こんにちは。たんぽぽ母ちゃんです。
北海道の道央地区で趣味の家庭菜園をしています。
今回は北海道でのリーフレタスの育て方をご紹介します。
北海道でのリーフレタスの育て方
栽培スケジュール
- 4月中旬 種まき
- 5月中旬 植え付け
- 6月中旬〜収穫
①植え付け時期
レタスは15度〜20度の冷涼な気候を好むので、北海道では5月から初夏にかけて、とても育てやすいです。
レタスは種からでも簡単に育ちます。育苗時にひょろひょろになることもありますが、地植えにすると新しい丈夫な葉が生え、しっかり育つことが多いですよ。
種を撒く場合は、4月中旬頃、ポットに2、3粒ほど撒きます。発芽率がいいので、3日ほどですぐに芽が出てきますよ。
苗を購入した場合も、植え付けは5月中旬〜6月上旬頃に行います。寒さに強いので、少し早めに植え付けても問題なく育つでしょう。
②植える前の準備
◯土の準備
植え付けの1週間前までに、20センチほどの深さまで土を耕し、堆肥、石灰、元肥を混ぜ込みます。
1平方メートル当たりの目安
- 堆肥を20ℓ
- 有機石灰を5掴み(200g)
- 元肥として化成肥料や鶏糞を2掴み(100g)
◯畝立て
レタスは成長するともりもり大きくなるので、幅90センチ、高さ10センチほどの畝を作り、30センチ間隔で苗を植えると良いです。
◯苗の準備
品種は、グリーンリーフやサニーレタスなど、お好みの品種を選びましょう。
グリーンリーフはしっかりして歯応えがあり、サニーリーフは少し柔らかいです。
レタスの仲間のサンチュも、同じように育てやすいのでおすすめです。
③植え方
- 植え穴を掘り、穴にたっぷり水を入れます。
- ポットから苗を抜き取り、根鉢を崩さず植え付けます。
- 土を寄せ、軽く押さえます。
- 植え付け後、もう一度しっかり水をやりましょう。
④収穫までのお世話
◯水やり
レタスは多湿を嫌うので、水やりは土が乾いてからで大丈夫です。
乾きすぎも味が落ちるので、土が乾いている時はしっかり水をやりましょう。
◯追肥
元肥のみで育ちます。追肥は必要ありません。
肥料をやり過ぎると苦味が出ます。
⑤収穫時期
株の大きさが30センチほどで、本葉が10枚以上になったら収穫のタイミングです。
株の外側から、1枚1枚葉っぱをはがすよう、必要な分を摘み取っていきましょう。
中心から次々とまた新しい葉っぱが生えてくるので、一株でも食べきれないほど採れますよ。
レタスは気温が上がってくると、とう立ちと言って花を咲かせます。
花が咲くと葉に苦味が出るので、とう立ちのために中心の葉っぱが伸びはじめてきたら収穫期は終了です。
レタスの花をそのままにしておくと、たんぽぽのような綿毛を付けます。これを乾燥させて撒くと、簡単に発芽し、またレタスを育てることができますよ。
まとめ
レタスは北海道の涼しい気候に合っているのか、失敗知らずです。
毎日食べきれないほど取れるのでおすすめですよ。
うちでは、きゅうりなどの成長の遅い夏野菜の間に植えて、スペースを有効活用しています。
ちなみに、レタスは水耕栽培でもとても育てやすいのでおすすめですよ。
水耕栽培については、以下の記事をご覧ください。