「主婦でも在宅で稼げる方法を知りたい」
そんな方も多いのではないでしょうか?
これを書いているわたしも、同じように考えていました。
うちには重度障害児を含む3人の子どもがいるため、外で働くことは諦めざるを得なかったのです。
しかし、第三子出産を機に、在宅でライターの仕事を始めてみようと決意。今はWebライターとして、夫の扶養も抜けて自立できるくらいの収入を得られるようになりました。
最近だと、リアルでも「在宅の仕事ってどうやって始めればいいの?」と聞かれることもちらほら。ちびっこや障害児がいるおうちだと、在宅で働けたらうれしいですもんね。
そこで今回は、Webライターを始めたい方へ、Webライターとしてネット(在宅)で稼ぐ方法と手順をご紹介しようと思います。
「子どもに障害があって働けない」
「スキマ時間で少しでも収入を得たい」
そんな方は、よろしければわたしの経験談を参考にしてみてください。
1.子持ち主婦でも在宅で稼げた!Webライターを始めて1年の収入
現在、わたしは主にWebライターとして活動しています。
まずは働けずに困っている主婦の方たちに希望をもってもらえるよう、わたしが本格的にライターをはじめてから1年間の収入を公開したいと思います。
【主婦が未経験からWebライターを始めた1年間の収入】
2021年1月 |
32,280円 |
2月 |
84,374円 |
3月 |
139,963円 |
4月 |
166,283円 |
5月 |
165,861円 |
6月 |
246,440円 |
7月 |
143,892円 |
8月 |
251,922円 |
9月 |
199,420円 |
10月 |
264,403円 |
11月 |
237,087円 |
12月 |
275,046円 |
見てわかるように、経験を重ねるごとに収入が上がっていきました。
Webライターの報酬は案件によって1文字何円という文字単価が決まっているのですが、初めはどうしても単価の低い案件しか受けられません。
初期はわたしも3,000文字の記事を500円ほどの値段で受けていました。文字単価にすると、0.16円ですね。
継続案件をもらって毎日書いていましたが、1歳児の子育てをしながらということもあり、初月は3万円がいいところでした。
実績がたまってくると徐々に条件のいい案件を受けられるようになり、同じ作業量でも単価がアップし報酬が上がっていきました。
現在だと、だいたい1文字3円で依頼を受けています。3,000文字で9,000円。1記事500円で書いていた初期とはすごい差ですよね。
ちなみに、うちには9歳(重度障害児)、7歳、2歳の子どもがいるのですが、ライターを始めた当初は自体で下の子(当時1歳)をみながらの状況でした。
しかし、フリーランスとして開業届を出すことで保育園に申し込めるようになり、4月には下の子を保育園に入れることができました。
まとまった時間がとれるようになり、4月以降はだいぶ収入も安定するように。また実績がたまることで、探さなくても毎月なにかしらの依頼メッセージがくるようになっていきました。
初めは扶養内で働くつもりでしたが、扶養を抜けられるくらいに稼げるようになっていったのもこの頃です。
そこで、もっと自由に稼いでみたいという気持ちもあり、思い切って扶養を抜ける手続きをしました。
とはいえ、障害のある長男の通院や訪問リハ、下の子の急な発熱などもあり、うまく時間をとれないことも。
作業時間は平日の9時〜16時までで、月に数日は子どものために時間をとられます。主人の意向もあり、土日は完全オフです。
ちなみに、この労働条件での最高月収は38万円でした。
これだけの収入につながり、わたし的には満足。最近はちょっと忙しすぎたので、今年は作業量を7割くらいに落として15万〜20万くらいで調整したいと思っています。
そもそも、Webライターって?
Webライターとは、ネット上で検索するときに出てくる、サイト上の記事を書く仕事です。
主婦がWebライターをする場合、基本的にはクラウドソージングサービスに登録し、そこを介して仕事をもらいます。
インターネットを通じて完全在宅でマイペースに仕事ができるので、子持ち主婦でも稼ぎやすい仕事だと思います。
わたしも実際に1年ほど働いてみて、Webライターは子持ち主婦にとってメリットが多いと感じています。
〈フリーライターのメリット〉
- マイペースで作業できる
- 作業量を自由に調整できる
- 家で子どもを見守れる
- 学校からの急な呼び出しにも対応できる
子どもが小さい、障害があるなど、何かしらの理由で働きに出れないという方は、ぜひチャレンジしてみてほしいです。
Webライターというと少しとっつきにくいかもしれませんが、まじめに実績を重ねれば、月3万円くらいはすぐに稼げるようになると思います。
Webライターを始めてみたいと思った方は、次にご紹介するステップに沿ってぜひチャレンジしてみてください。
2.【Webライターの始め方】主婦が在宅で稼げるようになるための5ステップ
主婦が在宅ワークを始めるときにまずやってほしいのが、「覚悟を決める」ことです。
なんのこっちゃと思うかもしれませんが、大切なことです。中途半端な覚悟では、必ず挫折するからです。
やるからには、フリーランス(本業)として食べていくくらいの気持ちで始めてください。
ということで、ここではフリーランスのライターとして事業をスタートさせるための手順を紹介していきます。
主婦が在宅のフリーランスのWebライターとして稼げるようになるためには、以下5ステップに沿って進めていくといいでしょう。
- 開業届を出す
- 事業用の口座をつくる
- クラウドソージングサービスに登録する
- 簡単な案件をこなし「実績」をためる
- 少しずつ単価の高い案件に挑戦する
それぞれ詳しくご紹介しますね。
※そこまで時間をとれない、月3万程度の収入で十分という方は、③のステップから始めてもOKです。
ステップ① 開業届を出す
初めのステップは、「開業届を出す」です。
開業届とは、個人や会社が事業を始めるときに税務署に提出する書類です。
Webライターの場合、「これからフリーランスとして仕事をしますよ」と知らせておくためのもの。それにより、スムーズな税金管理ができるようになります。
開業届を出すことで、保育園の希望も出せるようになります。
いきなりステップが高すぎるように感じるかもしれませんが、覚悟を決めるうえでもぜひ提出をおすすめします。
実は、開業届は必ず出さなければならないものではありません。主婦がお小遣い程度の収入を得るのであれば、雑所得で申告できるためです。
一般的に、夫の扶養に入っている主婦が得た収入は雑所得となり、雑所得は20万円以上で確定申告が必要となります。そして、基礎控除の38万円を超えると所得税がかかります。
しかし、もしも月に3万円以上の収入を目指したいなら、開業届を出しておいたほうがお得ですし、後々が楽になります。
お得になる理由は、事業の申告をすることで、「経費」という概念が使えるようになるため。加えて、確定申告時の「控除額(税金がかからない額)」が増えるためです。
例えば、開業届を出していると作業につかうスマホ代やネット料金、家賃などの一部は経費として申告することができ、そのぶん税金を安くできるのです。
控除額は、仮に青色申告で申告した場合、最大65万円となります。
つまり、フリーランスとして開業届を出していれば、65万円+経費分までは税金を取られずにすむということ。
詳しい話は難しいので割愛しますが、後々の節税まで考えるなら、初めに開業届を出して青色申告で確定申請できる準備をしておくことがベストといえます。
そこで、まずは開業届を出してしまい、事業として確定申告できる準備をしておきましょう。
開業届はお住まいの地域を管轄する税務署に提出します。Webサイトからダウンロードし、印刷して記入、送付するといいでしょう。
ただし、月3万円程度で十分、そもそもそこまで時間を取れないという方は、開業届を出さずに始めてみてもOKです。
その場合は以下の3点だけ覚えておいてくださいね。
- 年間20万円から「雑所得」で申告が必要
- 年間38万円を超えると税金がかかる
- 月10万円を超えると扶養を抜ける可能性がある
【開業届を出したら扶養は抜ける?】
扶養に入っている主婦の方は、「開業届を出したら扶養を抜けるのでは?」と思うかもしれませんが、開業届を出しただけでは扶養は抜けないのでご安心くださいね。
扶養については詳しい話をすると難しいので、ひとまず月収が10万円を超えたら扶養を抜ける可能性があると覚えておきましょう。
逆に月収が10万円以内であれば、開業届を出していても扶養を抜けることはありません。
ステップ② 事業用の口座をつくる
次に、事業用の口座をひとつ作っておきましょう。
これは、後々の簿記作業を簡単にするためです。
確定申告でとくに控除額が大きい青色申告をするためには少し複雑な帳簿付けが必要なのですが、口座がプライベート用しかないと、帳簿付けがより複雑になってしまうのです。
仕事で得た報酬を一覧で確認する意味でも、ひとつの口座で管理できると便利です。
口座はどこの銀行でもかまいませんが、利便性を考えるとスマホから管理しやすいネットバンクがおすすめです。
ネットバンクだと管理用アプリなどもあり、アプリから残高確認や振替、送金などをいつでも行えますよ。
わたしのおすすめは、楽天銀行です。楽天銀行口座を作っておくと、後ほどご紹介するランサーズの振込み手数料が550円から110円になります。
ちなみに、楽天銀行では経費として使う用にクレカ(楽天カード)も作っています。仕事のために購入したパソコンなども経費にできるのですが、ポイントが貯まりやすいのも地味にうれしいんですよね。
【口座開設とあわせて簿記の準備を】
開業と同時に、確定申告に向けて収益を記録できるよう、仕事用に家計簿アプリなどをスマホに入れておくといいでしょう。
私は マネーフォワードクラウド という有料版の会計ソフトを使っていますが、マネーフォワードの無料のアプリが使いやすいのでおすすめですよ。
なお、本格的にフリーランスとして仕事をしたい方、青色申告をめざす方は、初めから有料版を購入しておくのがおすすめです。
節税メリットが大きい青色申告をするための簿記はかなり複雑なので、個人で書類を作るのは不可能に近いためです。
月額800円ほどかかりますが、わたしも必要経費と思って割り切っています。
会計ソフトはいくつかありますが、アプリ連携やスマホからの操作性を考えると現時点ではマネーフォワードが一番使いやすいかなと思っています。
>>>はじめてでも安心のサポート体制 マネーフォワード クラウド確定申告とは
ステップ③ クラウドソージングサービスに登録する
次のステップは、クラウドソージングサービスに登録することです。
クラウドソージングサービスを登録するためには口座登録も必要なので、ステップ②の口座開設を先に進めておくとスムーズでしょう。
クラウドソージングサービスとは、記事を書いてもらいたい人(企業などのクライアント)とライターをつなぐマッチングサービスです。
クラウドソージングサービスでは、ライティング業務以外にも以下のようにさまざまな仕事が募集されています。
- サイト構築(プログラミング)
- 動画編集
- イラスト制作
- ナレーション
- ネーミングの募集
- 人事担当者やディレクターなど人材の募集
さまざまな業種のフリーランスが集まり仕事を請け負う場所が、クラウドソージングサービスなんですね。
もしライターが難しいという方も、クラウドソージングサービスに登録してみると、できそうな仕事が見つかるかもしれません。
クラウドソージングサービスはいくつかありますが、代表的なのは以下の2つ。
- クラウドワークス
- ランサーズ
わたしはどちらも利用していますが、現在はランサーズメインです。
クラウドワークスは手数料がかからないため初心者にも使いやすいですが、高単価の案件(企業案件)は少なめの印象です。
対して、 ランサーズ はプロとして働くフリーランスが多く登録するサイトで、高単価の案件(企業案件)も多いです。
ただし、報酬から引かれる手数料は多めで、実績のない初心者は仕事をもらいにくいというデメリットもあります。
初心者の方であれば、まずはクラウドワークスで簡単な記事を受注してみて、慣れてきたらランサーズに移行するやり方がいいのかなと思います。
どちらもスマホ用アプリが実装されているため、家事や育児の合間にスマホから仕事を探したい方でも使いやすいですよ。
登録は無料なので、まずはどちらも登録してみることをおすすめします。
なお、参考までに以下は私のランサーズのプロフィールページです。
顔出し本名で恥ずかしいのですが、プロフィール文面など、こんな感じなんだなーと感じてもらえれば幸いです。
まずはクラウドソージングサイトををのぞいてみて!
ライターを始めるか迷っている方は、まずはクラウドソージングサイトがどんなものなのかをのぞいてみることをおすすめします。
クラウドソージングサイトへの登録は誰でも無料でできるので、ひとまず登録だけでもしてみてください。
>>>ランサーズ登録画面へ
ステップ④ 簡単な案件をこなし「実績」をためる
クラウドソージングサービスに登録したら、まずは単価の低い案件から受注してみましょう。実績をためていくことで、徐々に高単価の案件を受けられるようになっていきます。
実績とは、仕事を受けたあとにクライアントからもらう評価のこと。例えば、わたしの実績画面だと以下のような感じです。
依頼を受けたあとにはこの評価が必須となっており、それが実績としてたまっていくのです。
依頼主はこの評価をみて、その人に依頼すべきかどうかを判断するわけです。
つまり、これまでの評価がいい(実績がある)ライターほど、新たな依頼主から依頼を受けやすくなるということです。
継続して依頼を受け続けていくためにも、まずは地道な実績づくりが大切ですよ。
クラウドソージングサイトで初心者におすすめの案件は?
初心者におすすめの案件は、アンケートなどのタスク案件です。タスク案件は誰でも条件なしに受けられるため、試しに受けてみるのには最適といえます。
タスク案件といわれてもよくわからないと思うので、簡単に説明しますね。
クラウドソージングでのライティング系の仕事は、主に以下2種類に分けられます。
- タスク案件……アンケートなど、すぐに終わる軽作業
- プロジェクト案件……記事作成など、納期を決めてクライアントとやりとりする案件
簡単にいうと、クライアント(仕事をお願いする側)とのやりとりが発生するのがプロジェクト案件で、クライアントとのやりとりがなく、その場でできる軽作業がタスク案件というイメージです。
タスク案件の報酬は1件100円にも満たないですが、クライアントとのやりとりがないので気軽に試せます。
募集中の仕事はクラウドソージングサイト上からカテゴリー別に検索できるので、まずは「ライティング」や「記事作成」といったカテゴリーをのぞいてみましょう。
なお、ライティング業務には記事作成以外にも、音声を文に起こす「テープ起こし」などの仕事もあります。作業は簡単ですが、そのぶん競争率は高めです。
さらに、実績にはつながりにくいですが、時間がある方には「ネーミング」もおすすめ。
ネーミングとは、社名や商品名のアイディアを募集するもので、採用されれば大きな報酬を得られます。
高い評価の実績を得ることを意識しながら、ぜひいろいろな案件にチャレンジしてみてください。
ただし、高い評価を得るためには納期や品質も大切なため、初めは確実にこなせる量を少しずつ受けるのがおすすめですよ。
ステップ⑤ 少しずつ単価の高い案件に挑戦する
実績がたまってきたら、早い段階でステップアップを目指していきましょう。
少しずつ単価の高い案件に挑戦することで、報酬も上がり自信にもつながっていきます。
具体的には、評価★5の実績が10個たまったくらいで、1文字1円の案件に挑戦してみてください。
わたしの感覚だと、評価の高い実績が10個以上あれば、単価の高い依頼も受けやすくなります。
また、ステップアップよりも安定した収入を得たいなら、なるべく継続案件を狙ってみてください。
継続案件とは、継続して記事を依頼してくれる案件で、募集要項に「継続あり」などと書かれています。
わたしも初期にYouTube用の脚本記事を継続で受け、3,000文字の記事を毎日、半年間納品していました。
単価が低いので月に1万5,000円程度にしかなりませんでしたが、安定して依頼をもらえるのはありがたく、文を書く練習にもなったと思います。
ちなみに、現在受けている仕事はすべて継続案件で、企業ごとに週1本など取り決めをして依頼を受けています。
3.主婦がWebライターになるために必要なこと
ライター経験がない主婦がライターを目指す場合に必要なのは、勉強(情報収集)と経験(場数)だと思っています。
「文章力がないとライターにはなれないのでは?」と思うかもしれませんが、わたしは誰でもポイントさえ押さえればライターになれると思います。
実は文章を書くにはルールがあり、それに沿って書けば誰でも読みやすい文を書けるのです。
あとは、とにかくたくさん書くこと。経験によって、文章力は必ず向上していきます。
また、現在の傾向ではネット向けのWeb記事の制作がライティング業務の主流になってきています。
そのため、Web記事に合わせたライティングの知識・技術を学んでいくことで、より依頼をもらいやすくなるといえます。
そこで本章では、主にWeb記事を書けるライターになるために必要なことをご紹介します。
〈仕事をもらえるWebライターになるために必要なこと〉
- 文章の書き方を知る
- とにかく文章を書く
- SEOについても学んでおく
- Web記事の基本構成とタグを知る
それぞれ解説しますね。
3-1.文章の書き方を知る
まずは基本的なライティングの基礎を勉強しておきましょう。
お金をかけなくても、「文章のルール」「Web記事の書き方」などのワードで探せば、ネットから必要な情報は得られます。
今であれば、YouTubeで動画を探すのもいいでしょう。
ここではさらっとご紹介しますが、最低限覚えておきたい文章のルールは以下の3つです。
- 話し言葉と書き言葉の違い(いるんで→いるので、など)
- 文の順序について(PREP法)
- 漢字の表記ルールについて(出来る→できる、尚→なお、など)
このあたりを学んでおくだけでも、記事の質をぐんと上げられるはずです。
個人ブログではどんな表記をしても自由ですが、商品として納品する記事は文章のルールを気をつけたいところ。
文の質が悪いと、せっかく案件を受けても低評価の実績につながってしまうこともあるので気をつけましょう。
3-2.とにかく文章を書く
頭で考えるよりも、とにかくたくさん書いてみるのが文章上達への近道。
たくさん文を書くうちに、語彙や表現、気持ちのいい文の流れなどが頭の中に蓄積されていきます。
わたしは練習場所として、こちらのブログを作りました。
基本は趣味ブログなので、表現はわりとラフ。それでも、仕事が軌道に乗るまでは毎日書き続けました。(今見ると文章はめちゃくちゃですが)
わたしのようにブログでもいいですが、依頼がもらえるなら依頼で、とにかく毎日、何かしらの文章を書くことを意識してみてください。
半年後には、きっと自分の成長を実感できるはずです。
3-3.SEOについても学んでおく
Web記事において切っても切り離せないのが「SEO」についてです。
SEOとは、簡単にいうと「インターネット上で検索画面の上位にくるための対策」といった感じです。
Web記事は通常、Googleなどの検索エンジンによって評価され、よい記事ほど検索上位にくるよう配置されています。
逆に、悪い記事は検索してもなかなか出てこず、読まれない記事となってしまいます。
検索エンジン的なよい記事とは、読者の滞在期間の長い記事です。検索したワードに対して的確な答えが書かれているからこそ、長くサイトに滞在してしっかり読むということですね。
ほかにも検索エンジンに評価をされるための工夫はいくつかあり、それを盛り込みながら記事を作っていくのが、SEOの考え方。
どの企業も「記事からの顧客流入」を目指して依頼をくれるわけなので、検索上位にくる記事を書けるかは非常に重要というわけです。
そのため、プロフィールに「SEOについてはしっかり勉強しています」と書いてあるだけで、有効なアピールになるのです。
SEOを勉強しておくことで、かなり依頼をもらいやすくなりますよ。
3-3.Web記事の基本構成とタグを知る
Web記事を書くなら、Web記事の基本構成とタグを知っておくことは重要です。
まずはWeb記事の基本構成について。
ここではそこまで詳しい説明はしませんが、以下のような構成が基本となります。
- タイトル(見出し1)
- 書き出し
- 小見出し(見出し2)
- 書き出し
- 小小見出し(見出し3)
- 本文
- 小見出し(見出し2)
- 〜
記事のタイトルとは別に章のタイトルを小見出しや見出し2などと呼び、「大きい章→小さい章」へと階層を作っていくのが基本となります。
詳しくはご自身で調べてみてください。
次に知っておくべきなのが、「タグ」という概念について。
プログラミング的な概念になりますが、Web上に記事をアップするときは、「タイトル」「見出し」など、設定したい対象によって、こんな記号をつけなさいというルールが決まっているのです。
例えば、タイトルや小見出しであれば、プログラム上、以下のように記載します。
<h1>タイトル</h1>
<h2>小見出し</h2>
まれですが、記事の依頼を受けるときに「見出しにはタグを付けてください」と言われることがあるんですね。これは、入稿時の段落構成をわかりやすくする意味合いがあります。
そこで最低限、見出しに関するタグの使い方や階層を覚えておくと、このような依頼をうけた際に役立ちます。
まずは「見出しには階層があるんだなぁ」「タグっていうものがあるんだなぁ」程度でいいので、はじめに知っておくといいですよ。
早く成長したい人にはWordPressブログもおすすめ
もしも早く高単価の依頼をもらえるようになりたいのなら、WordPressでブログなどを始めてみるのもおすすめです。
WordPressとは、サイトを作成するための無料の作成ツールのことで、サイトのデータの保存先となる「サーバー」にインストールして使用します。
WordPressは世界で一番使用されているサイト作成ツールであり、日本でも企業のほとんどがWordPressを使用してサイトに記事を上げています。
ちなみに、このブログもWordPressで作っています。
つまり、WordPressの使い方を知っていると、Web記事がどのようにアップされるのかや、どんな点に気をつければいいのかがわかってくるんですね。
ただ、サーバーを借りてブログを作るとなるとランニングコストがかかるので、難しい場合はWeb記事の段落構成についてを学んでおくだけでもいいでしょう。
文を書く練習だけであれば、noteやアメブロなどの無料ブログがおすすめです。
ちなみに、わたしは エックスサーバー というレンタルサーバーを借りて、そこでWordPressを使用しブログを作っています。
エックスサーバーはWordPressの簡単インストール機能がついているので、初心者でもわりと始めやすかったです。
エックスサーバーでは、初心者に特化したより簡単なブログサービスもあるので、そちらを利用するのもいいと思います。
4.主婦がWebライターを目指すときに挫折しないためのコツ
在宅でライターを始めようと思っても、「失敗するのでは?」「すぐに挫折してしまうかも」と不安ですよね。
開業届なども簡単に出していいものか迷ってしまうと思います。
ライターを始めるのに大きなコストはかかりませんし、うまくいけば在宅でも収入を大きく上げていけます。ライターを始めるデメリットはほとんどないともいえますね。
ただ、ライターを始めた当初はどうしても単価が低いので、嫌になってやめてしまう人も多いんですね。
実際に、ライターをやってみたけれど続かなかったという方も多いようです。
重要なのは、挫折せずに続けられるかどうかだけです。続けていけば、着実に単価は上げていけます。
わたしはライターを1年以上続けてきましたが、挫折せずにすむためにはいくつかコツがあると考えます。
わたしが考える挫折しないためのコツは、以下の3つです。
- 「ゲーム感覚」で楽しむ
- 「戦略」をたててみる
- 興味がもてる案件を受ける
大きなポイントは、楽しむこと。それに加えてこの3つのコツを意識すれば、きっと楽しくライターを続けていけるはずです。
それぞれご紹介します。
4-1.「ゲーム感覚」で楽しむ
モチベーションを維持していくために大切なのが、「ゲーム感覚」で楽しむことです。
クラウドソージングに登録したらゲーム開始、案件を受けられたらレベルアップ!といった感じで、ゲームのように楽しむと、仕事を続けやすくなります。
レベルアップとともに、自分へのご褒美を設定するのもいいですね。
ゲームは人を熱中させる強力なパワーがありますが、そうした仕組みをゲーム以外の分野に持ち込むことをゲーミフィケーションというのだとか。
ライターを始めるときは、ぜひレベルアップしていく自分をイメージしてみてください。
4-2.やるなら本気で!「戦略」をたててみる
ゲーミフィケーションの一環として、「戦略」をたててみるのも有効です。
ここで言う戦略とは、「どうすればより早く高単価の依頼を受けられるようになるか」など、より効率的に仕事を受けるための方法を考えていくことです。
それに合わせ、具体的な目標もたてておくといいでしょう。
私の場合、次のように戦略をたて、実際にライターとしてレベルアップ(ランクアップ)していきました。
- 実績がないので、ブログを始め、書籍を書いた
- 高単価案件がもらえるよう、校正を勉強した
- 絵本の仕事がしたかったので、自分で絵本をつくってみた
- 心の悩みに関する記事が書きたかったので、カウンセラー資格をとった
実際に、戦略どおりにこれらの行動は実績につながっていき、安定した依頼をもらえるようになっていきました。
目標として、1年後には月20万円を安定して稼げるようになりたい!と考えていましたが、これもクリア。
目標をたてたことで、達成感とモチベアップにつながっています。
戦略を立てる際は、自分の経歴などもふまえ、自分のセールスポイントを見極めながら依頼をもらいやすいジャンルを考えていくといいと思います。
4-3.興味がもてる案件を受ける
ライターを楽しく続けるためには、自分が興味をもてるジャンルの記事を書いていくことも大切だと思います。
ライターの世界では、美容や金融など高単価をもらいやすいジャンルというのがあります。
しかし、興味がないジャンルについて書くのって、けっこう苦痛なんですよね。
なので、なるべく書いていて楽しいもの、調べた情報が自分にいかせるようなものを選んだほうがいいと思います。
わたしであれば、保育や心理、健康などのジャンルを書いています。
まずは報酬にかかわらず、「楽しそう!」と思える案件を探してみてくださいね。
5.まとめ
スキルも実績もない子持ち主婦でも、しっかり情報収集をして準備をすれば、わたしのように在宅でも稼げます。
コロナによる社会の変化もあり、より在宅で仕事を探しやすくなったともいえますね。
ひとつ言えることは、この1年ほんっと〜に勉強しました!頭の中は常にフル回転でした。
覚えることも多いのですが、自分で報酬をかせげたときの喜びはひとしお。
「家から出るのは難しい」と仕事を諦めていた方も、自分で稼げた事実は自信につながりますよ。
もちろん、家計も潤います!
迷っている方もいるかもしれませんが、まずはクラウドソージングに登録してみるなど、とにかく行動してみることをおすすめします。
>>>ランサーズ登録画面へ
自分の人生を変えるのは、行動のみですよ。
自分らしく生きるため、ぜひわたしの経験も上手に利用しながら、新しい人生を始めてみてくださいね。
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