こんにちは、たんぽぽ母ちゃんです。北海道の道央地区で趣味の家庭菜園を楽しんでいます。
チャイブは花もかわいく、花も葉も食べられるので、庭に一株は植えておきたいハーブです。わが家も毎年お花や収穫を楽しんでいます。
今回は、チャイブの花と葉の簡単で便利なレシピ・活用方法をご紹介します!
そもそも、チャイブって?
チャイブはあさつき(小ネギ)の仲間の西洋種です。
花もあさつきによく似ていますが、花が若干大きい、夏も休眠しない、香りが若干穏やかなどの特徴があります。
基本的にはネギの仲間なので、葉は小ネギのように活用できますし、きれいな花も食用にできます。
フランスではシブレットと呼ばれ、スープやサラダに散らしたり、バターに混ぜ込んだりなど幅広く活用されているのだとか。
チャイブの花には若干のネギの風味とかすかな甘さがあり、エディブルフラワーとして活用できます。
チャイブの葉っぱのレシピ・活用法
チャイブの葉っぱはやわらかなネギの風味がするため、どんな料理にも合わせやすいのが特徴です。
わたしは生のネギが苦手なのですが、チャイブだと風味や辛味が少なめなので食べやすいと感じます。
洋食・和食それぞれの、おすすめのレシピ・活用法としては、以下があげられます。
〈洋食〉
- ポタージュやスープに散らす
- オムレツに混ぜ込む
- クリームチーズに混ぜ込む
- パンに混ぜ込む
- バターに混ぜこむ(ハーブバター)
洋食なら、スープやサラダに散らしたり、チーズやオムレツに混ぜ込んでいただくのがおすすめ。
このなかでもチャイブバターは、保存も効くおすすめレシピ。柔らかくしたバターに切ったチャイブを混ぜ込むだけと、作り方も簡単です。
作ったチャイブバターは、パンに塗ったり茹でたじゃがいもと和えたりして使用します。冷凍保存も可能です。
〈和食〉
- 小口ネギとして使う
- 卵焼きに混ぜ込む
和食に使用するなら、小ネギがわりにするのがおすすめです。牛皿から納豆ご飯まで、どんな料理にも合いますよ。
チャイブの花のレシピ・活用法
かわいいチャイブの花のおすすめレシピは、天ぷらです。知り合いに教えてもらってから、すっかりハマってしまいました。
ネギの風味は消えてしまうのですが、コロっとした丸い見た目とカリッカリの食感を楽しめます。
作り方は、衣を絡めて180℃の油でさっと揚げるだけ。 食べやすい大きさとかわいい見た目に、子どもたちもパクパク食べてくれます。
チャイブの花びらは生のまま食べることもできますが、若干ネギの辛味があるので大人向き。
サラダに散らすとキレイですが、ネギの辛味もぴりっときます。
ネギの辛味が気になる方は、甘酢系の料理に合わせるのがおすすめですよ。
花をお酢に漬けてネギの風味をお酢に移すチャイブビネガーも定番ですが、使い道が難しいのでわたしはあまり作りません。
使うとしたら、ドレッシングに利用するのがいいかなと思います。
チャイブの葉の保存法
チャイブの葉は、刻んで冷凍しておくこともできます。
冬になり枯れる前に根元から刈り込んで保存しておけば、冬の間もチャイブを楽しめます。
保存のコツは、キッチンペーパーを下に敷いておくこと。そのまま冷凍してしまうと霜で塊になってしまうのですが、キッチンペーパーを敷いておくと水分を吸ってくれてパラパラの状態で使用できますよ。
使用の際は、凍ったままですぐに使えます。
チャイブの育て方のポイント
チャイブは北海道や北国では育てやすく、ほとんど放任で育ちます。宿根草のため、一度植えると毎年生えてきますよ。
種が落ちれば、種からもどんどん増えていきます。
初めてチャイブを育てるときは種からも簡単ですが、園芸店のハーブコーナーで苗を購入すればすぐに収穫を楽しめます。
葉先が黄色くなるようなら肥料切れなので、適量追肥してやりましょう。
お花は観賞用としても楽しめますが、種をつけさせると株が弱ってしまうので、葉をたくさん収穫したい場合は種がつくまえに摘み取ることをおすすめします。
まとめ
毎年元気に生えてくるチャイブは、観賞用としてもぜひ植えてほしいハーブ。
ちょっとだけ彩りが欲しいときにも、庭から小ネギがわりに拝借できるので便利です。
お花から料理まで、ぜひ上手に活用してくださいね!