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こんにちは。たんぽぽ母ちゃんです。
北海道の道央地区で、趣味の家庭菜園をしています。
今回は北海道での二十日大根(ラディッシュ) の育て方をご紹介します。
北海道での二十日大根の育て方
栽培スケジュール
- 5月上旬 土起こし、堆肥、石灰散布、元肥
- 5月中旬〜種まき
- 6月中旬〜収穫
①植え付け時期
二十日大根は、北海道の場合は5月中旬頃から種まきを行えます。
栽培期間は二十日ではなく、30日ほどです。
栽培期間が短いので、5月以降であればいつでも栽培可能です。
二十日大根は20度前後の気温が1番生育が良いため、 春撒きであれば5月、 秋撒きであれば8月中下旬頃に撒くのが育てやすいでしょう。
②植える前の準備
◯土の準備
植え付けの2週間前までに、土を10センチほどの深さまで耕し、 堆肥を入れます。植え付けの1週間前に、有機石灰、 肥料を入れます。
1平方メートルあたりの目安
- 堆肥は20ℓ
- 有機石灰を3掴み(150g)
- 元肥として化成肥料や鶏糞を2つかみ(100g)
少量の栽培の場合、プランター栽培のほうが簡単です。
その場合、土は市販の野菜用培養土を使用しましょう。
土に塊があるとカブの形が悪くなる原因となるので、 しっかり耕しておきましょう。
プランターがない場合、 牛乳パックや横にしたペットボトル等でも簡単に育てることができ ます。
◯条前と株間
二十日大根は種を条撒きにします。
条前は20センチ空け、1センチ間隔で種を撒きます。
最終的に株間が5センチ間隔になるよう間引きます。
◯二十日大根の種類
二十日大根は丸いものや小さい大根のような形のもの、 赤や白など様々な種類があるので、お好みで選びましょう。
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色々な種類がミックスされたものも売っています。
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③植え方
- 土全体に、たっぷりと水を染み込ませます。
- 支柱や棒を使い、5ミリほどの撒き溝を付けます。
- 1センチ間隔で種を撒いていきます。
- 周囲の土を人差し指でつまむように、種の上に軽く土を被せます。
- 上から土を軽く押さえます。(鎮圧)
- 発芽が揃うよう、撒き溝の深さを均等にする。
- 二十日大根の発芽には光が必要なため、
土を被せすぎないようにする。 - 種まき後は、種が水で流れないよう優しく水をやる。
ちなみに、種を密集させて撒くと、発芽率が良いので間引きが大変になるので注意しましょう。
④収穫までのお世話
◯水やり
二十日大根は発芽率も良く、一日で発根し、3日ほどで発芽します。
発芽までは土が乾いていたら優しく水をやります。
発芽後は降雨でも育ちますが、 土が乾いていたらたっぷり水をやるようにしましょう。
◯間引き
間引きは2回ほど行うと良いでしょう。
間引きのタイミングは、 隣どうしの葉が重なるようになった頃です。
- 本葉が出揃った頃、1回目の間引きをします。
- 本葉2、3枚の頃に2回目の間引きをし、
生育の良いものを残し、5センチ間隔にします。
間引いた後に株がぐらつくようであれば、土を寄せてやります。
⑤収穫時期
二十日大根は種まきから約1ヶ月で収穫できます。
直径2〜3センチになった頃が収穫時です。
これより大きくなると実が割れてしまったり、 スが入って味が落ちてしまいます。
◯二十日大根の調理法
二十日大根は生で食べると少し辛みがあります。
サラダにしても色鮮やか美味しいですが、 汁物に入れるなどしてして火を通すと辛みが和らぎます。
スライスしてピクルスなどに漬けても美味しいです。( かんたん酢を使うと簡単ですよ。)
まとめ
二十日大根は1ヶ月ほどで簡単に栽培できるので、 家庭菜園初心者にもおすすめの野菜です。
牛乳パック栽培や、お花の鉢に一緒に植えてみたりと、 少しのスペースに手軽に育てられるのが魅力です。
コロッと可愛い二十日大根、ぜひご家庭で育ててみて下さい。
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