていけば良いか一緒に考えていきましょう。

◯我が家の現状

うちは北海道に自宅があるので、コロナの第一波から影響を受けました。
 
学校に行けなくなり、デイサービスなども封鎖。
 
1ヶ月ほどは自宅に引きこもっていました。
 
幸いなことにうちの子に関しては困ったこともなく、デイサービスが開所してからは、学校の代わりにデイサービスに通うことも出来ました。
 
同じ学校に通うお友達の中には、デイも利用しておらず、ずっと在宅で、お子さんもお母さんもストレスが限界、という方もいらっしゃいました。

◯福祉サービスを使う

デイサービスやヘルパーなど、福祉サービスを上手に利用されているご家庭では、割とストレス無く過ごされているように感じます。
 
福祉サービスは割と休みにならない事業所も多く、普段通り通わせることができます。
 
感染の心配もあるかと思いますが、お子さんやお母さんの精神的ストレスの解消のためにも、心配しすぎずに利用することも大切です。
 
もちろん、風邪や体調不良の時は、自粛は必要です。
 

◯不安に呑まれすぎない

毎日毎日、今日は感染者が何人、誰が亡くなった、コロナでこの会社が潰れた、と暗いニュースばかりですね。
 
人はネガティブな情報を見ると、感情もネガティブなほうへと引っ張られてしまいます
 
常にニュースをチェックするのはやめ、不安や心配に思考を奪われるような状況は避けましょう。
 
もしも家族が感染したら?
 
学校や会社で感染者が出たら?
 
我が子がコロナで亡くなったら?
 
と、未来に対する妄想を膨らませると、ネガティブな妄想は際限なく膨らみます。
 
未来はもしかしたら、あなたが想像するような未来になるかもしれませんが、そうならない可能性もありますよね。
 
いくら心配したところで、未来も現状も変えられるものではありません。
 

◯楽しい事を考えよう

辛い状況の時こそ、近くの楽しい事を見つけましょう。
 
私の場合は園芸が趣味なので、毎日土いじりをして癒されています。
 
ネガティブな事を考えていると、日常の多くの時間をその思考に奪われてしまいます。
 
辛い時は、少し外に出て景色を見て、外の空気を吸って深呼吸してみましょう。
 
ネガティブな感情をリセットして、今できる楽しいことに目を向けましょう。
 

◯緊急時の準備をしておく

とはいえ、実際にお子さんや家族ががコロナにかかってしまったら大変ですよね。
 
自分意外の誰かがお子さんの世話をすることになっても大丈夫なようにだけ、準備をしておくと良いでしょう。
 
具体的には、以下の事をまとめておきます。
 
  • かかりつけの病院と主治医の名前
  • 日常飲んでいる薬
  • 最低限必要な処置の仕方(医療ケアなど)
  • 母子手帳や診察券の場所
これらについて、家族の分かる場所にメモ等で貼っておくと良いでしょう。
 
最悪、かかりつけの病院に電話をすれば、薬の情報などは教えてもらえるでしょう。
 
緊急時には、病気でなくても入院させてもらえる場合もあります。
 
この準備をしておくと、コロナ以外の緊急時にも役立ちます。

まとめ

日常、色々と手のかかる障害児がいる場合、もしも感染したら?と不安が尽きないですが、どうにもならないことを心配しすぎても、どうすることもできません。
 
無駄なストレスを自分自身で作り出すよりも、今できる楽しいことに目を向けるようにしましょう
 
どうにもならないことが起きてしまった時も、その時はその時。
 
今考えてもどうにもならないことは、考える必要はありません。
 
 
人が死から逃れられないように、
 
あなたのお子さんが障害を負ってしまったように、
 
人生にはどうにもならない事もあるのかな、と思います。
 
 
ヘルパーさんに頼めば、自宅で数時間お子さんを見てもらうことも出来ますし、逆にお子さんを、お散歩に連れて行ってもらうことも出来ます。
 
お子さんにより大変さは違うと思いますが、コロナ感染のリスクを心配しすぎるよりも、お母さんが精神的に辛くならないことの方が大切です。
 
福祉サービスを上手に使いながら、最低限の準備と、不安に飲み込まれない心積りをして、日々乗り切っていきましょうね。
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